職人列伝 カエル編 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、日が暮れたら、なんとかバイクに乗れますね。

暑いけど。

今日は右折車に二度ヒヤリとさせられました。

俺と、俺のバイクはこの夏小さくなったのかね?

一人の男とは完全に視線が合って、ヤバイって顔してましたね。

これでしばらくは彼も無茶な右折をしなくなるだろう。

 

 

で、これは金曜日の話。

某食品製造会社の増築工事で。

工場本体は冷房の効いた部屋になる。

衛生上で工場の部屋全体を遮熱のボードで囲むと言っていいか。

 

で、そのボードの上と屋根には何も断熱材は無い。

屋根は鉄板、その日差しの熱気が工場の冷房室と屋根の間に籠る。

そこでの仕事。

 

木曜日の午後に入って少し仕事をやったら、

一時間で逃げたと言うか、やる時間が無くなった。

そりゃもう、凄かったですよ。

そして、他の人に聞いたら午前中ならまだ仕事が出来ると言っていた。

 

で、金曜日は現場に着き次第に天井裏に潜って、作業開始!!

確かに、前日よりはましだ・・・・。

今のうちに…、と張り切ってやるが所詮は一人仕事、進まない。

当然の如く、午後までかかってしまった。

その時の心境は、

「待てよ?!こう言うの何処かにあったな?

そうだ、カエルをお湯に入れると飛び出して逃げるが。

じっくり水からコトコト煮ると気づかぬ内に茹で上がってしまう!!

これだよ!!

そりゃあ凄い、いくら水分取ってもトイレに行く必要なし!!

久々に汗が目に入って、往年の三沢光晴並みに眉毛の汗を拭いました。

誰も居ないのを良い事に、言ってはいけない用語を

英語&日本語織り交ぜての二か国語で叫びまくります。

 

それ以前に、一人でやってたら本当に危ないよな・・・・。

その内、蒸気もテストで動き出して。

更に暑さがヒートアップ!!

 

終わった後に、追加があると言われた時の自分の顔が怒っていたと言われた。

違うそれは、衰弱し過ぎと汗が目に入って染みて、眼つきが怪しいだけだよ。

 

で、バードが分かったのは、この工事現場内で一番涼しい所。

俺は猫か犬か?と、思いましたね。

でも、本当は茹でガエル寸前でした。

入った人は皆同じことを言ってた。

「あれは、仕事する環境じゃない」

でも、やらないと他の誰かがするんだよね。

お金儲けも大変。