No.205 スキルチャージもあれこれ増えたし、一度整理してみよう | ポコダン モンスター採点図鑑

ポコダン モンスター採点図鑑

ポコロンダンジョンズに登場するモンスターは数多く存在します。その中でも限界突破が可能な星7のキャラを中心として評価、解説していきます。記事内各項目の見方などについては『テーマ』→『はじめに』よりご確認ください。

 回すまでは楽しいんですけどね、でおなじみの年末年始ラッシュ。今回の目玉はネオということになるかと思いますが、だいぶ増えてきましたよね、スキルチャージの手段。


 そろそろ比較しといた方がいいんじゃない?ということで、今回は今思いつく限りのスキルチャージ手段および他の方法と比較した際の強みと弱点。そんな感じでやっていこうかと思います。


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 その1 《チャージLS》


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 いまやおなじみ、チャージLS。これはエーテルのものですね。お世話になっている人も多いことかと思います。所持者も最多。

 特徴としては
・全属性のモンスターおよび武器がチャージ対象になる(パーティのチャージ数が倍になるため)。
・発動のHP条件が(今のところ)必ずある。

 というものが挙げられます。

 エーテルLSの下で水床をなぞれば、パーティ内のモンスターは属性に依らずすべて、武器も含めて倍速チャージとなります。

 他と比較した際の強みとしては
・LSであり、スキルカウンターなどに直接的には引っかからない。
・維持できている限りは毎ターン持続する。
・武器のチャージ加速が出来る。

 というものがあり、逆に弱点としては
・ターンごとのチャージ増加量が不安定(61~0)
・先制攻撃や恨みなどでHP条件を崩されると回復されるまで発動出来ず、回復上限設置などによる強制的な発動封じが実装されている。

 というものが挙げられます。やはり花形スキルだけあって、対策は多くとられており、高難度になるほどそう易々とは使わせてもらえません。

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 その2 《チャージAS》


 エアやバース、カゲツの持つAS。こちらの特徴としては

・ASであり、特定属性のモンスターのみを対象とする。 
・同系統スキル使用制限が必ずついている。
・使用した本人のスキルはチャージされない。

 こちらの強みは
・チャージ量の多さと安定性。50チャージはASによってはフルチャージになるレベルの量。
・ASタイミングで即時チャージ出来るため、なぞる前にチャージされたASを使うタイミングがある。
・HP条件がなく、どこからでも大幅チャージが出来る。

 というところ。一方で弱点としては
・武器のスキルチャージが出来ない。
・毎ターン使えない。そのため毎ターン16程度のチャージ加速にしかならないともいえる。
・ASなのでスキルカウンターを受ける。特にこのASは無凸だとチャージ以外の役目がないため、スキルカウンターによるスキルドレインに対し極めて弱い。

 などが挙げられます。特にスキルドレインカウンターに弱いのはネックのひとつ。スキルを即使えるようにするためのASなのに、結局誰も即時使用出来ないままになってしまいます。(アスカとかリーダー時甘露寺とか一部例外は除く)

 また、10チャージくらいの小チャージASも存在。配布の和装レムとかタナトス斧とか。これらもチャージASではありますが、コストの重さがネック。武器枠でチャージが出来ることの強みがあるので私は好きですが、世間的にはあまり使われてる印象が無いですね。
 チャージLS下で微妙にバラけ、あと数歩足りない変換使い。そんなときのひと押しにいいんですよ、案外。ちょっと宣伝。

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 その3 《スキルチャージアイテム生成》


 ちょっと特殊なパターン。能動的なアイテム生成によるスキルチャージです。

 こちらは
・アイテム状態で残すことで壁として使ったり、チャージタイミングとAS使用タイミングをズラしたり出来る。
・フロア移動時にも回収されるため、極めて無駄がない。
・武器チャージも可能。
・チャージ量が1つにつき25%(端数切り捨て)であり、複数個作れるならAS1回におけるチャージ量も相当なものになる。
 
 などの特徴があります。独特な反面、弱点も多く、
・ASによりトドメをさせないとアイテム化せず、雑魚の湧き方に利用の可否が大きく左右される。
・割合チャージなため、ドラケンのような最速21コストのキャラは5チャージにしかならないなど、よく使われやすい軽量ASのキャラほど恩恵が小さくなる。
・AS解決時点では1チャージも行われておらず、回収に向かうルートの用意が必要になる。
・リチャージタイミングを遅らせる方向にはズラせても、AS使用からリチャージまでのタイムラグは埋められない。

