どうも、やっと先月読んだ本の更新です。
新年度一冊目は。
「死神の報復 レーガンとゴルバチョフの軍拡競争」 ディヴィッド・E・ホフマン
・ソ連の次期核ミサイル様式をブレジネフは2人のトップの話し合いで決めさせようとする。
その会議の行司役をもう1人呼んでやらせたが。
行司役も論戦に加わり収拾がつかなくなる。
結果、3人三様の方法でやる事になるに。
お陰で恐ろしくお金がかかり、ソ連崩壊の一役を担う。
・レーガンとヨハネ・パウロ二世は共産主義が経済的に誤りだけでなく、
人道的にも誤りであると信じていた。
・ドラッグ・ストア・カウボーイ=政権内の隠語で出来もしない約束をする人間。
フルシチョフ・ケネディから始まる米ソの核開発・核削減の裏では
こういう事が行われてたという本。
両国とも本当の事を言えば削減は進んだのでしょうが。
本当の事を言わず(隠す)にカードを出し合って進めるのが政治の世界と言う事で。
「自省録」 マルクス・アウレーリウス
本当~に、ストア派って奴は…。
彼はまだキリスト教についてはよく知らなかったみたい。
「密告者ステラ」 ピーター・ワイデン
・アインシュタインは妻に1日一本の葉巻を配給されていた。
・フロイトは米国に脱出する時にゲシュタポに虐待は受けなかったと、
サインしなければならなかった。
彼はサインした下の余白に「私はゲシュタポを万人に大いに推薦する事が出来ます」
と、付け加えた。
・「死体をまたいで歩く」ドイツで目的の為に手段を択ばない譬え。
ユダヤ人狩りに手を貸したユダヤ女性(男性も居る)の話。
凄い女性と言うか、生き残るにはこうしなければならないと事だ。
「ガガーリン」 ジェイミー・ドーラン&ピアーズ・ビゾニー
・ライカ犬が宇宙に上がった後、世界中の刑務所や組織から
「私を救出する必要はないので、どうか宇宙へ上げて下さい」
と、言う手紙が約3.500人から来た。
・1960のソ連宇宙計画での発射事故で190人が亡くなった。
それで多くのエンジニアが亡くなり、長距離ミサイルの開発が遅れた。
よって、フルシチョフはキューバにミサイルを置いたとか…。
・ホームレスが路上で寝たまま小便をしているのを見て。
「実に頭のいい男だな。
休息とその他の事を同時にする方法を見つけるとは」と、言った。
・最大の不幸は、以前の幸福を知っている事である。
・レモンには不良品の意味がある。
結局2度と宇宙には行けなかった。
果たして、アメリカ人が初めてだった場合ではそうなっただろうか?
政治の問題と安全性の問題も兼ねて。
せっかく新年度なので、長いの読もうと思っていたが。
思ったより時間がかかった。
まあ、途中で新書20冊でも読めば、年/100冊はクリアできるだろう。
以上4冊は全部面白いですよ。
何しろこの中の一冊は、他人が読んだ形跡が無い(笑)。
日焼けだけが進んで中身はパリッパリの新品!!
小倉南図書館開館何周年だっけ?