いいセミナーって?~言葉にエネルギーが宿っている事、“参加する”事、参加できる雰囲気を作る事 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

マーケティングの師匠・藤村正宏先生が大阪でセミナーを
開かれた翌日、こんなFacebook投稿をされてました。


「(前略)

 好きな映画の話をしていると、
 自分の熱量が上がっていくのがわかる。

 





 そうすると話す言葉にエネルギーが宿って、
 それが空間を伝わり、場の雰囲気が変わっていく。

 それを実感しました。

 言葉は目に見えませんが、確実に存在する。
 そして物理的に空間に影響を与える。
 もちろんその場にいる人たちにも。そういうこと。

 ということは、思いが言葉として出た時、
 それは大きなエネルギーがあるということなんだと思うのです。

 言葉のエネルギーは確実に存在して、誰かに影響を与える。

 (後略)」


これ、まさにその通りだと思うんですね。

 

 



どれだけ正確な、
どれだけ学術的に価値のある話だったとしても、

また、どれだけ偉い人の話だったとしても、

その人の「思い」や、エネルギーのない話は、
うわっ滑りしていく。

決して聞き手の心に残らない。



今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!

 

 






どんなセミナーでも、聞いていると分かります。


「あ、この人は時間分だけ喋ればいいって
 考えてるんだな」とか、

反対に、

「つっかえてはるけど、
 『これだけは伝えたい!』と一生懸命なんやろな」とか、


「う~ん♪ホンマにそれが好きなんやろな~」とか。




きっとあなたも「そうそう(*゚ー゚)( 。_。)」・・・じゃないでしょうか。




藤村師匠がおっしゃるように、
目には見えないけれど、言葉には力が、熱量が宿りますよね。

 


   



それがあたかも物理的な力として、聞き手に“刺さる”。

   

 

 



最近も広報担当者の勉強会で、
凄腕広報マンの話を聞きましたが、

その人は同じ広報人として、

「やっぱ広報ってこうだよね」とか、
「今はこういうことを大切にしなきゃ」とか、

本当に熱く語ってくださいました。ひらめき電球


  



その後に登壇されたメディアゲストの方々も、
前述の方や会場の雰囲気にも触発され、

「こんな情報がほしい」、

「私たちはこんなふうに仕事をしていて、
 こんなことを考えている」と、

胸襟を開いて話してくださった。


  



登壇者さんたちに引き込まれるように、
私たちは頷いたり驚いたり笑ったりしてました。
 

 

 


まるで、
言葉がボールになってポンポン飛んできてて、
嬉々としてキャッチボールしてるような。音譜

 


  
 

 


終わった後は、参加者同士口々に
「いいセミナーだったね~合格」と。
 

 



セミナーとか講演って、
喋る側が一方的に喋るんじゃなくて、
聞く方も一体になって作りあげる場。

 


登壇者さんにお礼のメールを送ったら、

「一番前で頷いてくださると、
 どれだけお話させていただきやすいことか…。
 温かく見守って下さり、
 本当にありがとうございました」

というお返事が返ってきました。照れ

 

 


主催者は、いかに会場を一つにできるか、
話し手は、いかに巻き込めるか、
聞き手は、いかに反応できるか、協力できるか、

この三位一体が揃った時、
「いいセミナー」って感想が出るんだろうなと
改めて思いました。



  
 (こんなふうに皆が「よっしゃー」って感じでやれば、
  高い確率でいい場になりますよね。(笑))




内容をてんこ盛り詰め込めばいいんじゃない、
やたら人数を集めればいいのでもない、
ましてや会場を豪華にすればいいのでもない。



セミナーも下準備、雰囲気作り、参加する意思、
だな~。





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