<ポール・マッカートニー写真展 1963-1964~Eyes of the Storm~>の大阪開催が決定。これを受け、ポールの公式SNSが日本語で「こんにちは、大阪! 」と投稿しています。
東京開催:
会期:2024年7月19日(金)~ 9月24日(火)
会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
大阪開催:
会期:2024年10月12日(土)~ 2025年1月5日(日)
会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
●開催内容
約250点、世界が熱狂したザ・ビートルズ絶頂期の記録
ポール・マッカートニー撮影の未公開プライベート写真を展示
1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップミュージシャンとなったビートルズ。本展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を
熱狂させ社会現象となる1963年12月から、「エド・サリバン・ショー」でアメリカに凱旋した1964年2月までの約3か月間の
記録です。彼自身が撮影したものや、60年前からネガや
コンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な
写真を含む約250枚が展示されます。
展示される写真について、ポールはコメントしています。
「どの写真を見ても思い出がよみがえってくる。
彼らがどこにいて、私たちが何をしていたのか。
カメラマンと一緒に写っている写真を見ると、
初めてニューヨークに来て、セントラルパークに
連れて行かれたときのような思い出がよみがえる。
僕らが彼らを見ると、彼らは写真を撮るんだ。
『西海岸にもう1枚』ってね。
そういう話は全部覚えているよ。」
( 2024/06/22 amass )
―― 世界が僕たちを見つめて楽しんだように、
僕たちは世界を見つめ返すことが好きだった ――
僕たちがニューヨークに到着したのは1964年2月初旬の金曜日。そのときは何千人もの注目を浴び、その後テレビのニュースや「エド・サリヴァン・ショー」を通じて、
何百万もの目が突如僕たちに注がれたように感じた。
そのときの光景は一生忘れないだろう。
( 2024/06/23 amass )
今回の展覧会について、ポール・マッカートニーからの
インタビューが届きました!
■およそ60年経ったあとに、これらの写真をふりかえって
見ると、あなたの年齢によって、これらの写真に対する見方は
どう変わりましたか?
― 誰しも同じだと思うんだけど、自分の少し若いころの写真を見ると、さまざまな感情が湧き起こる。
ひとつは、「おい、俺。悪くないよな?」ということ。
僕らはみんな若くて美しく見える。
誰もがそういう思いを経験すると思う。
大学時代の自分の写真を見て、
「なんてこった。自分はルックスが悪いと思ってたけど、
そんなことなかったな。かっこいいじゃん」って思うだろう。
僕はそう思うことは全く悪いことだとは思わない。
(中略)僕はその時代を経験したこと、そして
その時代を捉える贅沢ができたことをとても誇りに思っている。これらの写真の多くに記録されている、僕らが経験した強さ、愛、そして驚異を見つめることが全てだと思う。
それが人生を素晴らしいものにするんだ。ふりかえって、
「ああ、僕らはこれをやったな」と思うときさ。「僕らはそれを全部やった。リバプールのただのガキだったにも関わらず」
って。僕らが失敗する可能性は十分にあったけど、
失敗しなかった。それがこの写真に在る。
ねえ、ジョンはなんて素敵なんだろう。
ジョージはなんてハンサムで、リンゴはなんて面白いんだって。僕はこれらのポジティブな側面が好きだ。
それは喪失というより、ただ過去の喜びなんだ。
■これらの写真には、全体的に無邪気さがあります。
今ならまた違った写真を撮ると思いますか?
― 同じように撮影するんじゃないかな。
写真を見ていると、いくつかはソフトすぎて、
「もう少し時間をかけてピントを合わせればよかった」
と思うものもあるけど、そんな時間はなかった。
今ではそれでよかったと思うよ。
(中略)何年も経って、またそれらの写真を見て、歴史的記録、文化的記録としてもふりかえることができてとてもうれしく
思う。なぜって、ビートルズの内側から、誰もできないアングルからその時代を記録しているからね。ユニークで特権的な
アングルから撮影しているんだ。
●公式サイト
https://www.eyesofthestorm.jp/
ポール・マッカートニー 語録 1001 1964 Eyes of the Storm
https://ameblo.jp/paulmihow/entry-12786190068.html
ポール・マッカートニー 語録 1108 写真の展覧会にあたって
https://ameblo.jp/paulmihow/entry-12807442090.html