最近は割とアリーナ中心のポコログになってしまっていましたが、それもひとまず今日まで。最後は個人的な成績云々とは関係なく、
『アリーナセツナ杯はイベントとしてどうだったのか』
というイベントとしての振り返りを、良かった点、気になった点&改善要望の構成でもってまとめてみたいなと思います。
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まず良かった点。
・チーターへの対処が比較的早かった
→どうせやるならもっと上手くやれと思ってましたが、そんな細かな調整が出来ないからチーターやってるんでしょという返しにぐうの音も出なくなりました。そりゃそうか。
それはさておき、どうしても噴出するチーター問題。昔からデータリークなどに対してザルだったため、今でも新キャラ実装後即ガチャ開催みたいな更新スケジュールにしてるような運営ですし、この手のものを根絶するのは難しいかと思います。コスパも悪そう。
しかし、根絶は無理でも対処療法として行うランキング排除等の速度は素晴らしいものがあったように思います。おかげさまで快適さはある程度保たれたのではないでしょうか。さあ、あとはタワーとかのもその調子でポンポン弾いていってください。
・環境変化を試みた
→初めてに近いレベルの大型仕様変更を2点(特別部門のレギュレーション変更と編成枠増加)ほど加えることで、アリーナ環境全体への刺激や変化を試みた。そのこと自体は大いに評価に値します。
変更内容の有効性や妥当性、狙った影響が与えられたのかどうかなどについてはまた別の話となりますが、この挑戦的な姿勢についてはこれからも持っていて欲しいなと感じます。
・なんやかんやあってもつつがなく終わった(少なくともそう見える)
→後述の不具合問題はありますが、それでも期間延長などは起きず、比較的平穏無事に終われたような気がします。まずはそれが一番。
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続いて気になった点。
・発生した不具合の告知が分かりにくい
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セツナ杯では上記のような不具合が起きていましたが、どのくらいの方がこれを認知しておられたでしょうか。ちなみに私は最終日に知りました。
こういう防具やタイプキラーも使われることがあるアリーナにおいてタイプ設定の不具合というのは、結構スコアに響く人も出てきます。
今回は雑魚のタイプ統一も無かったので利用した人は少なかったかもしれませんが、先日までやっていたサブアカウントでのアリーナチャレンジでも神キラーを採用するか割と真面目に考えていました。結果としてやらなくて正解だったようです。
人のやることですから、ミスを無くせとは思いません。それは無理。チェックはしようねとは思いますが、それも人のやることの一部でもあります。
不具合発覚後の対応方針も良かったと思います。なんにせよ、“開催期間中”の環境変化は起こしてはならないもの。よりスコアが出る方に変化すればそれまでが茶番になり、有利に働いていた不具合などを正せば、たとえそれが正常化であってもその後のスコアは以前を越えられず消化試合になります。だから“最中”に変えてはいけない。変えるならあくまで最初から。
ただ、告知はしなくてはならないのです。それをしないと、不具合を知るものと知らないものの間に不公平がうまれます。
告知そのものはありました。お知らせの端、その他/不具合タブにのみ。しかし、それでは人の目に留まりません。幻想キャラのレアリティアップなど他の情報はトピックスにもあるのにこれはないところから見ると、隠しているようにすら思えます。今更不具合を恥じるような発生頻度じゃないでしょうに。
お知らせを開くと最初に表示されるトピックスに、開催中の記事への追記ではなく単独記事として不具合報告を行い、上記の方針を伝える。そこまでやって初めて周知義務を果たしたと考えます。
基本的な対応については素晴らしかっただけに、惜しいなあという気持ちが残りました。
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・コラボキャラ依存度が高すぎる(特別、星5)
→まず、基本的にどの部門においても今回の仕様変更で変わらなかった部分があります。
それが“誘導からのコンボゲー”であるということ。コンボ数が命でありすべて。そのために誘導があり、それを活かした配置に敵を揃えられるかが肝と言ってもいいでしょう。
となると、モンスターにも双剣、連撃タイプが求められます。星7はそれでもバリエーションがある方ですが特別、星5はそうはいかない。
特別部門であれば鬼滅、および東リベの2コラボでコラボ内最高難度の単体クエストを周回してドロップキャラをせめて片方でも完成させていないと、高ランク争いの資格すらありませんでした。攻撃力が高く双剣、連撃タイプである。その時点で選択肢が直近のコラボキャラしかないのです。
以前はそれらの位置に季節ドロップなどが存在しており、それらの格差を緩和するための各種クエスト開催が今回もありましたが、仕様変更により金枝系が混ざったために大きく変化。
任意での再復刻が行えないコラボキャラが幅を利かせすぎ、去年の6月からやってないと上を目指せない、目指しようがないという有様になっていました。
