皆さま こんばんは 大変ご無沙汰しておりました。
お立ち寄りくださる方 本当にありがとうございます♪
すっかりブログサボっているうちに季節が変わってしまいました（焦）
新年早々 入院中の実家の母が危篤状態に陥り気の抜けない時間を過ごしておりました。
幸い 奇跡的にも回復し、リハビリもこなし有難いことに退院してきました。
そんななか 一月中旬より娘は自動車免許を取りに。
コロナ禍の影響とかで、地元の通いの教習所が満員で申し込めず
ならばと 温暖な四国で合宿免許をと思うも、
関東の人間はこれまたコロナの影響で受け入れてもらえず
結局ギリギリ能登の教習所で申し込むことができ
演歌のヒロインみたく娘は 一路北陸へ。
実家の母のこともあり、一人になるのが心もとなく
正月明け京都に戻るはずの次男に、しばらくとどまって貰うことに。
同じ頃 仕事場のスタッフがコロナに感染
体調不良、発熱、受診、コロナ検査、陽性、自宅療養となり、
私がワンオペで病院の事務をいっさい引き受け
心をどこかに置いたまま嵐のような日々を過ごしておりました（泣泣）
でもでも そんなハードな日々、
コロナ疑いの患者さんとも応対しつつ、感染もせず ここまで来れたのは
キョーレオピン、息子のプレゼントの［鉄とマルチビタミン］のサプリもさることながら、
息子飯のお陰だったかも。
寒空の下 自転車飛ばして帰る私を迎えてくれる次男
『 お帰り〜、 今日はブルジョワ料理だよー 』
ええっ どんな金持ち料理なの〜？
『 ちがうちがう 』
ハンバーグ種をマッシュポテトで包んで蒸し焼きにして、
たっぷりのパセリのみじん切りの入ったサワークリームをかけて頂くブルジア料理
初めて食べる温かく美味しいお肉料理に 心がほくほくと豊かに満たされ励まされます。
そして今回 次男が一貫して作り続けたのがキャロットラペ
夕飯の後 まな板をオレンジ色と緑色に染めながら、
せっせと人参を刻み、オリーブオイルとビネガーであえ、
ニンニク、大量のパセリの入ったシロモノ
これが基本で、そこにクミンやレーズン、胡桃で変化球
これが 私の免疫力を支えてくれたのかも知れません。
北陸から帰った娘も その後無事免許を取得して、
そうして次男は、2年契約で入居した学生寮を、３月末に退寮するため、
京都に帰っていきました。
息子はどうやら大学を、退学を視野に入れて休学して帰ってくるらしい。
コロナ禍で予想したようには上手くいかなかった。
そう言ってしまえば簡単だけれど、彼なりに考え抜いた結果だろう。
成人した息子に私がとやかく言っても、その意志を変えることは出来そうにない。
忙しさ、寒さ、不安、疲れた時間を過ごした私を、次男は支えてくれたけれど、
彼の休学宣言はこたえたな。
大好きな京都に息子が学生として暮らしていることは、
東京出身の故郷を持たない私には、とてつもない励みだったように思う。
あれこれ見繕って、京都に荷物を送ることも、
京都の息子を訪ねて行くことも。
コロナの間隙をぬって、入学後初めて訪ねた京都で、
待ち合わせの地下鉄東山駅の入口に息子の姿を見つけた感激。
晩秋のある日、一緒に宿泊しようと待ち合わせたオークラホテルに
百万遍から自転車でやってきた息子。
一緒に大阪で一泊して大阪観光して京都入りしたこともあった。
知らない大阪の夜が楽しかったな。
この前訪ねた時は、待ち合わせの京都駅前で、
突然のにわか雨の後の湿った空気と、土曜の夕方の人々のざわめきと、
紫色にライトアップした京都タワーが不思議な夢の中のような印象だった。
これからも沢山京都に息子を訪ねて行こうと思っていた。
でも息子には息子の人生があろう。
そして息子が京都を辞しても、京都は何も変わらない。
私にはこれからも私の好きな京都のままなんだ。
一浪して入学が決まり、京都に行く時、教師を目指す息子の友人が言った。
『 おまえは京都で学者になれ、
俺は教師になって、いつの日か生徒を引率して京都に行く。
そして いつか清水寺に向かう坂の途中でハイタッチを交わそうぜ。』
あの美しい約束は もしかしたらもう叶えることは出来ないのかも知れない。
でも息子のこの先の人生で、時を超え、場所を変えて、
いつかどこかで誰かと最高のハイタッチを交わすことを私は信じている。
ずいぶん長い文章になってしまいました。
ここまで読んでくだすった方ありがとうございます(^^)
色んなことある人生です。
でもこうして元気に過ごせて幸せなのですよね。
子ども達も、私自身も、これから行く道がベストなんだと信じている。
まだまだコロナは続きそうですね。
皆さまも どうかどうか元気でお過ごしくださいね。