ペースメーカーを入れるまでの話22[決断] | キャシーのヒマな人のための痛いブログ

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身の回りのお気に入りのものとか勝手に紹介して自画自賛とかします

今まで

大きな病気をしたことのないわたしが

 

30代で

完全房室ブロックと言われて

 

ペースメーカーを入れるまでの話

 

 

 

主治医の先生の勧めもあって

 

職場の循環器医に

話を聞きに行ったわたし

 

 

微妙なところは

 

やっぱり

 

 

「症例をたくさんみてる

専門の先生に聞いたほうが良いでしょう」

 

 

と言われて

 

だよなー

 

 

と思ったところで

 

 

最終的に

 

その専門の先生である主治医が

 

「オススメします!」

 

と言ったので

それを聞いておこう

 

と思った

 

 

ただ決める前に

もう一度確認したいことを

ちゃんと確認して

 

手術の予約をして帰ろう

 

と決めて

 

大学病院の外来に行った

 

 

この日は

もともと手術のことを

決める予定だったから

 

先生も

時間を長めに取ってくれた

 

 

確認したことは

 

「今はブロックの発生に

バラツキがあるけど

これは植え込みをタイミングを決めたり

いつ進行するのか予測するのに

役に立たない、関係ないことですか?」

 

「関係ないです!」

 

ほう

 

 

「今の時点で

ブロックの原因となり得る

他の治療のできる疾患は

見つからなかった

と言うことで良いんですか?」

 

「そうです!」

 

 

「入れても

自覚症状が改善しない人がいる

ってことでしたが

急な心拍の低下や失神を防ぐのに

入れて置くこと自体は

有益だと思って良いんですか?」

 

「もちろんそうです!」

 

「でもこの心電図をみていたら

まあまず入れたものを出そう

とはならないでしょう」

 

 

いつものように

即答返しw

 

 

そして先生が付け加えたのは

 

「苦しくなってから入れようとすると

入院期間が長くなってしまったり

失神して怪我をしていたり

で患者側の不利益のほうが多い」

 

「いつまでも入れずに粘る人もいるが

本人は平気 と言うが

明らかに苦しそうだし

入れたら楽になるんじゃないか?

と思うこともあるけど

それは本人の選択だから…」

 

 

ここはモヤモヤ話していた

 

 

 

苦しくなってから入れようとすると

患者側に不利益の方が多い

 

 

というのが

わたし的には一番効いた

 

 

仕事も休むなら

計画的に休みたいし。。

 

 

「じゃあやりたいです。。」

 

とお伝えして

具体的に

 

手術のこと

合併症のこと

入れた後の生活のこと

 

と説明を受けた。

 

 

「わたしのQOL(生活の質)は

ほぼ変わらない ってことで

良いですか??」

 

 

1番気になってたこと

 

ペースメーカーを入れたせいで

具合悪くなるんだったら

当たり前に入れたくないのだ

 

 

先生は

 

「いやたぶん

ちょっと上がるんじゃないかな?」

 

 

苦しくなることがなくなれば

QOLは上がる

 

ってことかな?

 

 

最後に

一応聞いておこうと思ったこと

 

 

わたしは

 

エブリデイリュックの

 

リュック信者である

 

 

もうリュック以外はいらない

 

かわいい流行りの形のカバンを

見たところで

 

ま、わたしは

リュックしか信じないからな

 

関係ないわ

 

 

と思っていた。

 

 

リュックは植え込み部に

当たる気がしていたので

 

術後しばらく使えなかったり

するのかなあ?

 

と思って

 

 

「先生!

わたし毎日リュックなんですけど!」

 

 

と言うと

 

 

先生は

申し訳なさそうな顔で

 

 

「リュックだめです。。」

 

 

はい?

 

「リュックだめなんです。。」

 

 

「え!ずっと!?」

 

「はい…」

 

「え!一生!?」

 

「はい…」

 

「え、ずっと????」

 

「はい」

 

 

高い声で

3回聞き返してしまった。。

 

 

予想外だった

 

まさか

 

最愛の

 

 

リュックが禁じられるとは…

 

 

見た目なんかより

 

ずっと

ずっと

 

由々しき問題

 

 

リュックとの永遠の別れ…