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BMWモトラッドのR1300エンジンのラインナップ、RT、RS、R、そして既に発売済みのGSとGSA、これで出揃いました。
海外では一部のものについて、続々入荷や試乗のニュースが出てきますが、新機種三種の国内導入はまだ先のようです。
加えて、G310が廃番となっていて、おそらくそれの後継として考えられているであろうF450GSがそろそろ発表になると予想されます。
これ、オフ系に振り過ぎてシート高過ぎ、価格高過ぎだと、セールス的にはいろいろ問題が起こるのでは、と危惧しています。G310のような、ほどほどに安くて、ビギナーに乗りやすいシート高ほどほど、軽くて取り回し簡単なものにして発売になることを期待しています。ま、そうならないでしょうけどねぇ(笑)。
RnineTの後継のR12は、新設計ということでいろいろ改善されているとメーカーは言っているようですが、私の見方は異なります。
ベーシックなところ、つまりエンジンは昔の空冷1200が連綿と受け継がれてきているので、ベースは変わりません。実はR12に試乗してもまあ同じようなものという印象でした。
私個人としては、R12はRnineTの改善版、悪い言葉で言うと「焼き直し」という認識。ここまで空冷の1200エンジンにこだわり続けるというのは非常に不思議だなぁって思っています。以前は空冷R1200RTやGSAにも何台も乗ってきましたから。
今回のR12への名称変更も何だかなぁって感じ。
世界的にセールスで苦戦しているR18、なにかそれとつながっている感を出すために、マーケティングの観点からわざわざR12という名称にしたのかなぁ、なんて思います。
上の写真のR12S、そして最近のR12G/Sといろいろ「変わりモノ」、「バリエーションモデル」を出して、RnineTとは違うよ、新しいよ、と目新しさを打ち出している感を強く感じます。
しかし、上のR12G/Sなんて、UrbanG/Sとカラーリングも似ているしねぇ、違う違うと言いながら、前のイメージを引きずっている感じもしますね。
それから、GSはフロント21インチ、これはやりすぎじゃないの?って感もあって、オフに行く人用になっちゃったらセールスはあるところまでしか行かないよねぇ。
さて、話を新しいR1300エンジンモデルに戻します。
私にとってはシート高、重さが主要な関心事項。パワーなどは1200でも1250でも充分なので、乗りやすいかどうか、安全に乗れるか、航続距離、それらがポイントなんです。
はっきり言うと、あれこれ付属の設備が多過ぎて、その分値段が高くなってきているのが顕著です。
まず、既に出回っているR1300GS、シート高850 mm (GSスポーツ:870 mm、ツーリング:820 - 850 mm)、19L、237㎏。
実は、シート高調整の付いたモデルは軽くなっていないんです。
パニアはやっと来たみたいですね。パニアの来ない旅バイクなんて意味不明ですから。
2024年7月4日納車、7月29日お別れ。気に入らなかったんです。いろいろ理由はありますけど。
上のブログを見ていただけると分かりますが、シート高が高く、削ってもらいましたが、それでも少し高め、アダプティブクルーズコントロールも使いやすいとは感じませんでした。ブーメラン形状のデザインも好みではなかったし。
次はR1300GSA、予約していましたが、モノが届いたけれどキャンセル。
買った直後のR1250GSAに不具合が出て、BMWの対応に強い不満があり、1300の新車を買う気が失せました。
そしてなんといってもシート高の表示が事実と違うこと。これは重大。820㎜まで下がっていると公称しているシート、明らかに835㎜から840㎜ほどありました。これ実測値。
カタログでは、820/840 - 850/870 mm(アダプティブ車高制御 comfort 装備車両) 840/860 - 870/890 mm(アダプティブ車高制御 装備車両)、30L、269㎏。
1300GSと同じシート高820㎜まで下がるとされていましたが、全く違いました。これはひどいね。
上の記事に書いた通り、現場でディーラーさんと計測してウソだと分かりましたので、買うという選択肢はありませんでした。
残念な話ですね。ウソを言ってはいけません。
そしてこれから発売になる1300の新モデル。
日本のHPでデータをチェックしてみましたが、間違っていることもあるかもしれません。データと実感が異なることも大いにあり得ますしね(笑)。
R1300R、シート高785㎜。これは低いです。タンク容量が17Lと小さいことで航続距離が短く、そしてそれなりに重い239㎏。
個人的には、新もでるは1300に乗るならRが一番バランスがいいし、シート高も低くて安全に楽しく乗れるのでは、と感じています。パワー感は同じですが、軽い分力強く感じるし。
GSAやRTに比べるとかなり軽いのも取り回しでは有利ですし。デザインがいいなら買いです。
R1300RT、これはシート高はほどほど。ローシートならかなり乗りやすそう。820 / 840 mm (comfort seat low: 780 / 800 mm)、タンクも24L、もう少し大きいと嬉しかったが、重さの問題もありますしね。
とはいえ、公称281㎏はやはり重い。3パニア付けてこの重さなのかは精査が必要ですけどね。なにか紛らわしいことがある可能性もあるし。今後検証してみたいと思います。
昔はRTが全盛の時代もありました。その後GSA全盛となり、今に至るわけです。久々にRTに乗ったら気持ちいいでしょうね。
R1300RS、シート高790㎜、しかしこのタイプとしてタンク17Lは小さいね。重量は245㎏。
ポジションは、これまでのRSはかなり前のめり感があるので、新モデルがどうなっているのかは興味あり。私がお借りして乗った1250RSは手首に負担がかかり、ちょっと無理っぽいと感じましたが、ハンドルアップして乗るのが普通だとか聞きました。それなら最初からもう少しハンドル位置を上げてほしいね。「スポーツモデル」という位置付けはもうやめて、ツァラーに位置づけるべきだと思いますよ、これ。
以上、これから出る三機種についてのデータの話でした。
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