言葉の力を持つということ。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
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昨日、

身体ケアの専門家である
理学療法士さんも
豊富な語彙を持って頂きたいな、

と書いたのの続きっぽいブログです。


職業上も、
生きていく上でも、

“言葉の力”はないより
あるに越したことはありません。


生きづらさを生きやすさに
変えられるから。





そんなことを思ったのは、
2つの記事から。


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!




一つは、
日本国際児童図書評議会(JBBY)が、

生きづらさを抱える子供たちが
本と出会うきっかけを提供する
ブックリスト「あしたの本だな」
を作った、というもの。




JBBYって、ご存知でしたはてなマーク

私も知らなかったのですが、
良質な子供の本の普及、
読書活動の推進、
子供の本を通した国際交流などを
図る社団法人だそうです。

「Japanese Board on Books
 for Young People」の略。
(コトバンクより)


「あしたの本だな」は、
二つに分かれていて、

「1」では、

本に出会うチャンスのなかった
子供や若い人向けに、
絵本や写真集を中心に67タイトル、




「2」では、読み物を中心とした
108タイトルが、紹介されています。



(このリンクご参照)


「あしたの本だな」作成に
携わった関係者のトークイベントでは、

刑務所や少年院で
取材を続けてきた
作家でジャーナリストの
大塚敦子さんが、こんなふうに
発言されました。


少年院入院者は、
虐待を受けた経験のある人が多く、
最終学歴が中卒の割合も高い。

(だから)将来への希望が持てず、
刹那(せつな)的な生き方に
走ってしまう子が多い、と。

 

(4/12朝日新聞より)






しかし同時に、
そうした少年たちが本と出会い、
変化する姿もたくさん見てきた、と。

「いままで表現できなかった
 自分の思いを、
 言葉にしておろせるようになる。




 言葉の力を持つというのは
 本当に大切なことです」

 (引用同上)


自分の気持ちを

言葉にして表す。

言葉にすれば

誰かに伝えられます。

 

自分自身の決心や

納得感も深まります。

 




一冊の本と出会い、
そこに書かれている言葉を血肉にして
再起を果たした弁護士さんの記事が
二つ目。

6/17の朝日新聞土曜別刷「be」
一面「フロントランナー」に
登場されていた
諸橋仁智(もろはしよしとも)さん。

このリンクにもある通り、
「ヤクザ出身の弁護士」さんです。


「勉強しなくても勉強できた」
頭脳の持ち主で、

県内トップクラスの高校に進み、
「目指すは東大」だったはずが、
途中で道を逸れてしまった。

気が付けばヤクザに。

そして覚せい剤中毒から、
ヤクザでさえなくなった時に、

ずっと連絡を絶っていた
お母さんが一冊の本を
差し出されたそうです。


それが、弁護士・大平光代さんの
『だから、あなたも生きぬいて』。

この本を読んだ当時の諸橋が
思ったのは、

「自分もやり直せるかもしれない」。




そう言葉にして自分自身に
言い聞かせたところから、
大逆転の人生が始まりました。





人間は一日に6万回も思考している
そうです。(驚)




とはいうものの、
その99.99%(←おそらく)は
言葉に変換されることもなく、
右から左に流れていく。アセアセ



なので、「これは大事」とか、
「ここを外しちゃいかん」所は、
敢えて言葉にしてみる。


そうすることで、
腑に落ち度が変わり、
行動が、結果が

変わってくる。


そのためにも、
自分の“言葉の森”を
豊かに茂らせておきたいですよね。

 

 

 

 

実り豊かな森からは、
美味しい果実、
自他を養う緑が
生まれますから。

 






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