3月17日、シカゴ旅行3日目の続きです
Indiana Dunes National Park
アメリカ国立公園の中では比較的新しく制定された所だそう(2019年2月)
ミシガン湖に面したDunes(砂丘)の国立公園です。
車から降りるといきなり砂丘を見ることができます(笑)
しかしここは立ち入り禁止。
この砂丘を横目に、トレイルに入って行きます。
柔らかくサラサラの砂の上に落ち葉が重なっていていくらか歩きやすいですが、それでもちょっと歩きにくい。
落ち葉の道を抜けるとそこはぱっと開けた砂浜です!
サラサラ砂の坂道を歩いて降りてくるのは大変で、人が歩いてなんとなくできている道のような線を歩いて降りてきました。
一歩一歩足が沈み靴に砂が入りますー
冬季で全くと言っていいほど人がいないため、風に吹かれて自然にできた砂の模様が長ーく広がっていました。
この時の気温は3℃。しかも強風
湖の方から吹く強風が冷たすぎて3℃もあるように思えません凍えそう
来た道を戻り、次の場所に行く前に車で朝に買ってきたパンをランチに食べました。
エネルギー補給をしないとこの寒さは耐えられん
1つはバナナ・バタースカッチ。
焼きバナナがねっとりしつつも優しい自然な甘さ
味も香りも超バナナなパン
もう一つは3人で分けたピーカン・スティッキー・バム。
中にの下の方にも細かいピーカンナッツがぎっしりと巻き込まれていました!
トップにあるキャラメルソースがガチガチに固まっていてすんごい食べ応えです(笑)
歯にくっつく系で男性陣にはちょっぴり不評でしたキャラメルラバーな私は大満足
さて次のにやってきたのは、ミシガン湖を目の前に臨むピンクハウス。
この他にも4つの家があるのですが、これらは1933年に開催されたシカゴ万博で建てられた家。
「1933 Century of Progress Homes」と呼ばれていて、名前をそのままに『進歩の世紀』がテーマで作られた家なのだとか
1933年当時としてはとてもモダンで時代を先取りしたデザインで、現在でも違和感なくオシャレに感じられます。
万博後、この場所(Beverly Shores)に運んできて、雨風に耐え現在まで残されてれているようです。
次も歴史的な価値のある家の見学。
車を停めて木々の生い茂るトレイルを歩いくと、開けた草原にでました。
そこに残されていたのがこの家。
写真左端の方に小さく写っているのは倉庫。
ここは1820年代にJoseph Baillyという人が先住民族(ポタワトミ・インディアン)とビーバーの毛皮の交易をしていた場所らしい。
この家のすぐそばに川があってインディアン達がカヌーでビーバーの毛皮を運んできていたよう。
家はJoseph Baillyが亡くなった後に建てられたものとのことですが、それでも現在まで残っているのがすごい。
以前は内部の見学もできたようですが、老朽化のため現在はできなくなっていました。
外から見ただけでも足を踏み入れたら床が抜けそうな雰囲気がありました
砂丘に木造のトレイルが作られていてるのでここを歩きます!
砂丘の上まで行くとビューポイント有り
遠くにシカゴのビル群が見えました!
ビューポイント以外に特別何か見るものがあるわけではないのですが(笑)
この木の道を歩くのはなかなか楽しめます
暖かい時ならもっと良かったでしょうね
木の道の後はまた砂の上を歩く&登る!
砂の上を歩くといつも使わない脚の筋肉を使うようでプルプルし始めてました
砂を上り終え今度は湖沿いを歩きます。
水辺はもう本当に…超寒い
遠くに見えるビル群を見たり写真を撮ったりしたいのですが、とにかく風が強くて凍てつく寒さ
激しく白波立つ湖のを初めて見ました(笑)
まるで海のようです〜
ちゃっちゃと歩き車へ避難
最後のスポットはまた別のトレイルです。
一番最初に歩いたような落ち葉が重なる砂の上を数分歩くと小さな水辺に出ます。
ここにはビーバーが見られるかもしれないということでやって来ました!
しかし冬は自分達で作った家にほとんど篭っているようで…その姿を見ることは叶わず
ビーバーのお家らしきものはありましたが、もう崩れた後のように見えました。
木に齧ったあとがあり、確かにいたということは確認できました
木の下の方がえぐれてます。
このままだと大きな木が倒れてしまうので、危なくなったものは人がカットしているようです。
生ビーバー見たかったな〜
今回はマップの写真だけで我慢です。
以上でインディアナ・デューンズ国立公園は終了!
グランドキャニオンやセコイヤ国立公園のような雄大な自然を感じられる場所ではなく、国立公園というにはパッとしないかも(笑)
もっと気候のいい時に、散歩を楽しむような小さな国立公園だと思います。
3日目のこの後のことはまた明日〜