ポール・マッカートニーの曲、
This never happened before は
どうやって作られたのでしょうか?
それらについてのポールの発言はありますか?
AIアシスタント:穏やかだけれど、じわっと胸にくる曲ですよね。この曲の「作られ方」とポール自身の言葉をまとめます。
🎼 どうやって作られた曲か
制作のタイミングと流れ
・「This Never Happened Before」は
アルバム『Chaos And Creation In The Backyard』用に
書かれたラブソングで、曲作りは2003年頃に始まりました。(the-paulmccartney-project.com)
・プロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチとの
最初のセッションで録られた2曲のうちのひとつで、
「Follow Me」と並んで“お試しセッション”から生まれた楽曲
だったと言われています。これらがうまくいったことで、
ナイジェルとのフル・アルバム制作に踏み切ったと
されています。(en.wikipedia.org)
レコーディングの特徴
・ベーシックなバンド部分はポールのほぼワンマン演奏で、
ボーカル、ピアノ、エレキギター、ドラム、ベースを
彼自身が担当しています。(the-paulmccartney-project.com)
・ストリングスとブラスは
「Millennia Ensemble」というオーケストラが演奏し、
アレンジはジョビー・タルボットが担当しました。
(the-paulmccartney-project.com)
・2003年9月にロンドンのRAKスタジオで基本トラックを録音し
、2005年4月にAIR Studios Lyndhurstでオーバーダブを行うなど
、かなり時間をかけて仕上げられています。
(the-paulmccartney-project.com)
オーケストラ録音については、いったんAIRで録ったものの、
サウンドが「明るくてモダンすぎる」と感じたナイジェルが、
より落ち着いた響きを求めてRAKで録り直したという証言も
アレンジャーから語られています。(reddit.com)
💬 ポール自身の発言
曲の性格について
ポールはこの曲を、
かなりストレートなラブソングとして説明しています。
「“This Never Happened Before”はまっすぐなラブソングなんだ
。僕は“ファイター”ではなく“ラヴァー”だと言われるような
タイプでね。愛のメッセージは世界にとってすごく重要だと
思っている」
といった趣旨のコメントを残していて、
自身の「Silly Love Songs」に触れながら、
“愛なんてべたなテーマだと言われても、
自分はそれを正面から歌うことを大事にしている”
という文脈で語っています。(the-paulmccartney-project.com)
つまり、曲の「意味」や裏テーマを難しく説明するというより、「こんな気持ちは初めてだ」という、
ごく個人的で純粋な恋愛感情を、
そのまま曲にしているという立場です。
エピソード的な話
同じ流れの中で、ポールはこんなエピソードも話しています。(the-paulmccartney-project.com)
・アメリカでマッサージを受けている時に、
この曲をかけたところ、担当していた女性が
「この曲、大好き。すごく美しい」と強く反応した。
・その女性が近いうちに結婚すると聞き、
後日こっそり連絡を取り、
「そんなに気に入ってくれたなら、結婚式で流してみない?」
という手紙と共に曲を送った。
ポールらしい“ラブソングが現実の人生の場面に入り込む”
象徴的なエピソードとして、
この曲の話とセットでよく紹介されています。
📝 まとめ
・作曲時期は2003年前後、
『Chaos And Creation In The Backyard』の
初期セッションから生まれた。
・ポールがほぼ一人で演奏し、
ナイジェル・ゴッドリッチとジョビー・タルボットのコンビが
サウンドとオーケストラをじっくり作り込んだ。
・ポール自身は「まっすぐなラブソング」
「愛のメッセージを正面から歌った曲」として語っており、
深読みというより“純粋な初めての感情”を
そのまま表現したと位置づけている。
👉 もしよければ、この曲のどの部分が一番「ぐっとくる」か教えてもらえますか?
