予想されていたこととはいえ、

とうとうネット広告費が
新聞、雑誌、ラジオ、テレビの
「マスコミ4媒体」の広告費を上回りました。




世はこれほどネット全盛。スマホ

リアルの定番・絵本でさえ、
「電子化しないと他の娯楽に負けてしまう」と
電子絵本が幅を利かせてます。

 



そんな中、
あえて紙のカタログにしたことで
成功している市の取り組み

ニュースになってました。


「デジタルがあれば紙は要らない」
じゃなく、

これからは“意図的に”

どっちをどう使うか

決めていかなきゃならないんだな、

って思った。


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






1か月ほど前のNHK「おはよう日本」。

「おはBiz」のコーナーで
初めて聞く単語が聞こえてきました。

「アマノギフト」

これ、なんだと思いますはてなマーク



「アマノジャク」な贈り物?

「アマ」と名の付く物ばかりを
集めた贈り物?

「尼さん/海女さん」が
セレクトした贈り物?




どれも違いま~す。(^-^;

 


正解は、愛知県あま市が国の交付金を使って、
市民に配った「カタログギフト」のことです。


(あま市はここ。
 愛知県の北西部に位置する

 面積約28平方キロメートルの市です。
 市の広さで言うと全国で1482番目。
 因みに私が育った羽曳野市は更に下で1490番目。
 小っちゃいねぇ・・・(^^;)


配付対象は、17~65歳の市民。

この紙のカタログをもらった人は、
市内200余りの店の商品やサービスの中から
好きなものを選び、市に申し込みます。

すると、
店から無料で商品や食事券などが届く仕組み。
(注文1件につき3300円が店に支払われます。)




デジタル全盛のご時世に、
なんで紙のカタログにしたのかを問われた
市の担当者さんはこう答えてました。



「オンラインではなく実際に手に取ってもらい、
 これまで知らなかった店の情報に触れることで、
 地元での消費を促したい」



「いろんな事業者を知っていただきたい。
 地域をみんなでもり立てていこうという思い」

 






子どもたちが親と一緒にページを繰りながら、
あれこれ楽しそうに選んでる姿に、

「あっ!この年代の子たちにとって
 『紙のカタログ』は

 逆に珍しいんだびっくりマーク

って思った。


 

 


そんなふうにして
選ばれたのであろう駄菓子屋さんは、

「最初は(注文が)20件30件も来れば
 ありがたいと思っていたら、
 300(件)ぐらいはいっている感じ」

と笑顔になられてました。

 



年上の大学生は「アマノギフト」の中から、
和食店をセレクト。

「おばあちゃんの誕生日なのでプレゼント」と
一緒に食事を楽しんでました。

 


更に、障害がある人の就労支援施設が
運営するキッチンカーは、

以前はあまり知られていなかったのに、

「アマノギフト」がきっかけで
たくさんの人に知ってもらえた、と。チョキ


 

 


不思議ですねぇ、、、

Web上でポチっと申し込んだ方が
ずっと楽なのに、

わざわざ紙をめくって
「どれにしよう?」って比較して、

これまたわざわざ

「ハガキ」で申し込むギフトで、
地元の人と人をつないでいる。




でもでも、、、これって、

 

「人口86,000人弱という市の規模ゆえに
 実現したことじゃないかはてなマーク

と思われる方も多いと思います。

 


私も“ある記事”を読んでなければ
そう考えたと思います。

対象人数が少ないからだ、って。

(全人口86,000人弱でも、
 配布対象年齢[17~65歳]になると
 もっと少なくなりますから。)


“ある記事”、それは
アメリカのデジタル大手が、
紙のカタログ使いだした、、、という。。。

明日に続けますね~。(^^)/



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