「まだ何かある」は、ラジオ局(コミュニティFM局)にも。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

昨日、欽ちゃん(萩本欽一さん)の
テレビへの提言をご紹介しました。


クローバー クローバー クローバー 引用再掲 クローバー クローバー クローバー

放送開始から70年もたつと

「もうテレビはいろいろと
 やり尽くしていて、
 これから何があるの」

という人が
いるかもしれないけれど、

いまだにまだ
何かあるのではないかと
考えないと新しいものは
生まれてこない。


私は今でもそういう視点で
見ています。

クローバー クローバー クローバー 再掲ここまで クローバー クローバー クローバー


テレビでさえそう言われている中で、
もっと厳しい状況に置かれている
メディアといえば、、、はてなマーク

 



(今はアプリで聞けます。)


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





「マスコミ四媒体」の一つ、
ラジオです。

皆さんが想像されるのは、
こういうラジオだと思うのですが、

それより小規模な
(というより地域密着型の)
ラジオとして、

「コミュニティFM局」
というのがあります。




関西の方であれば、
阪神・淡路大震災をきっかけに
地域メディアとして
注目されてきたのを
覚えておられる方も
多いと思います。

 




しかし、一般的なラジオ局に
比べて経営基盤が小さいこと、

更には行政からの出資・補助で
成り立っている局も多いことから、

普通のラジオ局よりも
更にしんどい立場にあります。




でもね、欽ちゃんの言葉を借りて、
更に、出自からいうと、


「大きくないがゆえに」、
「地域密着であるがゆえに」、

またなによりも
「声だけ」
「身近」
なだけに、


「いまだにまだ何かある」と
思うし、やれること、
やらねばならないことは
あると思っているのです。



一つには

その出自のとおり、
地域の防災の

拠り所となること。

 


いざという時に、

広域メディアでは
自分のいる所が
どうなっているのか、

避難場所や給水・物資配付の
情報などは分かりません。




そんな中で、
地域のためだけに
危険をも押して放送できるのは、
コミュニティ放送局だけなんです。グッ
 

「防災への備え」を説く行政府には、

いざという時にコミュニティ放送局が

使命を遂行できるよう、

電源確保の補助金とかも

手当てしてほしいなと思っています。

 



そんな万一の時に、
「あ!あの局があったな」
と思い出してもらうためには、


日頃から
“いつもの/自分たちのラジオ”
と思ってもらう必要がある。






それを可能にするのが、

自分たちはマスコミ、ではなく、
本当の意味の“メディア/媒体”
であると自覚し行動して
いかれることかな、と思います。



メディア(Media)とはもともと、
ラテン語のメディウム(Medium)
に由良する語。

「中間」「媒介」を意味する
言葉の複数形です。





「媒介」の複数形、
という意味に注目してください。



人と人、人と町、町と企業、
企業と行政、行政と人、etc.

いろんなものの間に立ち、
意思疎通を助け、
結び付ける役割、
と読めませんか?



(例えていえば、あちこちに
 橋をかける、みたいな。)


メディア(Media)の
本当の意味に立脚し、

地域の、或いは

地域と関わりのある

人・モノ・カネ・場所、

更にはご縁を“結び付ける”
プラットフォームの役割を
果たせばいいんじゃないか、
いえ、果たしてほしい。





「〇〇FMを通じて、
 〇〇とつながれた」

「〇〇FMで知った
 〇〇という活動に参加してみた」etc.

そんな人や組織が増えれば増えるほど、
いざという時に底力を発揮する。


つながった人同士で
助け合うことだってできるし、



組織としての防災も
高いレベルで発揮できます。


いざという時のために、
そして、いざのために平時から。



コミュニティFM局の努力だけでなく、
そこに暮らし訪れ商売する身として、
聞き、応援したいと思っています。

 


 

 


ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
人気ブログランキングの応援を
して頂けると嬉しいです。