歴史は、過去を学ぶ教科じゃない~子どもたちの、社会の未来を作る科目だと思う | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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先週、「男湯と女湯が分かれた訳」なんぞを
ブログに書きました。


もしお読み頂いてないのなら、
まずご一読下さるとありがたいです。

「銭湯だって、話題の作り方一つ!
 ~繁盛かそうでないかの分かれ道」




今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!









江戸市中に「銭湯の男女混浴禁止令」が
出たのは1791(寛政3)年。

この頃って江戸時代中期。
第11代将軍・徳川家斉の治世・・・と言っても、
あんまり印象的でない時代やと思います。^^;

(徳川家斉第11代将軍って、、、記憶にあります?^^;
 /Wikipediaより)



でも、身近なお風呂に焦点を当てることで、
そんな興味のなかった時代が、
「へぇ~~!?」な時期に早変わりっ


なんか一気に面白くなりません?


一つ興味が湧くと、その周辺やその時代のことを
次々と知りたくなってくるのが人間です。
(^^♪

だから学生の頃、いろんなエピソードを交えて
歴史を教えてもらってたらなぁ・・・って思いました。




それというのも、日本史や世界史って
ただ単にテストで良い点を取るために学ぶんじゃないと
考えるからです。




歴史を学ぶということは、
過去を通してこれからの未来を考えていくことや!
って思うんですよ。
(^_^)/



その時代その時代の人々の思いと偶然が
重なった時、歴史は大きく動く。


(NHKでこんな番組がありましたよね。)




できごとと共に、その時代を生きた人々の
生活の息吹や意識を、一つ一つ、
自分の身の内に“落として”いければ、


これからの世の中はどう動いていくかを、

“予知”ではなく、“予見”することもできる

って思うんですよね。


別に評論家でなくても、私たちの一人一人が。(^_-)-☆





誰だったか忘れましたが、ある思想家が、
「世界は、らせん的に発展する」と言ってるように、

過去にあったことの発展形が
現在、或いは未来の私たちの前に現れる。





それを“察する”ことができれば、
成人してから後もずっと、ビジネスの現場で
とっても役に立つ。






もしこのブログを学校の先生が読んでくれてはったら、
或いは身内や友人知人に教師がいてはったら、

ぜひ子どもたちに、年表の丸暗記ではなく、

“時代に入り込んで、
 当時の人々に思いを寄せる”

授業をしてあげて欲しいと思います。


それは例えば、

自分がもしその立場でそこにいたら、
何を考えたか。
どうしてそれをやろうと思いついたのか、


というようなこと。


子どもたちは、十分な周辺情報を与えられると、
自由に想像の翼を広げ、翼
時代の人物になりきって、考えてくれると思います。


それがどれほど、その子の関心を高め、
“自分から学ぶ”という姿勢を引き出すか。



その考え方・その姿勢は、
生涯、その子の役に立ちます。




学校で学ぶどの教科も大事です。

でも、歴史の先生ほど、子どもたちに
“自分で未来を見て切り開く力”を
与えられる先生は、
いてはらへんと思うんです。








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