また、それらの存在を前提としてスコアボーダーが設計されているため、やれてない人にはとにかくハードルが高くなっていたように思います。
しかし特別はそれでも編成面ではまだマシでした。星5は輪をかけて悲惨です。
基本的にコラボ産のガチャキャラはここ数年星7のみで構成されています。あっても6→7や5→6→7などで、5止まりのキャラはいません。ではこちらをご覧ください。
こちらは今回対象となった水属性、その星5かつ双剣タイプの所持者一覧です。連撃タイプはそもそもいません。この中で星5部門で使えないキャラを除くと、
はい、もう5体しかいないんですね。コノハナサクヤがあるからあと2枠はコラボキャラから持ってこないとコンボ数稼ぎで追いつけない=絶対に上にいけない。これも編成枠が増えたことによる格差の拡大です。
なお、進撃の巨人コラボは2022年4月がラストのはず。まどかは最後がもう少し前だったはず。それがランク争いに直結するわけです。それはあんまりでしょう。
ただ、あまりに前のコラボに依存しているため未所持層もそれなりに厚く、上と下のスコアが大きく離れただけで上は上、下は下で争いとして成立はしていたように思います。これを成立といっていいのなら、ですが。
とはいえ、あまりにコラボキャラへの依存度が高くなっており、これには何らかの是正が必要なように思います。
安易にコラボキャラの締め出しを行うとコラボクエストの周回意義にも関わりますし、1体だけでも許可すると玉壺必須環境から結局逃れられない、なんてことは起こりそうで難しいところ。良い落としどころを見つけられるといいのですが。
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・なにあの大攻略ガチャのラインナップ
→引けた引けないはまあ置いときます。なんでクタニドなかったの…。バランス云々もそうですが、あいつ今売らないでいつ売れるの…。という気持ちが拭えません。
デスティノは期間中にいなかったものの直前にピックアップがありましたが、ロンドもピックアップなし。プレチケ交換期限も過ぎていたはずだし、これも不自然。
シェムハザも今回の環境でどうかとは思いますが、フール前提ならまあ、まあ。
前述のコラボの件同様、冨岡義勇の火力源としての価値は高かったですが、そうはいってもベストパーティにおいてコラボ枠は彼だけ。しかも直近コラボ。
それに対して運営単独で復刻を決められて必須度合いがより高かったクタニドは欠席。理由があるなら聞いてみたい気もします。最後の復刻がいつか覚えてますか。
そのせいで、持つものと持たざるものの格差は確実に存在し、違う階級の選手が混ざってランキングを競い合うボクシングみたいな感じになっていました。
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・振り返り放送をやってほしい
運営にしか持ちえない全体データの活用は、コンテンツの活気に影響を与えます。
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・特別部門、星7部門のハイスコアボーダー
→星5はボーダーラインの変更がなく、編成数は増えたためハイスコア報酬の獲得が前より容易になっていました。
しかしボーダーが75→180、350→520万にそれぞれ上がった特別と星7部門。上げ幅は妥当だったのでしょうか。
ボーダー達成率、スコアの平均と分布具合、ボーダーラインのポイントはそれぞれの部門でどのランクに位置していたのか。
そういったものから、改めて見直して行く必要があるのではないでしょうか。特にコラボ依存度の高い特別部門は念入りな調整が必要かと感じました。
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・運営自体にアリーナを盛り上げる気、ある?
→運営内にもせっきーはじめプレイヤーは存在していますよね。記憶が違ってなければですが、名前がなかったような気がして。
運営側に属すプレイヤーがランクインし一般プレイヤーに影響を与えないよう、ランクからは排除してあるとかなら良いのですが、やってすらいないとかないですよね。
他にも、以前ならからしさんとせっきーでスコアを争ったりする様子が漏れ聞こえてましたと思いますが、何かそれっぽいことしてましたかね。というか、アリーナについて何か発してますかね。
公式アカウントもアリーナ中は基本的に沈黙しますし、プロデューサーの公的な発言もRPしないとこはアリーナに限らず変わりませんし、広報的に考えて開催中であることを周知する価値のないイベントと捉えてるんでしょうか。口調の定まってない感じがするセツナのイラストもいいですが、アリーナ最終日にその告知とかなくていいんですか。
コラボキャラを使わない縛りとかでボーダー越えを狙ってみるみたいな配信くらいなら情報面でもランク争いにそこまで響かず、むしろ参考になる側面が強いでしょうし悪くないと思ったりするのですが。アーカイブ残せば公平性もある程度保てますし。
なんというか、運営の熱量を感じにくいアリーナだったなと思います。
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良いところも、直すべきところも、変わると良いなと思うところもある、そんなアリーナでした。先に述べたように、なんとか平穏に終わったのも確か。ひとまずはお疲れさまでした。プレイヤーも運営のみなさんも。次のことはその時に、改めて考え直してもらえたらいいなと思います。