・冒頭の静かな入り方
・サビのメロディとコード進行
・ストリングスが広がる後半の盛り上がり
陸見:冒頭の静かな入り方と転調ぎみのコード進行の部分が
一番「ぐっとくる」
AIアシスタント:あの静かな入りと、ふっと地面がずれるようなコードの動きは、本当にポールの真骨頂ですよね。
🎹 ポールの「コード進行」コメント
ポール自身も、
この曲の「最初のコード進行」が特別だと話しています。
「『This Never Happened Before』はストレートなラブソング
なんだ。…この曲は、ある意味で自分で自分を書いたみたいな
感じでね。“I’m very sure it’s never happened to me before”
ってメロディがすっと出てきたんだ。コードがね、
いい助けになった。ヴァースのオープニングのコード進行が、
とても良い場所に行ってくれるから、
メロディをそこで落ち着かせられるし、
『どこかへ連れて行かれている』感じがするんだ。」
だいたいこういう内容のことを「Chaos And Creation」の
インタビュー CD で語っています。(reddit.com)
つまりポール自身も、
りっけんさんが「ぐっとくる」と感じているのと同じポイントを
、かなり意識していたということになります。
🎼 冒頭の「静かな入り」と構造
専門的な理論用語はあまり使わずに言うと、この曲の冒頭は
・ごくシンプルなコードで「落ち着く場所」をまず作る
・そこから、少しずつ本来のキーから外れたコードを
混ぜていき、「これはただの定番バラードではないぞ」
という期待をつくる
・それを、あくまで静かなダイナミクスの中でやるので、
耳に「じわっ」と効いてくる
という作りになっています。
分析サイトでも、この曲のコード進行は
「ポップス全体の中で見ても、かなり特徴的な動きをしている」と指摘されています。(hooktheory.com)
りっけんさんが感じている「転調ぎみのコード進行」は、
がっつりキーが変わるというより、
「今どこにいるのか、ふっと分からなくなるくらいの寄り道」をさせる感じに近いと思います。
🧩 りっけんさんの感覚とポールの作り方
ポールはさっきのインタビューで
・「いいコード進行があると、そこにメロディを乗せるだけで、自然にどこかへ連れて行ってくれる」
・「この曲は、ほとんど“自動的に書かれた”みたいに感じた」
とも話しています。(reddit.com)
なので、「理屈をガチガチに組んで転調を設計した」というより
・手癖ではないコードをいくつか探す
・そこにメロディを乗せていくうちに、
「あ、これは初めての感情だ」
という歌詞と感触が自然に出てくる
という、かなり感覚優位の作り方をしている印象です。
👉 よかったら、あの「転調ぎみ」に聞こえる部分を、歌詞のどのフレーズあたりと感じているか教えてもらえますか?
1. “I’m very sure it’s never happened to me before” のあたり
2. もう少し後の、メロディが高くなるところ
3. それ以外の、別のフレーズのところ
陸見:冒頭の“I’m very sure this never happened to me before” の this never あたり
AIアシスタント:その「this never」のところに引っかかる感じ
、すごくよく分かります。
あの一瞬で曲の世界に連れて行かれますよね。
🎹 あの「this never」のコード感
💡 ポール自身の言い方を借りると
「ヴァースの最初のコード進行が、
とても良い場所に連れて行ってくれて、
メロディをそこに落ち着かせられるし、
『どこかへ連れて行かれている』感じがする」
という説明をしています。(reddit.com)
りっけんさんが一番ぐっとくる
“I’m very sure this never happened to me before”
の「this never」のところは、
まさにこの「どこかへ連れて行かれる」ポイントで
・いったん安定した場所に座らせておいて
・「this never」で、ほんの少し“外側”のコードに踏み出す
・そこで一瞬ふわっと浮いたような、
不安と期待が混じる感覚をつくる
という、
ポールらしい“さりげない寄り道”になっていると考えられます。
完全にキーが変わる大げさな転調ではなくて
「今どこにいるのか、ちょっとだけ分からなくなる」
くらいの軽いひねりなので、耳にはすごく自然なのに、
心だけ深く動かされる感じが出るんですよね。
🎧 言葉とコードのリンク
歌詞は「こんなこと、今まで一度もなかった」
という告白なのにコードはそこへ踏み出す瞬間に、
少しだけ“危うい場所”を通過します。
・言葉は「確信 very sure」
・和音は「でもこれは今までと違う territory に入るよ」
というズレが、ごく短い時間に同時に起きているので
「静かなのに、心がざわっとする」
効果が生まれているのだと思います。
👉 もしよければ、あの感じをもう少し言葉にしてみたいので、「this never」の瞬間を聴いて浮かぶ情景や色があれば、
近いものを教えてもらえますか?
