細胞診を考える -12ページ目

乳腺4

70歳代、F、乳腺腫瘤の捺印細胞診





大型腫瘍細胞とリンパ球




細胞質は広い。核小体は明瞭。

診断は

乳腺5

 50歳代、F、乳腺ABC



知っている人は1秒で答えますね。




粘液と異型のみられる上皮からなります。


診断は


乳腺6

30歳代、女性。乳頭分泌物



出血背景に異型細胞塊が散見される






核に大小不同がみられ、不規則重積性を認める


回答は 


乳腺7

70歳代 女性、右乳腺C領域に5mmの腫瘤を認め、乳腺穿刺を施行する




上皮は認められず、リンパ球系細胞が多数みられる








 強拡大では、大型リンパ球が多く、異型もあるような


回答は 

乳腺8

乳腺 ABC  40歳代 女性



重積性の強い細胞塊




シート状集塊であるが、一部にはほつれた細胞もみられる





シート状で、2細胞性である。

集塊周囲の細胞は双極裸核細胞とは言いがたい


回答は 


甲状腺症例回答

甲状腺症例1回答 乳頭癌

周囲甲状腺に浸潤しています。濾胞構造が主体で、乳頭状構造は一部でした。


核内封入体、核溝がみられます。乳頭癌に特徴的な核ですね


核内封入体を持つ甲状腺腫瘍では、硝子化索状腺腫、良性がありますが、これは細胞診で鑑別するのははなはだ困難だと思います

甲状腺症例2回答 橋本病


好酸性の上皮と背景にリンパ球がみられ、一部ではリンパ濾胞形成がみられる



上皮の核は腫大し、細胞質は好酸性。一部には巨細胞もみられる(由来??)


甲状腺症例3回答 乳頭癌

しつこくてスミマセン。甲状腺では乳頭癌を完全にマスターして欲しいので、繰り返し出しました。


周囲に浸潤性発育を示す



スリガラス状核、核溝、核内細胞質封入体、乳頭状構造がみられる



非腫瘍細胞から形成される巨細胞が認められる


甲状腺症例4回答 髄様癌



一部に管腔構造がみられる



核は紡錘形、細胞境界は不明瞭



クロモグラニンA,カルシトニンが陽性

甲状腺症例5回答 これも髄様癌



周囲に浸潤性に発育




一部には乳頭状構造もみられる



核は短紡錘形、 免疫染色ではCEA,カルシトニン、クロモグラニンAが陽性でした。


髄様癌の細胞像  短紡錘形核、結合性がやや弱い、背景にアミロイド


2005/5/28の行動

9時に自宅を出て郵便局へ、郵便局から病院。


病院で1時間ほど雑用をして、ホームセンターへ、なすとピーマンの種を購入。ベランダに植える予定。


ホームセンターからPCショップへ。光ファイバーのアンケートを書いたら、空くじなしの抽選ができるので、アンケートを書き、くじを引くが、絵はがき一枚もらっただけ、「ごみじゃないか」と思いつつ持ち帰る。

全行程約5.5kmをすべて歩いて、13時に自宅に到着。


やきなす、ぎょうざ、ビール(もちろん第3 105円/本)で昼食。昼食後、昼寝。


昼寝から目が覚め、なす、ピーマンの種を撒く。

甲状腺症例回答6,7

甲状腺症例6  亜急性甲状腺


昔は結核と間違えられたほど、独特な肉芽腫を形成する。

コロイドを囲む多核巨細胞が特徴的。

類上皮細胞、リンパ球、好中球が浸潤。


甲状腺症例7  甲状腺MALTリンパ腫


リンパ球系細胞の増殖と、上皮島が散見される


いわゆるLEL,Packing



LEL


甲状腺のMALTリンパ腫は橋本病より発生することが知られています。

甲状腺症例8  甲状腺MALTリンパ腫



濾胞形成の見られるリンパ増殖性疾患




いわゆるLEL  これも甲状腺MALTリンパ腫





こんな子が勉強会に来てくれたらいいのですが・・・・・

こんな子が勉強会に来てくれたら

乳腺1-5回答

乳腺1 回答 線維腺腫




典型的な線維腺腫でした。


組織と対比させてください。 


2細胞性、シート状集塊、双極裸核細胞の出現より

FAと診断

乳腺2 回答 硬癌




癌細胞塊は索状配列を示し、周囲には線維組織が豊富


Invasive ductal carcinoma, scirrhous type

典型的なIndian fileに注目


乳腺3 回答 アポクリン癌


癌細胞ながら、比較的広い好酸性細胞質を持つ。

核に大小不同がみられ、アポクリン化生とは異なる

アポクリン癌の症例



乳腺4 回答  髄様癌




細胞質は広いが、大型核で、核小体が明瞭。

細胞の結合性も弱い。

腫瘍細胞周囲に成熟リンパ球がみられる2細胞性

髄様癌


乳腺5 回答 粘液癌



粘液癌 粘液内に癌細胞が浮遊している。この症例は細胞異型は乏しい

乳腺症例6,7,8回答

乳腺6回答 乳管内乳頭腫



乳管内に線維血管間質周囲に上皮の乳頭状増殖がみられる

上皮は2細胞性で、乳管内乳頭腫と診断


乳頭分泌細胞像に相当する組織像



細胞像では大小不同がみられ、核クロマチン増量(変性と考えるべき)を認め癌としたが、良性であった症例。



症例7回答 反応性リンパ組織



HEとBcl-2の免疫染色。濾胞を形成する細胞はBcl-2が陰性で反応性とわかる。




HE拡大で、濾胞形成部にはtingible macrophageがみられる


臨床的に4mmの腫瘤で、悪性リンパ腫はありえない。

臨床情報を無視して悪性リンパ腫と誤診した症例


症例回答 8 乳管癌




HEでは篩状構造もみられ、乳癌



細胞像と対応したHE像


2細胞性で細胞診では癌とはとても断定できない



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