ご存知の方もおられるかと思いますが、私は周回というものがどうにも苦手。正しくは周回し続けることが苦手なのです。
そんな私にとって周囲コンテンツメインのコラボ期間はどちらかといえばお休み期間。スタ半が来たら装備を作りに行くかな、ああ今回は神威も必要か…くらいのお気楽スタンスです。
私自身は雑食ゲーマーなので、こういう期間に新作アプリ漁りをすることもあります。今回が割とそう。今日はその際のリセマラの話。
ーーーーーーーーーー
皆さんはリセマラする方ですか、しない方ですか。最近銀魂から入られた方なら銀さんとかでスタートしたりするんですかね。
私は割としがちなのですが、ポコダンに関してはやってません。オクトパイレーツでスタートした身です。当時はドロップキャラがモアイから出てましたからね、そういうスタートもあるのです。(それにしてももう少し他になかったか当時の私よ)
この前の週末から昨日くらいまでだと「星になれ」と「機兵とドラゴン」に手を出して、せっせとリセマラをやってたわけです。
前者は限定単発と常設22連でリセマラの度に毎度アカウントが必要になるタイプ。最近の大陸系に多いやつですね。リバース1999とかもか。
機兵の方は最初に最高レアの排出数にも制限のない引き直し放題10連、そのあとだいたい30連。データリセットもアカウント不要で割と楽。
ーーーーーーーーーー
リセマラに対する匙加減はポコダンでも割と話題になるところ。ポコダンの場合は初期配布の石を少なめにしたままで、初期ミッションの報酬を厚めに、というプレイさせる方針に年月をかけて変化してきた感じです。
今なら昔ほどダウンロードにも時間かからなくなってますしね。完璧ではないですが、良くはなってます。これでも。だいぶ。
ーーーーーーーーーー
さて。さっきの2つ。結局今どうしてるかというと、両方ともやめてます。
まず星の方。こちらは単発でコンマ何%とかいう限定が引けるでもなく、また連携アカウント要求によるリセマラ回数の少なさもあり、特に華のないスタートとなりました。
画面が暗くなりがちだったり、ベルトアクション系だけど敵味方の見分けがしにくいなど、リセマラ以外の要因ももちろんありますが、ガラス越しに餌を見せられた上でろくに食べることが出来なかった空腹状態では、特にそこまで強いモチベーションを喚起されることもなく。
別にこれじゃなくて良いですしね、遊ぶにしても。ということで、特に惜しまれることなく流れました。持ってるアカウントは使い切ったので気が向いてもやりようがない、というのはこの手のタイプの弱みかもしれませんね。捨て垢無駄に作るのも好きじゃないですし。
ーーーーーーーーーー
続いて機兵の方。こちらはリセマラがまず終わらない。なんせ、その気になれば最高レア度のキャラ複数ともっと確率の低いドラゴン複数を一度に揃えたとこから始められるわけです。
最終的にはドラゴン4体(限凸用の被り3)にキャラ1体みたいなスタートをしたわけですが、その数時間後に燃え尽きました。早かったなあ。
これ、原因が明確で。リセマラのゴールが与える快感や達成感が大きくなり過ぎて、リセマラのゴールが機兵そのもののゴールとイコールになっちゃったんですね。
本編のスタートを楽にするための準備運動が、それこそ神引きを晒しあえる競争の場みたいになってしまう。目的がズレちゃうんですね。
そして、本編は特に序盤であれば地道に始まるものが多く、ここでリセマラゴール=最初のピークとの落差が大きいと、本編が必要以上に退屈で平凡に見えてしまいます。
ーーーーーーーーーー
この2点。「眺めるだけの当たり」と「リセマラの本編化」はどれだけゲーム本編が面白くなるように作られていても、そこまでの興味を持続させられない原因となりうるもの。
そこへいくと、あくまで本編プレイそのものへと誘導していくポコダンのリセマラ方針は、こうやって考えると理にかなっているところがあるんだな、と思うようになったり。
ただまあ、方針は良くても今の初期体制だとまだ眺めるだけの側になりがち。
最初の石がもう10連分増えるとか、顔合わせの制限をなくすとか。常設のみの引き直し系もありかもしれません。あるいはステップアップの時間制限撤廃なんかも目標として設定させやすくていいのかも?
ともかく今よりあと少し、最初の手持ちが楽になると始めやすく続けやすくなるのかなと思います。
ーーーーーーーーーー
そもそもの方針、初期配布量。各種確率にゲームの仕様。リリース時なのか、もう何年もやってるアプリなのか。様々な要因で最適なやり方は変わってきます。
リセマラの匙加減。緩めすぎてもキツすぎてもダメ。人の興味をひきつづけるというのは、とかく難しいものです。本編そのものの魅力も必要ですしね。
10周年を迎えるご長寿アプリであるポコダン。ここまで来ると同じ年月を重ねた隣近所も減り、残ったものもそれぞれの道へ最適化をしています。真似てうまく行くことばかりではありません。良い匙加減にたどりつくことを願っています。