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田舎で売れてる、都会で売れてない、とか言われているR18。
ホントのことは知りません。が、お友達は誰も買ってません。
R18Transcontinental 4,032,000円~
R18B 3,418,500~
ここんところ、BMWモトラッドはR18推し。
BMWモトラッドのHPのトップページにでかでかと出てくる画像が、「BMW R 18 THE WAL / 木村信也」というカスタムモデル・
「力強さと気品を閉じ込めて」というキャプション。
が、見てみたら・・・私の個人的意見だけど『気品ゼロ』だよっ(笑)。美しくないなぁ。
それに「閉じ込めて」というコピーってなに?おかしくない?コピーライター、もう一度日本語勉強しないと。
カスタムした本人らしき人物が乗っている写真、腕が伸び切っていてヘンテコなポジション。こりゃダメだね!
※あくまでも私の個人的好みに基づく意見です。ご意見が異なる方もいると思いますので悪しからず。
そもそもR18の最初のインプレがイマイチ良くないんだよねぇ~。
※過去記事参照
すると、先週ネットにこんな記事を発見。
この記事、面白いですよ。
「よいしょ記事」しか書かないはずの人がかなり激しくダメ出ししています。
『ハンドルやステップから伝わってくる振動は結構気になる物であるし、左右に大きく張り出たシリンダーと、シフトチェンジレバーやリアブレーキの間隔が狭く、つっかかる時があるのはR18でも感じたこと。』
※WRT注:まあ、これは細かい話だけれど、作り方に批判的な言い方だね。
『実際に乗ってみるとBMWが生み出したロックンロールというものに、チグハグ感が湧いてしまったのだった。BMWモトラッドを愛していた身としては、やはり流れて欲しい曲はワーグナーであり、タンホイザーのような劇的な展開を連想したいのである。せめてジャーマンメタル、ハロウィンやブラインド・ガーディアン的なメロディックパワーメタルに仕上げたと熱弁されていたのならば、なるほどな、と納得できたと思う。』
※WRT注:つまり、「違うよ、これ!」とはっきり書いてある(笑)。
さらにさらに次のフレーズ、全面的に賛同しちゃいました。
『もう四半世紀近く前のことになってしまったが、1997年にR1200Cから始まった旧クルーザーシリーズが存在した。それらは走らせると非常に心地よいモーターサイクルであったのにも関わらず、セールスは振るわなかった。今回はそれを打破するという意気込みが込められていると説明されたものだが、節々から感じられる勘違い的な部分に、BMWモトラッドはまたも同じ轍に足を踏み入れているようにも思えてしまった。』
いやぁ、「よいしょ記事」を書いてナンボの雑誌記者なのに、良くここまではっきり分かるようにネガティブに書いたねっ!ワタクシ感動(笑)しちゃったよぉ!
BMWモトラッドの過去の失敗作と言えば、上に出てきたCシリーズ。空冷1200SOHCのRエンジンをデチューンしてトルク重視にして作り上げ、ハーレーに戦いを挑み、あっけなく敗北を喫した『もどきクルーザー』。
※実は私は好きだった。けれど買わなかった。買えなかった。
他にも、余りまくった日本在庫を船でドイツに積み戻したとか噂されたF650CSスカーバー(真実かどうかは分かりませんがありそうだなと思わせた話)、本格的オフの世界へ挑戦してあえなく撤退したG450やG650。いろいろ失敗はあるよね。
おそらく日本には本国からかなりな数『押し込み輸出』(注:四輪でBMWが良く批判されているやり方)されている可能性が高いので、各ディーラーは不良在庫を抱えないよう慎重な対応をしているのだと思います。賢いディーラーは注文が入らないとモノは取らないことにしているはず。
※仮にこのまま不人気車になってしまうと、R18も数年後にディスカウントして叩き売られるかも。その例は、K1600B。ちょっと前になりますが、日本在庫過多となり、大幅値下げで売りまくられたことが思い出されます。
失敗はあるさ。
ハーレーが売れていて羨ましいと思うのも分かるさ。
しかし、ハーレーに似せて作ったBMWに魅力がある?
つまり、一言で言うと、『ハーレーには勝てません!』ってことだよ。
逆に、『ハーレーのアドベンチャーモデルは売れません!』ってことだよね(笑)。
BMW大丈夫?R18で『また』あらぬ方向へ行ってないか?
四半世紀近く前の悪夢をまた見たいのか?
BMWのバイクを愛するワタクシWRT、批判的な記事を書いて揶揄しようというより、得意分野に全力投入してよね!って思っているわけです。
実は、本音を申しますと、R18は買ってもいいかも、なんて思っているんです。安ければね。高過ぎますよ。
買ったことのないエンジンは、Fとこのビッグツインのみなんです。
条件としては、シーソー式のチェンジペダルじゃなく、普通の方式ならね。そして、数日間クネクネ道に持ち出して、楽しく乗れること、他のBMWバイクに遅れず走ることができるということを確認できればね、の話だけど。
※クネクネのイメージは、小出から枝折峠奥只見へ行く道。ヘアピンが連続したり、なかなかハード。ここをイメージすると、ある程度はクネクネ峠道のヘアピンも曲がれるだろうけれど、楽しく安全にというのは少々難しいかなぁ。
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