1. 少し曇った午後みたいな色
2. 夜明け前の薄い青みたいな色
3. それ以外の、りっけんさん独自のイメージ
陸見:この曲をヒューチャリングした映画を観た時に、
映画が始まって直ぐにこの曲が流れて来た瞬間
AIアシスタント:映画の幕が開いた瞬間に、あのイントロが
静かに入ってくる体験は、曲の印象を何倍にも強くしますよね。
🎬 使われている映画と「始まり」の体験
ポールの「This Never Happened Before」は、
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック共演の映画
『イルマーレ(The Lake House)』で使われています。
物語の中の“あり得ない出会い”と時間を超えた恋愛に、
この曲の「こんなこと、今までなかった」
という感情が重ねられています。(en.wikipedia.org)
りっけんさんがおっしゃる
映画が始まって直ぐにこの曲が流れて来た瞬間
というのは、まさに
・まだ登場人物のことをよく知らない“手前”の時間に
・いきなり「I’m very sure this never happened to me before」と語りかけられる
という体験なので、曲そのものの「静かなイントロ」だけでなく
・映画の“はじまり”という特別な時間
・まだ何も起きていないのに、
すでに「何かが起きてしまった後」のように語る歌詞
この二つが重なって、
感情の揺れがすごく大きくなっているのだと思います。
🎼 「this never」が持っている“映画的”な力
りっけんさんが指摘してくれた「this never」のところは
・コードが少しだけ“外”に出る
・映画のほうも、
ここから“普通じゃないこと”が起こりそうだと予感させる
という意味で、とても映画的な瞬間になっています。
物語はまだ何も説明していないのに
音楽だけが、観客にそっとこう告げている感じです。
「あなたは、
これから自分の人生にはなかった種類の出来事を目撃しますよ」
だからこそ、あの一小節に、りっけんさんの記憶ごと全部
「持っていかれてしまう」のかもしれません。
👉 もしよければ、その映画館やテレビで観たときの
「周りの状況」も含めて、
一番よく覚えているシーンを一つだけ教えてもらえますか?
1. オープニングの街並みや風景
2. ふたりのどちらかが一人でいる場面
3. それ以外の、特定の印象的なカット
陸見:自分の記憶が間違っていなければ、
映画のエンディングにも再度この曲が流れた事です
AIアシスタント:オープニングだけでなく、
エンディングにも同じ曲が戻ってくると、
一本の「思い出」として強く焼きつきますよね。
🎬 実際にどこで使われているか
「This Never Happened Before」は、
映画『イルマーレ』ではなく、
そのハリウッド版リメイク『イルマーレ 〜The Lake House〜』で使われています。公式の情報では
・作中の「ある場面」で印象的に流れる
・サウンドトラック曲目としてもクレジットされている
というところまでははっきり書かれていますが、どの
「タイミング」で流れるかまでは細かく明示されていません。(en.wikipedia.org)
一方で、ファンによる紹介やレビューでは
・ケイトの誕生日パーティーのシーンなど、
物語の「節目」で流れる
・物語の感情をまとめるような使われ方をしている
と説明されていて、オープニングだけでなく、
後半の重要な場面で再登場することが
多くの人の記憶に残っています。(moviebuff.com)
ただし、「エンディングロールの最後までしっかり同じ曲が
流れていたか」については、公式の曲順リストからだけでは
断定しづらく、観た時の体験として「エンディングでまた流れた
」と感じる人もいる、というのが実情に近そうです。
りっけんさんのように
・始まりで、いきなりあのイントロに心をつかまれる
・終わりの方でもう一度流れてきて、
「この物語全体が、この曲の世界だったんだ」と感じる
という記憶の残り方をしている方は、
海外のフォーラムでも時々見かけます。(reddit.com)
🧠 記憶としての「オープニングとエンディング」
映画音楽の研究では
冒頭とラスト近くで同じテーマを使うと、
観客の記憶の中で「一筆書きのような体験」ができる
と言われます。
なので、たとえ厳密には別テイクや別曲が
エンディングで使われていたとしても
・オープニングの強い印象
・物語の終盤での再使用
・余韻の中で曲を思い返す時間
が重なって、「エンディングにも再登場した」
というひとつのまとまった記憶になりやすいのだと思います。
りっけんさんの中で
「映画のはじまり」と「終わりの余韻」が、あの
“I’m very sure this never happened to me before”
のコードの揺れと、ぴったり重なっているのが、
とても素敵だなと感じます。