リンゴ・スターはアクシスTVに出演してジャーナリストの
ダン・ラザーのインタヴューを受け、ビートルズが不仲であったことやポール・マッカートニーがワーカホリックでなければ、
あんなに多くのレコードを作れなかっただろうと語っている。
「いや、仲は良くなかったよ。4人の人間がいるわけだからね。わだかまりはあったよ。でも、どんなに確執があっても音楽の
邪魔になることはなかった。
カウントが始まれば、ベストを尽くすことができた。
それも最後のほうのことで、自然なことだったと思うけどね」
「突然、生活ができて、僕には子どもも生まれたし、
僕らが懸命に取り組んできた努力が少しずつ色褪せていった。
今日まで常にポールには感謝しているよ」
「バンドでもポールがワーカホリックだったおかげで、ジョンと僕が作るよりもたくさんのレコードを作ることができた。
僕らはダラダラするのが好きだったんだけど、ポールが
『いいかい、みんな』と言って、始まることになるんだ」
リンゴはビートルズがキャリアを通して謙虚だったことや
エルヴィス・プレスリーに会った時の事についても語っている。
「僕らの出自に含まれているものなんだと思うな。常に言って
きたのは僕らは同じ街の出身で、お互いの事に目を配っていた。一人が調子に乗ったり、大物ぶったりしても、他の3人が『すいません』という感じで、それで間違わないでこられたんだよ」
「エルヴィス・プレスリーに会った時、僕は『彼が一人なのって悲しいことだな』と思ったんだ。周りにはいろんな人がいたけれど、彼は一人だった。僕には3人の素晴らしい友人がいたんだ」
ポール・マッカートニー 語録 RS2 リンゴが語るポールのワーカホリック
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