ことし初めて300キロを超えるクロマグロが水揚げされた
というニュースがやってました。
その大きさが分かります。^^;
でもクロマグロって最近とても減ってるんですよね。
マグロじゃないですけど、
最近読んだ『いのちをいただく』という本を思い出しました。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
小学生のしのぶ君は、社会科の授業で
先生から家の仕事のことを聞かれました。
「普通の肉屋です」
帰り際、先生はしのぶ君を呼び止めて
こう諭します。
「おまえのお父さんが仕事をしないと、
先生もおまえも校長先生も会社の社長さんも、
みんな肉を食べられないんだ。
すごか仕事ぞ」と。
しのぶ君のお父さんは、
食肉センターで牛を「解く」(=殺す)仕事をしていて、
彼はそれを「かっこ悪い」と思っていたのです。
お父さん自身も、牛と目が合うのが辛くて、
「いつか辞めよう」と思っておられました。
しかし、しのぶ君が
「お父さんの仕事はすごかとやね」というのを聞いて
やはり続けようと思った・・・
そんな内容の絵本でした。
私はお肉が苦手で、食べられるのは鶏肉くらい。
けれど、それだって誰かがさばいてくれるからこそ
いただけるのだし、
ゼリーの原料になるゼラチンは、牛や豚由来。
彼らがいなければおいしいゼリーはいただけません。
そう思った時、日頃何気に言っちゃってる
「いただきます」という言葉にハッとしました。
「いただく」という言葉は本来、
「敬意を表して高くささげる」
「頭上におしいただく」
という意味を持ってます。
それが転じて、「食べる」の謙譲語になった。
とすると、日々食卓に並ぶものは皆、
敬い、大切に扱われるべき存在。
一つとしてぞんざいに扱っていいものはない。
昔おばあちゃんに、「ご飯を残したらバチが当たる」と
最後の一粒までキレイに食べるようにと
口やかましく言われました。
今一人暮らしで、時々野菜が冷蔵庫の奥で
お亡くなりになってることがあって、^^;
それじゃアカン!と
「いただきます」の意味を噛みしめました。
(この前アボカドを切ったら、、、黒かった。。。^^;)
図書館で何気に手に取った子ども向けの絵本
だったのに、その内容の厚さ深さは、半端ない。
絵本だから、といって軽く見るのは
厳に慎まんとアカンと思いました。
お近くの図書館にありましたら、
一読をオススメします。(^_^)/
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