ポール・マッカートニー 語録 1163 曲が書けなくなる状態「ライターズ・ブロック」 | ポール・マッカートニー 語録

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Paul McCartney In His Own Words

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 ポール・マッカートニーは、曲が書けなくなる状態

「ライターズ・ブロック」にどう対処しているのか? 

自身の公式サイトの企画「You Gave Me The Answer」で、

ファンからの質問に答えています

Q:ライターズ・ブロックにはどう対処していますか?

 

「本当にならないんだ。

その点、僕はかなり運がいい、幸せが続きますように! 

座って“さあ、書くぞ”と思ったことはほとんどない。

時間があって、他に特にやりたいことや必要なことが

ないときがほとんどだよ。誰かの命令や要求ではなく、

自分自身の欲求から来るものだから、

ただ座ってアイディアを探ることができる。

それはたいていの場合、とても簡単なことなんだ。

 

時には、曲調や曲の形を把握するために歌詞を無視して作り、

そのあとに“この歌詞はひどいな、直さなきゃ!”

と考えることもある。もう一度見直してみると、

素晴らしい歌詞ができあがったりするんだ。

 

だからライターズ・ブロックはないんだ。僕は恵まれている。

僕は時々、ジョンと僕が300曲弱の曲を書いたという話を

することがあるんだけど、書くために座るたびに

曲が生まれたんだよ。信じられないよね!」

 

Q:逆に、突然思いついたことを書き留めなければならないので、作業を中断しなければならないということはありますか?

 

「あるよ。紙の切れ端がところどころに無限に詰まっていて、

そのうち絶対に書き留めようと思っているんだ! 

最近はほとんどのことを携帯電話に書いているかな。

 

締め切りがない限り、書くことについてあまり心配する必要は

ない。自分のボスであることは幸運だ! 

最近、ある若いシンガーと話をしていたら、

“何を書きたいのか自分で決められますか? 何をやりたいか、何をレコーディングしたいかを自分で決められますか?”

と聞かれたので、“できるよ。君はできないの?”と聞くと、

すると彼らは“いや、最近はそうでもないんだ”と言っていた。

今はレコード会社などの人々が

“これはできない、あれもできない”と言うそうだよ。

 

だから、その点でも僕はとてもラッキーだ。

自分のやりたいこと、やりたいタイミングを

自分で決められるし、それが曲作りに役立っている」

 

2024/03/04 amass