論語よみの論語知らず | 大阪·八尾 小児ことばの訓練 食べること相談 はじまりの家

大阪·八尾 小児ことばの訓練 食べること相談 はじまりの家

発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。




赤ちゃん時代から
コミュニケーションや、社会性の基盤はつくられていきます。

その育った環境も、
社会性の、育ちに影響してるんですよね。、

何よりも
まずは母子関係といわれる
一番近いところの
大人との関係性

父でも祖母でも
養育者でも、
そこは誰でも良いのですが

まずは、ある。特定の大人との。信頼関係ができてきます

そして、
7ヶ月くらいには、
その一番近しい人と他の人の区別

人見知りがでてくる

自閉症や
あいちやくしようかいの
診断で
人見知りかあったかどうか?

これは、重要なポイントになりますよね。

✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧

挨拶をするときに
視線を合わせない人が
増えてきています

発達障害の診断にも
関係する

視線、アイコンタクト

1歳半健診で言葉の遅れかあるお子さんで
視線が合わないお子さんは
わりあいとして多いのは確かです。

でも、最近

特にコロナ以降、質的な変化があります。

それは、
自閉症ではない様子なのに
視線を合わせないお子さん

人よりも、物に興味がいくお子さん

1歳半で言葉がおくれている場合

物を人とのコミュニケーションツールとして
3つの関係の中で
人と遊べる、コミュニケーションできるという

三項関係ができてない場合は、
言葉が遅れます。、

結局、
便利な世の中になり、

合理性、便利さを求めると
赤ちゃんが静かにしてくれて
大人が構わなくてもよい

おもちゃ、テレビ、動画などの使用頻度画増える

その反動で、大人との
人とのコミュニケーション時間が減る

大人がかかわるのは、
グズったときに、
抱っこする
ミルクを与えるくらい。

そうした結果

大人はコミュニケーションするための相手ではなく、

抱っこをしてくれる道具
場所を移動してくれる道具
おっぱいは、おしゃぶり代わり

などなど。

そんな重なりで
発語もおくれている場合が少なからずあります。

そんな原因での
言葉の遅れ

三項関係ノ未学習の場合には
健診のあとの

10分程度。

視線を合わせながら、
楽しく遊ぶ経験の時間をつくるだけで、
すぐに三項関係での
遊びに発展したりしていきます。

✫✫✫✫✫✫✫✫✫✫✫✫✫✫✫

zoomやオンラインで、
対人面でのストレスが軽減下方は多いと思います。

でも、
オンラインでは、
実際には、いくら
視線を合わせるカメラを使っても
事実上、目は合わない!のですよね。


その違和感に、私は耐えられないところがあるんですよね。

だから、
精一杯、聴覚に頼ります。

五感を使わないで
人を理解することはできないので。

その為、
発音の訓練は仕方なく
オンライン出することはありますが

発達に躓きがあるならば
やはり、対面で言語訓練をしないと、

そもそもの、
人と人との関係、
共感性
共同注意力を育てないと
コミュニケーションのために使う
言語はのびてきません。


なぜ、You Tubeではダメなの?
言葉は学習してくるよ?

そう、知識!として耳から
音からだけは、入るかもしれない。

でも!それは、
大人でも同じ

言葉は知ってる
でも理解はしていない
実践はできない

というのとになります。


まさに、
『論語よみの論語知らず』
でしょうか。