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GSAの魅力とデメリットを語るシリーズ第五弾。
ユーザーサイドからの記事を続けたので、今回は視点を変え、「売る側」からはGSAをどうとらえているのかレポートします。
※新発売F900RとXR押しの秋山さん
私がお世話になっている福田モーター商会の営業秋山さんに、営業社員から見てGSAはどうなのか、お尋ねしました。なお、秋山さんは、ピカピカに磨き上げられたブラックのK1300Sのオーナーです。
さて、最近またまたGSAを購入するお友達が増えています。
ミズッチさんはカラマタメタリック、テラモードさんはアイスグレーのGSAを秋山さんから購入されています。
以下、「いつもお世話になっております」という口癖から始まる彼の意見です。本当はもっともっと語りたいのでしょうが、簡潔にまとめました。
①圧倒的存在感と極めて高い所有感
他メーカーのアドベンチャータイプと比べると、文句なく圧倒的な存在感であり、またオーナー様の所有感は非常に高い。それがGSアドベンチャー。趣味の物ですから、所有する満足度は極めて重要だと思います。
WRT注:GSはとても素晴らしいバイクですが、GSAと並べると少々印象が違います。車重も違います(笑)。GS乗りのクルツさんによるGSAインプレも後日アップ予定です。また見方が異なるかもしれません。
※GSを駆るクルツさん。以前はカワサキのニンジャとパニガーレでしたね。それがあれよあれよという間にR1200RS、さらにR1200GSに乗り換え。今はKやDというブランドには戻れないでしょう(笑)。
②BMWという安心感
とんでもない長距離を制覇することができるのは、BMWブランドという『
WRT注:ドゥカティ、KTM、トライアンフ、モトグッツィといろいろ乗ってきましたが、私は『当たり車両』に恵まれたライダーです。ただ、周囲の方々を見ていますと、壊れないという点ではBMWは圧倒的です。
※どうしても欲しくて購入したポール・スマート。美しい。
フロントブレーキエア噛みが一度。売却直前はスタート時半クラッチ当てると音が出る不具合があり、クラッチ交換。その程度の不具合のみでしたから、当たり車両ではありましたが、ポジションは世界で一番乗りにくい市販車でした(笑)。手放したことに若干の後悔も。でも、高値で売却できたのは正解かな(笑)。
③積載性の高さ
純正ケースの設定や使い勝手の良さ、そしてケースの蓋の上にも荷物を更に積める利便性。
WRT注:以前のアルミ箱はツァラテック社製だったはず。現行の箱は、別のメーカーらしい。今のオリンピア購入時アルミ箱も3箱更新。前の箱がかなりガタが来ていましたが、建付けはツァラテックの方が良かったかも。
※昨年初秋まで乗っていたブルース。箱はツァラテック製と思われます。
④走っていても止まっていても画になる
かっこいいラリースーツを着て乗れるのはGSタイプだけ。
WRT注:昨年9月の北海道遠征。襟裳岬で写っている4名中3名GSA。テツさんはK16B。「BMWGS系の制服」と称される(ある意味揶揄される)ラリースーツを八重洲ライダーさんと私の二名着用。色もかぶっています(笑)。細身の八重洲ライダーさんと太い私、並びたくはないが。
⑤シート高の設定
数年前からローダウン仕様が国内でも普通に購入することができる
何十万もするローダウンサスはもう不要です。
WRT注:以前からGSに装備されていたローシートをGSAにも採用した結果、820㎜まで低くなりました。ただし、シートデザインはべったり黒。カタログに出ている二色張りシートではありません。私のオリンピアは、プレミアムスタンダードモデルですが、少々高めになるラリーシートを装着。「大木製作所」さんで張り替えていただき、BMWらしいものにしています。
⑥拡張性の高さ
純正部品や社外部品などあらゆるニーズに応えられる部品のライン
WRT注:探すといろいろあります。大きなシールド、ハンドガードを大きくするパーツ、ヘッドライドガード、いろいろあり過ぎて困るくらい。お金をかけ過ぎて「盆栽化」するのは良いのかどうか(笑)。
⑦車両価格
BMWの最新の電子制御がてんこ盛りなことを考えると、
WRT注:プレミアムスタンダードの装備リストをカタログから羅列します。青字は特にBMWに特徴的なもの。
・ETC2.0
・DTC
・ギア・シフト・アシスタント・プロ
・ライディング・モード・プロ
・クロームエギゾーストパイプ
・サスペンション・ロワリング・キット
・グリップ・ヒーター
・LEDターンインジケーター
・ABS Pro
・ローシート
・3年補償
・ツーリング・パッケージ
・Dynamic ESA
・キーレス・ライド
・ナビホルダー
・クルーズ・コントロール
・LED・アディショナル・フォグ・ライト
・パニア・フェンスティング(アルミパニア用)
その他輸入車メーカーが割高に感じる。
GSとアドベンチャーを比べると、GSAにはエンジンガード、タンクガードLEDフォグランプ、
※これはF900XRのTFTメーター。同じものがGSAに付いています。
⑧営業マン不要
あれば売れる、
購入意思がある方には営業マンが誰であっても売れる。
WRT注:それを言っちゃぁ営業マンとしてはおしまいだぜっ(笑)!
⑨アドベンチャーバイクだからって侮れない
テレレバーを採用しているのでワインディングも超軽快。
スーパースポーツでさえ峠道では置いて行かれるかも。
意外と重そうな見た目に反して速いんです。
最新のADVに乗っていただければ今のBMWの最高がご体感出来
WRT注:営業としての『キメぜりふ』ですね(笑)。乗ってみたい方は、大きなボディにひるまず、試乗をお勧めします。まずはまたがるところから。何度もまたがってみれば、次第に慣れて大きさをコントロールできる感が出てきますよ。
GSアドベンチャーを語る記事①から④
https://ameblo.jp/paul-not-smart/entry-12578108661.html
https://ameblo.jp/paul-not-smart/entry-12581195876.html
https://ameblo.jp/paul-not-smart/entry-12577999956.html
https://ameblo.jp/paul-not-smart/entry-12581206904.html
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