おはようございます！
今日もいい天気ですね！
「パートサブレ」
【Pâte sablée】
についてお話しします。
「練り込み生地のページ」からの続きです。⇐よかったら
「パータフォンセ【pâte à foncer】」 ⇐のページです。
「パートシュクレ【Pâte sucrée】」 ⇐ もよかったら
このページは
「趣味のお菓子作りが楽しくなって少し理論的な事も知りたい人」
「製菓学校に通わずパティシエになった若い人」
向けにお話しします。
「パートサブレ」
【Pâte sablée】
食べると口の中でほろほろと崩れるような食感が特徴として上げられます。
🍪
名前もその食感から名付けられています。
【Pâte sablée】の
sabléeは仏語で：砂を撒いた：砂で覆ったという意味の形容詞です。
【sable】は名詞：砂
「パートシュクレ」
【Pâte sucrée】
から派生した生地で、よりモロく口溶け感のある生地です。
他の練り込み生地との違いは砂糖と油脂（バターなど）の割合が多くそのまま焼き菓子として好まれます。
本来の基本的な仕込み方は他の
練り込み生地と同じで小麦粉を泉状にして仕込みますが現在多くのパティスリーや家庭向けレシピではバターと粉砂糖をすり混ぜてから卵を徐々に加え最後に小麦粉を合わせる方法がほとんどです。
日本ではシュガーバッター法と呼ばれています。
※このページはパータフォンセのページではありません
パートシュクレのページです
使い途は多様で出来上がった生地をそのまま絞り袋で鉄板に絞って焼いたり冷蔵庫で冷やし固めた後に成形・焼成して焼き菓子など作られます。
「パートシュクレ」
【Pâte sucrée】
のようにタルト生地としてもよく使われますがケーキの構成の一部として
〈焼き上がったサブレをケーキの底に〉
敷いて使ったり
砕いてチョコレート
やジャンドゥージャなどと混ぜて
〈ケーキの底や中に入れ食感や風味にアクセントを付けるため〉
にも使われたりします。
🍰 
🎂 🍪
配合も様々で
〈ナッツのパウダー〉や〈ペースト〉
を混ぜ
“サクサク食感”や”風味”
を楽しんだり
〈コーヒー
〉や
〈ココアパウダー・抹茶〉
などを使い風味と同時に色も加味するなど楽しみ方が多くあります。
クッキーの場合の成形は
まだお菓子作りに慣れていなくて
柔らかい生地を絞る事が出来なくてもスプーンですくっても大丈夫です。
※焼きにムラが出来るのでサイズはなるべく揃えましょう。
冷やした生地を伸ばしてお好みの抜き型で抜いたり型紙を用意してそれに合わせてペティーナイフで切り抜くのも楽しいですね。
焼き上がったサブレを色付けしたアイシングで可愛く仕上げるのは日本人は得意で上手だと思います。
その他にもクリームやジャムをサンドしたりドライフルーツやナッツを乗せて焼いたりと楽しみ方は無限だと思います。
🍦アイスのトッピングも
サブレは一人でも家族でも作って楽しむのに良いと思います。
達成感もあります。
生地の保存は配合にもよりますが冷蔵庫で1週間くらいだと思います。
乾燥しないようにラップしてジップロックに入れて冷凍すれば数週間は問題ありません。
成形した生地を冷凍庫に入れておけば食べたいときに必要なだけサッと焼けるので焼きたての美味しいサブレが楽しめます。
おいじー🍪🍪🍪
沢山焼いてタッパーなどに長期間入れておく場合、サブレは油脂の多い配合なので時間が経ち過ぎると酸化して少し臭いがしてくるので注意しましょう。
いかがでしたか？
どのレシピを見てもそれほど変な配合は見ませんのでご自身に合ったレシピに出会える事を祈ります。
それでは皆さん
愛ある一日を！
型で抜いたサブレ
生地をスプーンですくって
コーンフレークをまぶして焼いたサブレ🌽
作り方動画⇐よかったら
レーズンサンド🍇
