大航海時代 〜 ニンニク風味のザワークラウトとともに | patikoのブログ

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首都圏在住、表向きは おすまし、内心 おちゃらけなアラフィフです。好きなもの、好きなこと。家族や 飼っている文鳥のこと。感じたこと…。気ままに綴っていきます。

皆さま こんばんは

大変 ご無沙汰しておりました。

今日も お立ち寄りくださり、本当にありがとうございます^_^

 

私の住む町は 今日は とても暑く夏のようでした。

でも 日没は 早く やはり秋なんだなあ、と寂しいような思いです。

今日 我が家の次男くんは 午後の新幹線で京都へ戻って行きました。

学生寮に辿り着く頃には、彼の住む町も夕闇に包まれているのかも知れません。

 

GWの帰省以来 ずっと こちらで過ごし、

私が ワクチン接種業務で 疲弊しまくった頃から

毎日夕食を作ってくれ どれほど助けられたことか…

 

京都出発前 最後に作ってくれたのは、

娘のリクエストの親子丼

副菜は、風呂吹き大根とセリのスープ

親子丼は、辛めの蕎麦つゆに、何故か成城石井の参鶏湯風スープをブレンドしてあり、

奥行きのあるしっかりした味わいが、トロトロ卵と良く合って美味しかった。

 

今年は 我が家定番の夏野菜のドライカレーを作らなかった。

私の夏野菜カレーは、ナス、ピーマン、オクラ、タマネギ、ズッキーニ、人参

その他冷蔵庫にあった野菜を刻み、挽肉と炒め コスモのフレーク状のルウを入れるだけ。

ひたすら野菜を刻むのが面倒だけど、とても美味しく みんな大好き。

もう季節は秋だけど、次男が作ってくれると言う。

冷蔵庫に ボルシチに使ったビーツが残っているから それも使っちゃってね。

出勤前に次男に伝え、帰ってみると、黄色いキーマカレーが出来ていて娘は不機嫌。

次男は、コスモのルウを使わず、独自のブレンドでスパイスを調合し、

しかもカレーが紅く染まることを認めない次男は、ビーツも使わなかった。

次男のスパイシーなキーマ野菜カレーも、私はとっても美味しいのですがね〜。

 

冷蔵庫に食材が 溜まるのが嫌な娘。

食材何でも買って来ないで、まず家にあるものを使って欲しい、と。

まあさ、そこまで主婦にはなれないよ

しかもガンコな次男は、いつでも自分のルールで御飯を作る。

ビミョ〜に空気が悪くなり、

『 お前 京都に帰れよ〜! 』

 

私は有難かったよ。

疲れて帰ってきて玄関開けると、美味しい匂いが立ち込めている

お母さんがいるみたいで

毎日 どれだけ暖かい気持ちになれたことか。

 

次男が キッチンに立ち始めた頃、

カラダに良いからとザワークラウトを作ってくれた。

もう食べられるかな? 

次男が蓋を開けるとニンニクくさい

ザワークラウトなのに、何でニンニクくさいの〜⁈

私達が叫ぶと、エヘヘ 美味そうだからニンニクも入れたんだよ、と次男くん

ええ〜、別のもの入れて ちゃんと発酵するの? それ食えるのかよ‼︎ 

娘が叫ぶ

私達に気持ち悪がられたザワークラウト(?)の瓶は、

ずっと冷蔵庫に入って無駄に場所を占めていた。

 

結局厄介物扱いのザワークラウトは、先日 次男が固形のコンソメでスープにしてくれた。

驚くことに、ちゃんとザワークラウトになっていた。

激しくニンニクの匂いはするものの、

酸味があって深い味わいの とても美味しいスープになった。

 

ザワークラウトはね、とてもカラダに良いんだよ

大航海時代 船乗りはビタミン不足で亡くなる人もいたけれど、

それを救ったのは、このザワークラウトの発明なんだって!

( 次男のウンチクにつき真相は不明 )

だからさ、ママもさ これらもザワークラウト作って食べなよね!

 

ワクチン接種も いよいよ終わりが見えてきました。

あと少しの頑張りです。

大変な毎日も、娘の家事協力と そして次男の息子飯

子らの思いやりに支えられたことが大きかったです。ありがとう!

 

そして 次男は 今ふたたび京都へ

彼は彼の船出です。

どう舵をきって行くのだろう。

 

次男の進む道が、

子供達の進む道が、

そして 皆の未来が どうかどうか明るいものでありますように。

 

ここまで 読んでくださりありがとうございました(^^)

 

                                                  10月10日 記