停電で一番印象に残っているのは、やっぱり胆振東部地震の時かな…
当時はまだ子供もいなくて、私も仕事をしていた時代でした。
その日はちょうど旦那さんが夜勤で夜間不在だったので、とても心細かったです
地震が起きたのは夜中の3時7分頃だったようです。
巨大な揺れと、けたたましい緊急地震速報の音で目が覚めた時は、瞬間的に大パニックになりました。
頭から布団をかぶって、恐怖のあまり何かを叫んでいた記憶があるんですが何を言っていたかは覚えていません
当時マンションの6Fに住んでいて、その地域は震度5強〜6弱(いくつか説があってはっきりわからず)だった為、それはそれはひどい揺れでした😱
ちなみにこの時の経験で私は緊急地震速報の音がトラウマになってしまい、今ではオフにしています(本当はオンにした方がいい事は理解しながらも…)
揺れがおさまってから電気をつけると、部屋の中はメチャクチャ。
冷蔵庫の上の電子レンジも半分落ちかけていました
テレビをつけて情報収集をしていましたが、突然停電になり真っ暗に。
同時に何かの機械がピーーーーーー!!!!!とすごい音で鳴って、ゾッとしました
この時一気に全身に鳥肌が立ち、恥ずかしい話ですが恐怖で半泣きになりました
なんか、泣きながら何かをとにかくしゃべっていた記憶があります…しゃべっていないと怖くて
真っ暗な家に1人でいるのが耐えられず、とりあえず外に出る事に。
マンションのエレベーターホールは非常電源に切り替わっており、ほぼ暗闇に近い薄暗さになっていて、その光景もまた気持ち悪かったです…
エレベーターは使えないので、外階段を使って一階まで降りました。
真っ暗な中、スマホのライト一つだけで階段をひたすら降りていくのは恐怖以外の何ものでもなかったです😱
車ですぐ近所のコンビニへ行ったのですが、真っ暗な店内であたふたしている店員さんの姿が見えました。
ドアには閉店と書かれた紙が貼られ、閉め切られていました。
そこの駐車場でしばらく過ごさせてもらって(他にも同じような車が何台か停まっていました)、空が薄明るくなってきた頃にマンションに戻りました。
外階段を上っている途中、住宅街を見下ろすと見事に真っ暗で…
明かりがひとつもないって、こんなにも気持ち悪い物なのか…と驚きました。
その時に撮った写真↓
うちの地域は大きな病院などもあったからか、この日の夜には電気が復旧してくれました。
全然、早い方です。
半日くらいでも電気が使えないって本当に不便で、人の生活に電気というものがどれだけ身近に、当たり前に存在しているものか…どれだけ頼っているのかという事を思い知らされました。
ガスだって水だってもちろん使えなくなったら困るけれど、電気って一番身近なんじゃないかなぁと…
当たり前は当たり前ではなく、心から感謝すべき事と、この経験を経てさらに強く思うようになりました。