転職は本当に適切な判断か

－「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ－

こんにちは！
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」

－日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家－
教職歴２５年、教師の転職コンサルタント／教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。

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「教師の仕事を続けていくのがつらい」

その「つらい」の原因が自分の中にあるのか外にあるのか・・・

客観的に確認したことはありますか？

もしまだでしたら、ゆっくり時間をとって整理することをお勧めします。

自分自身の中に問題の原因がない場合・・・

急いで転職を考えるのはいかがなものかとも思います。

（↑ ハラスメントやいじめ被害があるなら別）

キャリアプランは人生設計そのもの、必ずしも行動が早ければよいとは限りません。

また、自分の外側に原因があるのなら、対策はまだあるかもしれないのです。

ただ、法律や条例・制度などがつらさの原因となっているケースもありますね。

そうした場合、たしかに有効な対策はないかもしれません。

学校内の仕組みを変えるだけでは解決できない可能性が高いからです。

おのずから転職も一つの選択肢となることでしょう。

もし職場の因襲・慣例・仕組みなどが原因ならば、改善の余地はあります。

上司に相談したり、職員会議に提案を出したり、方法はいくつかあるはずです。

それでも改善の見込みがなければ転職を視野に入れていきましょう。

私立学校では、経営陣の人格や方針などが原因となっている可能性も考えられます。

その場合は他校への転任、または経営陣と現場との話し合いが必要でしょう。

内部で解決できない問題は、法律家や公共機関と相談してみるのも方法の一つです。

いずれのケースにおいても、大切なのは「自分が悪い」と決めつけないこと。

当たり前の話で恐縮ですが、「組織は生き物」です。

時間と共に変化もしますし、人員の入れ替えによっても変化していきます。

ですから、タイミングの問題である可能性も考えられるのですね。

必ずしも「教職に適性がなかった」とは言えないケースがあるということです。

いったん焦りや不安を横に置いて、落ち着いて判断をしたいものです。

しかし不幸にして外的環境が原因ではない場合があります。

自分自身が能力的傾向として今の仕事に向いていないケースです。

その時には、なぜ向いていないのか、向いた仕事は何かを考えることになります。

こうした事柄は自分一人で考えても、なかなか整理できないかもしれませんね。

専門家の意見や転職経験者の声を聴く機会は作れないでしょうか。

特に転職経験者と話ができれば、いろいろな注意点や参考事項を知ることができます。

悩みは一人で抱え込むとらちがあきません。

でも、相談することによって一気に解決に向かうことが多いもの。

まずは転職をよく知っている知人や友人に意見を求めてみるのも一案です。

もし周囲に相談できる人がいなければ、お気軽にご相談ください。

私は教職・転職・起業のすべてを自ら体験し、ＮＰＯも設立・運営しています。

ほぼすべてのケースで何らかのアドバイスができると思います。

大切なのは 「自分は、本当はどうなりたいのか」 を知ることです。

そう考えることを自ら封印してはいないでしょうか？

あなたの人生はあなたのためのもの。

他の誰かが勝手に振り回したり、勝手に作り替えたりする筋合いはありません。

ご自分の願望を原点として、もう一度ふり返ってみてくださいね。

あなたは、本当は、どうなりたいのでしょうか？

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