11・12月の本④ | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、無いかな新春サマーセール。

 

で、続きです。

 

「出土遺物から見た中国の歴史」  稲畑耕一郎

発掘されたものから、中国史を読み解く物ですが。

以前にも書いてある通り本場の教授は史書からを重視してるので。

一番進んでるのは日本かも。

色々展示会行ってるから、この本に載ってるのを一つぐらい現物見たかも。

 

「図説 呉から明かされたもう一つの三国志」  監修:渡邊義浩

後半の孫権のダメ人間度の加速度が凄すぎる。

一政権としての立場が蜀の漢の後継として物より弱すぎる。

 

「本当に偉いのか あまのじゃく偉人伝」  小谷野敦

・夏目漱石門下に作家でもない学者が多いのは。

奥さんが作家ではなく、学者としての夏目に嫁入りしたつもりで、

作家があまり好きではなかったから。

この本は中々ひねくれていた面白かったです。

 

「正義の責任」  アイリス・マリオン・ヤング

アメリカの話と思ったら、一応世界を回るが。

ただ、浅いと感じたのは訳のせい?それとも内容そのものが?

内容は、タイトルの通りです。

 

「イタリア『色悪党』列伝」  ファブリツィオ・グラッセッリ

カラヴァッジョやムッソリーニなどの色物男の短編小説集。

時間を潰すには最適本です。

 

「キラキラネームの大研究」  伊東ひとみ

名づけの話がかなりデカくなるが。

まあ、現代の話ではほぼ無知に起因するな。

星宙が「ぴかちゅう」と言うのは都市伝説っぽい。

 

「世界を変えた偉人たちのウラの顔」  島崎晋

・プラトン=肩幅が広いと言うあだ名で、

本名はアリストクレス。レスリングの選手だった。

まあ、大体知ってる話って言うのは仕方が無いな。

 

「集中講義!ギリシア・ローマ」  桜井万里子・本村凌二

・国連事務総長はインド人をいかに黙らせて、

日本人をいかに喋らせるかを気を配らないといけない。

やっぱり政治って言うのは弁論術なのかね?

カエサルで何度も見たからな。

今の日本の政治家は、やった事自慢でつまらない。

 

「名前の暗号」 山口謠司

・花子は中国語では乞食の事。

・古代中国では青と緑の区別はなかった。

途中から漢字の解説…。これには参った。

自分の名前の使われてる漢字は出てこないし。

当然、キラキラネームの本の横に在りました。

 

 

まあ、こんな所でしょう。

この後数冊新書を読んでから。

重たい本にシフトを変えました。

とたんにスピードが遅くなるのは致し方が無い。

事実、遅くなってる。