手前みそですみません。
「広報のがっこう」では
毎回、宿題が出ます。
ある時の宿題が
「大喜利にチャレンジ!」。
別にこういうのを催すわけでは
お題(4つ)に対して
回答を考えて頂く、という趣向です。
校長先生と落語作家の
今井ようじ先生のお二人の
講評動画を見て、
大喜利発想法はビジネスに役立つ
ってメッチャ思ったんです。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
「大喜利」、
詳しくない方のために説明を
リンクしておくとこんな感じ。
約60年続く名物番組「笑点」を
思い浮かべて頂くといいですね。
出されたネタ(お題)に対して
趣向を凝らした回答をするのが
お約束です。
何をどう考えても自由・・・
とは言うものの、
慣れないとどう考えればいいのか、
分からないもんです。
考え方のとっかかりとして
今井先生が挙げられたのが
次の3つ。
出された「お題」に対して
「距離」を意識するといい、と。
「距離」=物理的&概念的の両方。
「お題」に
①最も近い
②中くらい
③全然遠い
距離をだんだん
遠くに伸ばしていく。
例えば
「みるみる元気が出る
健康ドリンクの名前とは?」
というお題なら、
①一般的な健康ドリンクの名前を
もじって「ありそう」な名前にする
②「なるほどなぁ」と
膝を打つものを考える
③「え?どういうこと?」と
一瞬では分からない名前を
考える
ウケるのは真ん中、ですよね。
一番近い①は、誰もが思いつく。
「そのまんまやん」かもしれないけど、
パッと想起できるという強みはある。
一方、③だと遠すぎて
分からないことがある。
ネーミングだと一か八か、
って怖さがあります。
じゃあなぜ③を考えるかというと、
“最も遠いところ”まで
思考を飛ばして、
「そんなん使われへんやん!」って
なると、自ずと“ええ感じの所”に
戻ってくるから。
“思考のブーメラン効果”(←堀命名)
ですね。
最初から②の「最適」を
目指すのではなく、
近いところも遠くも考えてみて
最終的にええ感じの所
各種補助金の申請も得意と
されている今井先生によると、
この考え方は、
まさにそういう申請書を
書くにも役立つのだそうです。
例えば
「事業再構築補助金」なんかだと、
新しく取り組む事業を
3つくらい考えて、
理由を添えて
「だからこれにする」と
書くのだそうです。
①と同じで、
あまりにも今の事業と被ってると
意味がない。
逆に③のように
あまりにも遠いと
ほんまにできるん?ってなる。
中くらい=②
=今の事業とも親和性があり
伸びしろもある、
だからこれこれにします、
という論理立てが要るのだとか。
大喜利の発想法と近いですよね。
う~ん、、、大喜利発想法って
ビジネスに活かせるわぁ~。
しつこいようですが、
「広報のがっこう」、
“使い手”がありまっせ。
(追伸)
「広報のがっこう」が
朝日新聞さんに取材されました!
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