－「教師の仕事はもう嫌だ」と思った時に読むブログ－
こんにちは！
「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」
－日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくす活動家－
教職歴２５年、教師の転職コンサルタント／教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。
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「品格のある大人になりたい」
高校時代、森鴎外の歴史小説が好きだった私は、そう考えていました。
中でも 『安井夫人』 や 『阿部一族』 が好きで、「生き方」 に強い関心を覚えました。
また、大学時代には 『葉隠』 が愛読書となり、死生観を深めた時期もありました。
完成度の高い人生の終焉を迎えられるよう、「よく生きる」 ことを考えていたのです。
そのため、孔子や老子の教えにも深い関心を持つようになりました。
儒教では 「仁・礼・信・義・智」 の五徳を重んじています。
わが国では 「冠位十二階」 にもこの五徳が採り入れられました。
すべてを兼ね備えた「徳」を最高位として。
（徳・仁・礼・信・義・智を、大・小に分けて 12 の冠位としました）
『仁』－ 他者の弱さ・苦しみ・恥を思いやる寛恕の心
『礼』－ 諂い （へつらい） ではなく、他者を重んじる心から来る敬いの精神
『信』－ 他者との関わりにおいてだけでなく、自らをも裏切らない身の持ち方
『義』－ 正しいことを正しいこととして、粛々と守り続ける姿勢
『智』－ 物事の本質・天道のあり方・自然の摂理を理解する智慧
わが国では長い間、こうした徳目を備えた人物が重要視され、尊敬されてきました。
「備えた」 という表現を用いたのには、理由があります。
往々にして出会うのが、「知識」 に偏り 「実践」 を怠る人々。
社会から、また周囲から必要とされる人は、頭でっかちの理論家ではありません。
世の中から必要とされるのは、持てる知識を行動に変換している人々です。
口だけでなく、自ら率先して徳のある振る舞いができる人々です。
学んだことを他者のために活かす。
得た知識を基に自分の振舞いを正していける。
そうした人々には救いを求める声が自然に集まるようになります。
「困っている人を助けられないか」
「悩んでいる人を救えないか」
そうしたことを日々考えながら生きている人は、世の中から求められる人です。
仕事を考える時、この意識を持つ人と持たない人とでは、将来、大きな差が生じます。
老年までの長い人生において、人間としての成長に大きな開きができるからですね。
今をよりよく生きるのは、一体、何のためなのか。
私は、それを 「よりよく人生を終えるため」 だと考えます。
生涯全体から後悔をなくしていくためと言ってもよいかもしれません。
時間そのものはすべての人に平等に与えられています。
その時間の濃度・密度を変えるのは、他でもない自分自身です。
自分に甘えて比重の軽い人生を選んで生きるのか。
それとも何かしらの手応えを生み出す人生を選んで生きるのか。
あなたはどんな目的を持って人生を作り上げていきたいですか？
もし、後者を選びたいということなら、私に声をかけてください。
全力でサポートを提供し、その崇高な目的のためにお力添えすることを約束します。
曾子曰く、吾 （われ） 日に吾が身を三省す。
人の為に謀りて忠ならざるか、
朋友と交りて信ならざるか、
習わざるを伝うるか。
（ 『論語』 学而 第一 ・ 四 ）
人生の後悔をなくすために、自分自身の生き方を考えてみる・・・
それは誰にでも平等に与えられた権利の一つとなるべきです。
自分を裏切らない生き方を、私も少しずつ積み上げていきたいと思います。
いつ、何を聞かれても、わかりやすくその説明ができる人となるために。
もし何か障害を抱えているのなら、それを取り除くお手伝いをいたします。
深夜でも面談をご利用いただけますので、お気軽にご相談くださいね。
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藤井 秀一（ふじいひでかず）
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