最近、
“読者(読む人)を想定していない”
文章を書けと言われて、
四苦八苦しました。^^;
(いわゆる「下書き」っちゅうやつで、
読者が特定しづらかったんです。)
「そんなんどこにでもあるやん」
と思われたあなた、、、
ちっちっち、
そうじゃないんですよ
実は
(意外にもそうじゃないのよ~)
自分が何かを伝えたくて
(伝えなきゃいけなくて)
書く文章というのは、
意識するとしないとに関わらず、
“向かって書く相手”がいる。
たとえ企業内の文書であっても、
です。
「連休の谷間だけど、
今日もフツーにお仕事!」
という方のために、
役に立つ(と思う)文章術を
お届けします。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
意識するとしないとに関わらず、
“向かって書く相手”がいる。
これ、本当にホンマなんですよ。
例えば、
無味無臭っぽい(^^;「稟議書」。
これだって、決裁者に向けて
書くわけじゃないですか。
例えば、社内の通達。
これも、社員に向けて書く。
学校でもそうです。
「廊下は走らないように
しましょう」
これは生徒に向かって
言ってますよね。
小学校だったら恐らく
こんな感じになるでしょう。
でも幼稚園だったらどうですか
きっと
「ろうかはあるこうね」
とかってなって、
歩いてる子どものイラストとかが
添えられるでしょう。
こういうのもアリだろうなぁ。
極端な例ですが、
もし刑務所だったら
「廊下は走るな!」
かもしれない。
ラブレターなんか
相手が分かっている
ラブレターを書こうと思ったのに
なぜか町内会のお知らせに
なっちゃった(・.・;)
なんてのは起こりようが
ありません
こんなふうに、文章には
書き手と受け手がいて、
受け手に受け取って
ほしいから、書く。
だから受け手を想定しない
≒用途のはっきりしない
文章ほど、
書きにくいものは
ないんです。
少し前に、
朝日新聞の編集委員/天草支局長/
百姓/猟師/私塾塾長等を兼務(?)
している近藤康太郎さんが、
こんな記事を書いておられました。
引用ここから
(中略)文章は〈交換〉なのだ。
書き手と読み手が、
文字という象徴(シンボル)体系を
使って思想や感情を、手渡し、
手渡され、発想を膨らます。
ときに価値ある誤読までして、
回す。協働。
だいたい、
読者を想定しない文章なんて
書けないものだ。
引用ここまで
('22.12.17朝日新聞
「多事奏論」より)
私、この記事を読んだ時に、
すっと腑に落ちたんです。
「文章が苦手」という方の
話を聞くと、
“誰に向かってか”が
意識されてないことが多い。
冒頭申し上げたように、
一応、文章を書くことを
生業の一部にしている私でも、
“誰に向けて”か
分からないものは
とーーっても書きにくい!
なので、
「文章が苦手」という方、
(そう思い込んでいる方も含めて)
(こういう方、、、ですね。)
書く前にまず、
“誰に向けて書くのか”を
意識してみられることを
おススメします。
ここを考えずして
伝わる文章なんか書けるわけね~!
って思うんですよ。^^;
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