自己流構音訓練というもの | 大阪·八尾 小児ことばの訓練 食べること相談 はじまりの家

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。





先日も、発音が言語聴覚士の資格かあっても、
治せない言語聴覚士がいること。

そして、訓練してても、自己流が多いことを書きました。

私も以前、
複数の言語聴覚士養成校で、

機能性構音障害と
器質性構音障害
言語発達障害検査法
国試対策授業

などなど。
受け持ってました。

そんな教え子さんたちが
現場で、頑張っているんだけれど
たまに、回り回って

ちゃんとスムーズに訓練が進んでないお子さんに出会うときがあります。


そうしたら。
私自身が、養成校の授業内容を
振り返り、反省することになるんですよね。


しかし。

本当に養成校の授業は、90分授業が15回とか、14回。

基本的な理論たけでも、
授業の時間がたりずに、
検査実習や、実践の練習までいけないのですよね。


今、養成校から10年離れて。

その時の生徒さんが臨床している姿をみているので、
また、機会があって、
養成校に行くことになれば

こうやって教えよう!というI-DeAはでてきます。



私が、言語聴覚士に、なった時代は
養成校は日本に二箇所しかない時代


だから、
私は、現場で訓練方法を叱られながら身につけました。


そして、ありがたいことに、
きちっと新人教育をしていただけたから。

最低半年は、自立せず 
指導者と、一緒に入っての現場でした。

だからこそ、
系統的構音訓練のスモールステップでの進め方

検査のあとの、評価と、分析

また、音出しの方法を
多種類学んできたわけです。



本当に恵まれてました。

そして、
構音訓練は、例えるなら
職人技なんですよね。


だから
先輩の横にいながら、
見て、真似て、修整されながら、
実力をつけていくというもの


そうしないと、
実は、できないというものでもあります。


そして、
先輩から、丁寧に、教えられなかった
学び機会が、なかった場合

自己流になってしまっても
仕方ない、ともいえますが。

→被害をうけてるのは、
子どもたちなので、
やはり、どうにかしないといけないな、と思ってます。



臨床は、子どもたちの幸せのために。


だから、
最高の技術で、最短時間で治せたら
子どもたちは、自己肯定感があがるんですよね。


4歳から、スタートしたのに。
5年生でも、治ってない話などを聞く度に、申し訳なくなるのと。

治すための、STの塾。
実習付きが必要だな、と思ってます。