文章力も発表力も問題ありません | 教師の転職相談室

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-「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ-

こんにちは!
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

-日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家-
教職歴25年、教師の転職コンサルタント/教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。


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私は教師専門でキャリアアップや転職の支援をしています。
 

クラス管理や教務全般に関するご相談は、当然、日常的なやり取りとなりますが・・・

 

次に多いのがお客様の転職書類や書類送付状の添削と、それをもとにした面接指南。
 

その中で、お客様が誤解を抱きやすい一事があります。
 

こんな風に考えてしまうことです。

 

「自分には文章力や発表力が不足している」

 

私の添削や指南を受けてそう感じてしまうのかもしれません。
 

しかし、そのほぼすべては勘違いです。
 

どなたも授業慣れしていますから、文章力や発表力はむしろ高いレベルです。

 

ではなぜ、そんな勘違いにつながってしまうのか?
 

私なりに考えてみたのですが・・・



 

 

多くは 「自分の知らないことばかり」 という焦りが生じやすいためと思います。
 

私とやり取りをして、初めて気付く事柄が多いためにそう感じるのでしょう。

 

でもこれは、実力や能力の差とは言えません。
 

経営者の立場で動いた経験の有無の違いでしかないからです。
 

そのチャンスがこれまで手に入ったかどうかの違いでしかありません。

 

私は教職時代、校長の代役として私学・私塾団体と接触する機会が多くありました。
 

そうした場所では他校の理事長・校長がずらりと居並びます。
 

当然のように会話の内容も学園経営や国家的な教育施策の問題ばかりとなります。

 

また退職後は事業主として、あるいは会社経営者の代役として行動してきました。
 

2014 年にはNPO法人 「親心支援協会」 を立ち上げ、副理事長を務めています。
 

人と会えば、必然的に組織運営や国の未来についての話題が多くなります。

 

こうした違いが元で、お客様は文章力や発表力がないと感じやすくなるのでしょう。
 

しかし誤解ですから、まったく気にする必要はありません。
 

むしろ私のような存在が珍しく、特殊なだけに過ぎないのですから。



 

 

大切なことは、書類を送る組織の経営者に共感できているかどうかです。
 

ですからいつも経営者の主義主張や思想信条を読み解くことに注力していただきます。
 

しっかり調査して、私とすり合わせをし、文章や面接回答を昇華させていくのです。

 

どのお客様も、文章力や発表力のレベルが高いことに疑いようはありません。
 

なぜなら、私とのすり合わせをすれば、とても完成度の高い内容に変わるからです。
 

これは立場の違いを解消して、経営者の考えや理想を消化できたことを意味します。

 

どなたもふだん、知識のない子どもたちに新しい知識を与える仕事をしています。
 

それは文脈を整え、板書を工夫し、子どもたちの理解プロセスを構築する仕事です。
 

もともと文章力や発表力が不足していることなど考えられないのです。

 

企業観や経営感覚を学校でつかむには、学校経営の根幹に関与する必要があります。
 

しかしほとんどの人はそうしたチャンスを手に入れることができません。

 

お勧めしたいのは、ふだんから組織経営に関する情報に触れておくことです。
 

企業人向けのセミナーやビジネス雑誌、経営者のサークル、経営理論ウェブサイト。
 

こうした材料を活用することで、疑似的に経営者の感覚をつかみやすくなりますよ。

 

もしお困りのことがありましたら個別面談をご活用ください。
 

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