これまで通ってきたどの学校も、
いたってごく普通の卒業式ではあったんですが…
印象に残っているのは、一度社会人を経験してから通った専門学校。
そこの学校は1年生も全員、
先輩の卒業式に参列しなくてはならず(どこもそうなんでしょうか??)
私は1年生の時、なぜか在校生代表として送辞を読む事になりました。
もちろん立候補なんかじゃなくて学校側からの指示。
当時すでにいい歳のおばさんだったのに
自分よりも年下の先輩達に向けて、偉そうに送辞を読む…
果たして卒業生は嬉しいのか?先生達はそれで良かったんですか??
…と、今思い返しても、あれはどうだったんだろうと疑問に思いますが
そして登壇者はクラスメイトから離れて座るので、私は一人ぼっちでした。
私の隣に座っていた、答辞を読む卒業生の男子生徒さん(もちろん私より若い)が話しかけてくれて、まぁちょっとは救われたんですけど…😅
そしてその翌年の、自分の卒業式。
(私の通っていた学科は2年制です)
その時私は、これもまたなぜかわからないのですが、
うんたらかんたらなんちゃらかんちゃら賞という長ったらしい名前の何かしらの賞を頂ける事となり(長すぎて名前を全く覚えていません)
校長先生から賞状を受け取る為に、その年もまたステージに上がる事となりました。
当然、登壇者なのでクラスメイトから離れて座らなければいけません。
また一人ぼっちです。
しかも自分の卒業式なのに
クラスメイトと一緒に最後の時間を共有する事、
それまでずっと練習してきた校歌を一緒に歌う事すらも出来ず…😅
こういう節目のセレモニー系の場面にはそもそもとても弱い方なんですが、
見知らぬおじさん達に囲まれて1人緊張気味に座っていたので
涙のカケラもありませんでした
そんな感じだったので、
その専門学校での卒業式は、1年の時も2年の時も
私は全て一人ぼっちで過ごす事になってしまいました
今の私だったら、
送辞もなんちゃらかんちゃら賞も間違いなく辞退していたと思います。
というのは、別にやりたくないとかじゃなくて、
私みたいな当時既に大人組だった生徒ではなく、
未来への希望溢れる若い子達に経験してもらうべきポジションだったと思うから。
そういう考えをお話して、丁重に辞退させて頂くべきでした。
当時の私は、歳だけは食っていながらも
そういう事まで考えられるような大人ではありませんでした。
先生達にだってそれなりの考えがあったから、
それぞれの役割を私と言う人物に当てたのだと思うので…
それ自体はもちろん大変ありがたい事だったんですが。
でも、今思えば、あれらは私ではないよなぁと😅
既に社会人経験を積んだ大人よりも、
高校を卒業して入学してきた当時10代の子達にやってもらうべき事だったと…
もしかすると些細な事なのかもしれないけれど、
貴重な機会を奪ってしまったと思います。
何の不満もなく精一杯勉強させて頂き、
楽しい思い出をたくさんもらった最高の2年間ではあったんですが、
そんな中でこれだけは、私としてはちょっと後悔している部分だったりします。
世間は今まさに卒業シーズン真っただ中でしょうか。
公立高校なんかは3/1だった所が多いのかな。
来週、再来週あたりがさらにラッシュなのかもしれませんね。
今年卒業される学生さん達、最後まで楽しい思い出をたくさん作れますように
先日公開した私の所属ユニット「Sky Blue」の卒業ソングを2つ、貼っておきます。
ついでに聴いていって頂ければ幸いです