一人暮らしの従妹が不調になり、病院へ行ったところ、総合病院を勧められた。
その時点で重度の貧血状態で、動けなくなっていた。
ふと、この近所に従姉が住んでいた事を思い出し、必死で電話をしてきた。
たまたま在宅だったので、病院へ駆けつけ、総合病院へ付き添い、さらに救急車で大学病院へ行き、輸血となった。
先日、自分が当事者になった一件です。
そして、ここで想定内と言えば想定内の妙なものに出会いました。
「こういう経緯で、今病院」とうっかり妹に連絡したところ、激怒されました。
そんな事に付き合う必要はない。疲れるだけだ。電話番号など教えるものではないと不機嫌に言われ、唖然呆然としました。
そのうち、隣の県に住む従妹の弟から電話が。
「今日これから?うーん。明日は休めない仕事だし」。
あげくに私に「明日は予定ある?」
さらに、仙台に住む従妹の母親からも電話。
一応はありがとうとは言われましたが、「いつ来ますか?」と聞くと、「うーん」と言い、「弟で何とか間に合わないかな」と言われました。
突然、娘が救急車で搬送され、輸血だ手術だと聞いたら、駆けつけるものだと思っていました。
皆、損をしないよう、親戚、親子でも巻き込まれないように生きているのだと感じます。
そして、そのような人間ほど、自分に何かあると大騒ぎをして周りが自分の為に走る回るのは当然、まだ足りないと怒るのですね。
その筋の通らぬ身勝手さが恥ずかしくないのは何か細胞レベルのなせる業でしょうか。
誰も症状を心配しない、治るのか、苦しくないかと気に掛けない。
自己中ってすごいとしか言いようがありません。