きっと、TVを見ていただろう”あの”人。
*金曜ロードショー「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 劇場版」
私にとって、彼女はヴァイオレットのような人だったかもしれない。
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今、ほとんどの読者の方はこう思ったはずだ。
『また、くだらない妄想が始まった、この記事、読む価値あるのか』
あなたにとって価値は無いかもしれないが、私にとっての”価値”の重さは、過去記事を読んでいただければ解ってもらえるようになっている(なっているっ?)
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「泣けるアニメ」みたいな安っぽい煽りは好まない方であるし、少々演出過剰ではないかと思う醒めた感情も無くはない。
ただ、シリーズを通してずっとすれ違っていたヴァイオレットと少佐の感情がついに交わった、交わってくれた、ちょっと遅すぎじゃないか、いやいや、やっと、
『あ い し て る』
というキーワードというか、シリーズ全編に張られた伏線が回収され、物語のテーマが1点に向かって収斂し、大団円とともに2人が結ばれてただただ安堵した。
良かったなぁと胸を撫で下ろし、そして、観賞者の期待以上に心の結び付きを映像として描いてくれてありがとう、京都アニメーションさん、みたいな、複雑な感情とともに幕が下りた。
そんな瞬間、私はデジャブというか、既視感に包まれた。
そうっ、
Perfumeさんの活動規模が拡大し続け、ワールドツアーも再三熟すようになっていった時期に少なからず抱いていた心の”不安”
『終わる か も し れ な い』
ユニットとしてのすべての目標を達成し、燃え尽き症候群に陥ってしまったり、女性として違った幸せをメンバーの誰かが選び始めたり、そんな些細なキッカケでPerfumeも終わってしまうかもしれない、そんなことを思いながら応援していた時期が確かにあった。
ヴァイオレットが心を寄せ続けた少佐。
ヴァイオレット=Perfumeファン
少佐=Perfume、とくに”のっちさん”(何故にっ?)
勝手に一緒に歩んだ気になっていたPerfume物語。
それぞれの”想い”が交わらないまま、すれ違ったまま物語は終焉を迎えるかもしれないと思っていた。
Perfumeさんが、単なる若さやキャラクターだけを売り物にするような旧来的なアイドル像だったならば、年齢を重ねるごとにファンの心は摩耗しただろうし、Perfumeメンバー自身もユニットを存続してゆく意義やモチベーションが下がり続けたのではないかと想像する。
そんな薄っぺらい芸能ユニットではないと確信するような私のようなファンは、もっと今までにない芸能ユニットの未来像に向かって歩めるのではないかと期待、いや願っていた。
「祈りが遠くを目指すほど、その祈りを通じて経験するものが深まる」
そんなどこかの識者が呟いていた言葉が脳内を掠め続けていたのだ。
それを体現できる稀有なユニットこそPerfumeなのではないのか、と。
こんな風に言語化してしまうと、中身のない陳腐な事象に見えてしまうこともよくわかっている。
しかしだ、
「概念言語の驕りを感じさせてくれるものは面白い」
そんな言葉にしにくいPerfumeさんの素晴らしさを、誰よりもPerfumeメンバー自身に気付いてほしいと希っていた。
現在2022年のもうすぐ12月。
Perfumeさんはというと、紅白連続出場も決まり、単独公演のMCではメンバーそれぞれがずっとPerfumeを続けたいという意志を含んだコメントをしっかりとした言葉で表現しようとしてくれている。
ついに、
ヴァイオレットと少佐が結ばれたのだ(えっ、アニメ熱に浮かされてるのかっ)
ついに、
ヴァイオレット=ファン(仮)と少佐=Perfume(仮)が、、
うううっ、泣けるっ、こんなに泣けるアニメのような現実を味わったことは無い(大丈夫か)
ううううっ、泣けるっ、こんなに演出過剰気味に描いてくれたアニメ、ファンサービスに徹してくれた劇場版アニメと、現実世界がデジャブを起こすなんて(日本語っ、大丈夫かっ)
もうこんな絵空事のアニメのような現実を見せてくれる芸能ユニットは未来永劫、現れないと言い切っておく。
きっと、”のっちさん”は、感情表現の不器用なヴァイオレットを自分自身と重ね、
満身創痍で心に傷を負った少佐をチームとしてのPerfumeに重ねてこのアニメを見ていたに違いない(ほんとかっ)
なぜなら”のっちさん”こそ、一番のPerfumeファン、
そういうことだ(どういうことだよっ)
今から私は、手紙を書こうと思う(ほんとかっ)
独自の言語を駆使し、概念言語の壁を越えてゆこうと思っている。
自動手記人形、通称”ドール”にお願いして。
”踊る人形=ドール”
封筒は、青い封筒にする。
青い封筒に入れて”ドール”にお願いすると、少し遅れ気味に届くと言われている。
それで構わない。
ただ、最後に、これだけは言わせてくれ、
『あ い し て る』(めっちゃキモいっ)
できれば、私を見ていて欲しい(うっわっ)
もう一度、この記事の”テーマ”を復唱して終わりにする。
『あ い し て る』(うっわっわっ)
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・・・「手紙かぁっ」・・・とお思いのアナタ・・・
・・・「自動手記人形欲しいっ」