R1300GSの〇と× その2 | WRTのStart Your Engines !

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【R1300GSの重量増は実はもっとすごい】

昨日の記事で、R1300GSは、R1250GSより2㎏重いと書きました。実はそれにはさらに裏があるんです。

まずタンク容量が1300は1リッター少ないんです。

これで1㎏軽いんです。そんなところで重量減を稼ぐのはちょっとせこいね(笑)。

さらに、リチウムイオンバッテリーを使用していますので、1250の通常のバッテリーより、少なめに見積もっても2㎏軽いんです。

つまり、2㎏重いというのには裏があって、単純に比べるならさらに3㎏重いはず、ということになりますね。

いかに作った人たち、設計した人たちが、軽く見せようと工夫を凝らしているかがよく分かります(笑)。

【リチウムイオンバッテリーの発火のリスク】

携帯電話のバッテリー、モバイルバッテリーについては、発火したという事故の話がこれまで相当数伝えられてきています。

そして、いわゆるEVのバッテリーの火災事故も大きなものが報じられています。

有名なものに関しては以下の記事があります。

 

 

上の船は北米向けのVWグループの自動車運搬船で、EVからの出火ではないかとささやかれていました。結局消火がうまくいかず、最終的に海の藻屑と消えたのではないかと記憶しています。ポルシェやランボルギーニもかなりの数焼失という結果となり、世界的な車の需給に大きな影響を与えたわけです。

さらに、昨年起こったアクシデントもあります。

 

 

今回R1300GSに関して報じられた火災発生事象は、スターターリレーの腐食によるものとされていますので、バッテリー本体からの出火ではないようです。だから、リチウムイオンバッテリーからの発火に関して心配する必要はないってことなのでしょうね。

上の船の火災は、EVという大容量のリチウムイオンバッテリーを積載していることに関連するとされていますので、バイクのバッテリーとは直接つながりません。

しかし、いったん発火するとリチウムイオンバッテリーの消火にはかなり手間取るという話が聞こえてきていますから、これまで伝統的歴史的に長く使われてきた鉛バッテリーの方が安心できるようにも感じますね。

 

 

エンジンの熱ってかなりすごいので、スターターリレーはじめケーブルやワイヤリング類の受ける熱はかなりすごいものがあります。

そこの劣化の問題、さらにいったん着火したら消火しにくいというリチウムイオンバッテリーの特性がつながると少々不安を感じような気もいたします。

さらに、リチウムイオンバッテリーを使って低温時に始動する場合、メインスイッチオンにしてライトなどに通電することで、バッテリーの活性化を図るという一手間が要るなんて書かれていることがありますが、これ本当?私は使ったことがないので分かりませんが。

 

以上は推測憶測や誤解を含む可能性もありますので、ご注意ください。

私は、R1300GSの製造者から、なぜリチウムイオンバッテリーを採用したのか、その安全性の詳細、さらには今回の発火事象の原因と対策について明確な説明がなされるべきだと強く思います。

(バイク評論家にそういうところを詰めて聞けよ!と言いたいんだけれど期待できないよねぇ(笑))
今回の発火事象に関して、BMWジャパンが全く説明をしないのはおかしいと感じています。みんな何かヤバイことが裏で起こっていることは知っているんですから。

過去を振り返ると『リコール』を『サービスキャンペーン』という文字に置き換えてみたり、いいことばかりバイク評論家に説明してヨイショ記事を書いてもらい、顧客に不都合なことは全く説明しないなど、そういう包み隠したような手法では納得できるとは到底思えませんから。
買うかもしれない顧客の一人としてはっきり書かせてもらいました。バイクとしてはいいモノだと思うんだけどねぇ。


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