 など様々なものを有しています。現状アルケミー専用ではありますが、実に独特。割合チャージなのでサブでの炭治郎のチャージもしやすかったりするのは面白いところですね。

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 その4 《チャージ状態の付与》


 ビャクレンやイヴシンラあたりが持っている能力になります。この能力の良いところは

・武器のチャージ加速が可能。
・HP条件がなく、そのうえでチャージLSのようなことが出来る。
・スキル使用制限などの条件がなく、毎ターン使える。
・変換とセットになっていて、チャージ量がある程度安定化されている。

 と、このあたり。特に毎ターン使えてHP条件がないというあたりでエアやエーテルと差別化を図っているかたちになります。

 この能力の弱点は
・ASコストが重めで、毎ターン利用には偏って編成かドロップ運、あるいはスキル上げのための育成コストのどれかを要することが多い。
・スキルドレイン系のカウンターはともかく、気絶、混乱、眠りなどのカウンターを受けてしまうと、チャージすることなくターンが終わってしまうことも。
・プラスの状態異常付与であるためディスペルアタックのカウンターにも弱い。

 などでしょうか。特に重さは気になる人が多いかも。エア系列も同コスト帯ですが、あちらは使用制限のせいで意外と気にならなかったり。毎ターン使える仕様だからこそ感じる問題ですね。

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 その5 《条件つきオートチャージLS》


 ネオから登場したLS。今は1人ですが、今後ほぼ間違いなく色違いが出てくることと思います。条件がビットかどうかはともかく。

 こちらの特徴は
・LSであるがASを使わないと発動しないためスキルカウンターなどへのケアが必要になる
・HP条件がない。
・チャージタイミングがターン開始時。
・武器は対象外。

 など。これらから出てくる強みとしては

・条件を満たしている限りノーコストでオートチャージがなされる。
・HP条件がなく、利用制限もない。
・チャージ量は限凸済みネオであれば毎ターン20%と高め(ただし割合なので低コストASとの相性はイマイチなところもある)
・スキルドレイン攻撃に対して異常に強い。敵の攻撃→オートチャージ→自ターンとなるため。999ドレインみたいなことで無い場合、ドレイン量は10程度が多く、そのくらいならカバー出来ることがほとんど(スノーホワイトなど例外あり)。

 など、良いところはたくさん。しかし、気になるところも

・最初のチャージは2ターン目開始時となり、ボス戦開幕時に欠けていたスキルの補填が出来ない。
・同様の理由により、道中においては1ターン突破していく限りチャージタイミングがない。
・ビットを守るために囮となる動きを求められやすく、被弾機会が増えやすい。
・普通のなぞり+20%チャージだとリチャージに2~3ターンを要しやすく、エアのような即時性はない。

 などなどそれなりにあったりします。
 ビャクレンと組むと、あちらに見られる「あとちょいチャージ出来てない」を解消しやすくなり、こちらの弱みであるリチャージに必要なターンの長さを縮めやすくなるなど相互の補完が行えて結構良さそうですね。

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 番外編 《チャージBS》

 ブレポコにおけるブレイブスキル。特定床をなぞったときとスキルチャージ量を常時倍化してくれます。HP条件なし。

 これはエーテルLSなどと重複出来ないため、ブレポコ内に限ればチャージLSやチャージ状態付与より強力なものとなるでしょう。
 一方、ネオやアルケミー、エア系のASとは併用も可能。特にネオは現状水デスになりがちなブレポコ終盤戦の構図に変化をもたらしてくれるかもしれませんね。期待しておきましょう。

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 ということで、増えてきたチャージ関連の能力をサッとまとめてみました。なんか漏れがあるような気がしてなりませんが、その時はしれっと追加されると思います。

 ネオLSは非常に面白く、また強力だと思いますが、あれだって完璧ではない。そういう弱みの補完をキャラの組み合わせや立ち回りで埋めていく。そこまで含めて楽しいキャラだなあと思います。それでは、今回はここまでに。