天災への備えで盲点になりそうなこと。~昨夜の東北地方の地震から。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
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昨夜遅くに起きた、
福島県沖を震源とするM7.4の地震。

該当地域の方、大事なかったでしょうか?

私も複数の友人知人がおり、
今朝TVをつけてびっくりしました。

心配です。(+_+)


今日は、昨日のブログの続きを
書こうと思いましたが、急遽変更。

天災への備えとして、
盲点になりがちなところ
を書きますね。

もう分かってるよ、ではなく、
念のため、という観点で読んで頂ければ幸いです。




今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






盲点だと思ったこと、3つあります。

私でも気づいたので、
防災のプロの方なら
もっとたくさんおありと思います。

ぜひ発信して頂きたいです。



私の3つはこんなことです。
 

 


一つ目、

福島県内のある市で
体育館に避難された方のコメント。


「毛布一枚で

 寒くて眠れなかった」


春とはいえ、深夜の体育館の寒さ冷たさは、
想像して余りあります。(>_<)


 


ひょっとしたら、その体育館には
緊急の段ボールベッドとかも
備蓄してあったのかもしれませんが、


とっさに取り出して組み立てて並べて・・・
って、“知っていて”+“指揮する”人が
いなければ宝の持ち腐れ。



(こんな避難所は

 瞬時にできるもんじゃありません。汗


避難所は

扉を開けて終わり、じゃない。

予め“本当に避難所として機能するかどうか”
時間帯も変えて検証してみる必要がありそう。




二つ目、

通勤する人の中に、
こう言ってた方がおられました。


「冷蔵庫の電源が切れてないか、
 食材が心配だから

 2時間早く出社する」




これ以上の情報がなかったので、
どんなお店or企業にお勤めかは
分かりませんでしたが、

逆に、
どんな規模の企業やお店にもBCPが要る、
ということを示唆してくれました。


「うちは小さな飲食店だから
 BCPなんて関係ない」

ではないんです。




上記の方が予め策定されたBCP、例えば

~停電の後はできるだけ早く冷蔵庫を確認すること
~その任は〇〇地区の統括者が行うこと
~その者が動けない時は代わって〇〇が行うこと

に沿って、「2時間早い出社」を
されているのであれば


そうではなく、「たまたま気になって」
という個人的・属人的要因から
そうされていたのであれば、

担当者が変わった途端、
その行動は引き継げなくなります。

 


どんな規模・業種でも

BCPは必要です。




三つ目は、

ろう者の避難・防災。




過去に何度かこのブログでも
紹介させて頂いた
「(一社)手話エンターテイメント発信団oioi」さん。

最近、こんな活動をされているのを知りました。


地震は体感できても、
聞こえないとその後の情報が入ってきづらい。

また、避難した先でもどうしてよいか分からず
大変混乱します。ガーン


避難先では、高齢者や車いすの方等、
一目で手助けが必要と分かる方々だけでなく、



“聞こえない方”もいるかもしれない、
と考えること。


ものごっつ大切です。



私はまず自分でできること
~備蓄品の点検と避難所の確認~
をしますね。



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