どうしたら登録までの費用を抑えることができるでしょうか?
次に、出願審査請求段階で考えてみます。
・出願審査請求料の減免制度を利用する。
現在は、出願時の公的費用はそれほど高くありませんが、出願審査請求料は最低でも17万円程度は必要になります。
これは、中小企業や個人では簡単に出せる費用ではないでしょう。
ところが、一定条件下でこの出願審査請求費用の免除又は半額軽減を受けることができる可能性があります。
例えば、研究開発型中小企業、資力に乏しい個人(所得税や住民税が課せられていない等)、資力に乏しい法人(法人税が課せられていない等)などは免除や半額軽減を受けることができる可能性があります。
受けられるかどうかがを自動で判定してくれるHP(http://www.jpo.go.jp/cgi/zangenmen2/exempt_chk.cgi )がありますので興味がある方は利用してみてください
・自分自身で審査請求を行う。
自分で審査請求を行えば、特許事務所に支払う費用を節約することができます。
審査請求自体は決まった書類を提出して出願審査請求料金を支払うだけですので、簡単に自分で行うことができます。
書式は特許庁のHP(http://www.inpit.go.jp/appli/form/index.html )でダウンロードできますので、利用してみてください。
ただ、特許事務所に審査請求をお願いするときにかかる金額自体はあまり高くないので、任せてしまった方が楽です。
次に、続きます。