細胞診を考える -14ページ目
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頭おかしいんじゃないのかな。

頭のおかしな家族に出くわすと臨床医も大変ですね。


損賠訴訟:岡山済生会病院で手術後に死亡 「臓器写真は別人」遺族が追加提訴 /岡山

岡山済生会総合病院(岡山市伊福町1)で尿管がんの手術後に死亡した男性患者(当時85歳)の遺族が、「手術ミスがあった」として病院と担当医師に損害賠償を求めた訴訟で 、遺族側が31日、「病院側は他人の臓器写真を岡山地裁に提出した」として新たに慰謝料など計440万円の支払いを求め岡山地裁に追加提訴した。原告側代理人は「標本と写 真を見比べれば、素人が見ても違いははっきり分かる。病院も別人と認識していたのではないか」としている。
訴状によると、男性は02年5月に尿管の摘出手術を受け、03年9月に死亡。遺族は04年1月、「がん組織に直接メスを入れるなど、担当医師の単純な手術ミスで全身に転移 した」として慰謝料など計2000万円の支払いを求めて提訴した。
写真については31日付の訴状で、「尿管部分が著しくがんに侵された、他人の臓器写真を提出した」と主張。根拠として▽手術翌日に作製された男性の摘出臓器の組織標本と写 真では、がんの長さや幅などが全く異なる▽写真の腫瘍(しゅよう)の形は、担当医師本人が記載した手術記録とも全く異なる??と指摘。「担当医は訴訟を有利に進めるため、 他人の臓器写真を提出した」としている。
死因について病院側は「がん細胞は手術前に転移していた」と争っているが、写真については「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。【傳田賢史】

8月1日朝刊
(毎日新聞) - 8月1日17時1分更新

危なっかしい

毎週1回、病理医志望の女医さんが研修に来ている。


今週は剖検例の追加切りだしをしてもらった。横で切りだしを見ていたら、刃物に使い方がとても危なっかしかった。

家の娘が、図画工作で刃物を使っているのを見ている 感覚に似ていた。

勉強会

細胞検査士の試験まで3ヶ月を切った。

勉強会も合計13回。本日は2番弟子の○頭君に過去問技術の講義をお願いしているので、私は会場の設定のみ。


病院から帰るわけにはいかないので、部屋の整理・整頓。休みでクーラーの効きが悪く、汗だく。


夕方は○○○君(あまり夏らしくない格好だね。残念)、○頭君と夕食の予定。

病理医とは

医師、歯科医師のみが病理診断を行う権限と責務がある”


臨床診断”はご存知の外科医や内科医などの臨床医が、”病理診断”はあまりご存知ない『病理医』が行っている。病理医は最終診断のみを行っており,患者の前には姿を現さず,臨床医の後ろから患者を黙って診ている。

病理医は最終診断を顕微鏡を使って病理診断を行う。


病理医が間違った診断をすると患者に迷惑を掛ける。
誤診の結果、患者が片肺になっていたり, お乳が片方無くしたり, 足が切り落とされていたり,人工肛門になったりする。


日本ではこの病理医が不足している。


日本では病理医が独り立ちできる目安としての病理認定医試験が毎年行われている。 医師免許取得後,五年間以上の研修を積んで,はじめて病理認定医の受験資格ができる.受験者は少なく,合格者数は大体毎年50~80人程度で,医師免許取得者の1%にも満たない。
原因は金儲けに縁が無く、医者らしくないからである.


現在の日本には1800人程しか病理医がいない.慢性的病理医不足はこれからも続くだろう。


PA制度導入の背景にはこの病理医不足があることは間違いない

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