救急車に同乗 | 問題解決の扉

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大雨予報の昨日は一歩も外に出ないで済むよう、前日に買い物を済ませておきました。

 

昼の支度を始めた時に携帯に着信が。

 

従妹からでした。

 

仕事で実家から上京して、比較的近くに住んでいる事は知っていましたが、ほぼ付き合いはないままでした。

 

何かあったのかと電話に出ると、うちの近くのクリニックに来ているのだけど、これから総合病院に行くように言われたの、でも動けなくて、と半分涙声。

 

「大丈夫よ、一緒に行くからね」と迎えに行き、タクシーですぐの総合病院へ。

 

素早く対応して戴けましたが、検査が長く、入院手続きなどをしながら4時間近く待ちました。

 

しかし、検査を進めると、もっと医療設備が整った大学病院へ移って下さいとの事。

 

受け入れの手配もして戴け、紹介状を持って、呼んで戴いた救急車へ私も乗るように促されました。

 

大学病院はかなり遠い場所です。時刻は17時過ぎ。

 

サイレンをならして走行しても、やはり遠方は遠方。

 

やっと到着して、また私は待合室での待機。

 

従妹の状態については病院ですし、ある意味もう安心です。

 

しかし、家には要介護の夫、帰宅が遅めの息子。

 

嫌な予感がしたので、前日にカレーを作ったことはラッキーですが、また数時間が過ぎていきます。

 

従妹は独身ですので、母親、弟に連絡しますが、空気としては私に丸投げしたい様子がありありと伝わってきます。

 

「出血がひどく輸血をするそうです。経過次第では手術です」と伝えても、反応がにぶい。

 

娘がいくつになろうが、救急車で運ばれたと知れば、取る物もとりあえず転がるように駆けつけるものではないのでしょうか。

 

妹に連絡すると「何やってるの?関わらないほうがいいよ」とキレ気味にあたられました。

 

自分の病気の事は忘れてしまったのかもしれません。

 

二度とこの件を伝えるのはやめようと心に決め、仲の良い別の従妹に連絡。

 

「娘が苦しんでいるのに、変な親。お疲れ様、付き添ってもらってよかった」と言ってくれました。

 

やっとまともな人と接触できた気分です。

 

世の中、常識ある人間は全体の一割なのではないでしょうか。

 

夜も20時を過ぎ、やっと私は病院を出る事ができました。

 

家に着いたのは21時半。

 

宝くじは当たらないのにこのようなアクシデントにはよく当たります。