天パパパは動物のお医者さん

天パパパは動物のお医者さん

天パパパはアウェイな動物のお医者さん。獣医師になろうと思ってなった訳ではないからこそ見える世界を書いてます。獣医師、講師、夫として感じる恋愛を綴ってます。趣味はパフェ巡り。TWICEの김 다현と元宝塚の花總まりさんとFemme séduisante qui parle français&CPの推し活中

天パパパは動物のお医者さんです。獣医師になろうと思ってなった訳ではないからこそ見えてくる世界を書いているアウェイな獣医師のブログです。
트와이스の김 다현や元宝塚の花總まりさんの押し活をしながら綺麗な恋愛を楽しんでいます。

久しぶりの毒吐き






コロナの頃は動物を飼い始める人が多くて動物病院の収入が増えました。





コロナが落ち着いた最近は、旅行やエンタメなど、人にお金をかけるようになりました。でも景気は悪いので動物にかけるお金には少しシビアな感じがしてます。





動物の予防を控えたり、具合が悪くてもよっぽどにならないと病院にいかないとか。





こんな昨今の動物医療をふまえて、






救急病院にかかった犬の経過報告書がFAXで来てたけど、通常なら入院なんかさせないのに、入院させて血検を次の日にもやってる。





スタッフミーティングで、「救急病院も件数が減ってるから、スタッフを維持する為には、無理にでも入院させて売り上げを意図的に上げないといけないんだろうね」という話に。





ベテラン看護師が、「友達が勤める病院は入院が満床だって言ってましたけど、腎臓病の数値がそんなに高くないのに今は全部入院させちゃうって言ってましたよ」って





うちの近くの病院も、便秘で入院、膵炎で入院、誤食で入院、腎臓病で入院、しかも1週間以上と日数が先に決まっていての高額見積に、患者さんがびっくりして、何故だか、うちの病院に相談に来ます。





僕は安くやってる訳じゃないけど、治療に必要な日数は入院させてるだけで、通院点滴とか自宅点滴とかも選択肢にしてるだけ。





入院って症状によって日数が変わるから最初から何日入院なんてわからないよ。不妊手術ならともかく、なぜ病気の入院日数が先に決まってるの?しかも必ず1週間以上の長期。





そういうちょっとした事に疑問を持つ飼い主さんが増えてきたのは確かだと思う。






ミーティングはさらに続きます






僧帽弁閉鎖不全症の肺水腫音って聴診で確認できるんだけど。たまに水腫音がないのにレントゲンで肺水腫が確認できる時もあるからレントゲンは必要なのは確か。





「でもさ、レントゲン検査を毎月って過剰じゃない?」って看護師に言ったら、「その病院はレントゲンを撮らないと薬を処方しないんですよ」と。





もし、肺水腫を聴診で確認した時に、レントゲン検査で嫌がられると肺水腫が悪化して救命に切り替わる事があるから、「無理してレントゲンとったら倒れるよ」って僕が言ったら





「そしたらそのまま入院になって治療をするから、入院が増えていいんですよ、訴訟にはならないですから」って。





この辺で僕の胃が痛くなってきた。





「自分にはポリシーがあるから、やっぱり過剰診療はやりたくない」と僕が言うと、





「今は色々な検査とかをやらないと、検査をやってくれないとか、丁寧ではないとか逆に言われてしまう時代ですよ」と。






「結局、キレイ事言ってても、稼がないとスタッフを雇えないですからね」って。






なんだか悲しい。やっぱり獣医医療ってグレーなのか?






僕が「でもさ、料金が高い病院になったら誰も行かなくなっちゃわない?」って言ったら





「その高い金額を払える患者さんが集まってきて、安い病院にはお金にシビアな患者さんしか集まってこないんですよ。」って

 




久しぶりにミーティングで血が上ってきて頭痛もしてきた。心を強制的にアウェイに。







うちの病院は経営的に決して楽ではないし、経営が苦しいとも思う時もあるよ。でも僕のポリシーは曲げられないし、キレイ事かもしれないけど、心に反する事はやっぱりできないよ。






とは言っても、看護師には不憫な思いはさせたくないから、年2回ボーナス、毎年昇給、動物看護師国家資格手当を二桁付けて、厚生年金にも加入、お誕生日会や食事会もして、他の病院よりはちゃんとしているつもり。






もし自分の病院が潰れたら、それでいいと思ってる。自分の心に嘘をついてまで経営したくないかも。





なんだか、悲しい気持ちになってテンションダダ下がり。





とりあえず院長の僕だけ貧乏で収まるくらいのクソ真面目経営で頑張ろうかな(笑)






はースッキリしない(笑)




サントリーホールって音響がすぐれていて、舞台奥に座席があったり、パイプオルガンがあったりと魅力的なホール。






第九とかのコンサートで有名だけど、僕は今まで行った事がなかったんだよね。






いつかサントリーホールに行ってみたかったのもあって、このパイプオルガンを初めて聴きながら、花總まりさんの声を堪能。






これはちょっと贅沢かも。





花總さんも宝塚出身の舞台の人だから、サントリーホールでのこの演目が初めてと言っていたのには納得したけどね。





そんな音響抜群のサントリーホールを見上げて思ったんだけど、クラリネットをここで練習したらきっと上手に聴こえるのかなって。






樹木希林の懐かしいCMフレーズじゃないけど、






おそらく「上手な人はさらに上手に、そうでない人はそれなりに」だろうね(笑)。



7年ぶりのベランダ菜園(笑)。





たまたまcoop生協でメロンの苗が売ってたんで、品種もわからなかったけど1株を育ててみました。





ちなみに、メロンは野菜に属するんで、家庭菜園です。





うんちくっぽいけど、野菜類は摘心と受粉さえすれば、後は育てるだけ。隔年欠果もないから果樹よりも楽。





メロンは今まで育てた事がないんだけど、理由はプランターでは美味しく育たないと思ってたから(笑)





とりあえず大きめな10号鉢でチャレンジ。




ここから1ヶ月




受粉して実が大きくてなって、いつが収穫時期なんだろうと思いきや。







ヒビが入ってきた。やっぱり上手くいかないのかと諦めて放置してたら。





このヒビが網目だったんだね。知らなかった。





ヒビが増えて、だいぶメロンっぽくなりながら






スーパーで売ってるようなメロンに(笑)





メロンって小さな実から網目模様があるのかと思ってたよ。人生まだまだ知らない事がいっぱい。





ついでに、メロンのテッペンがTになってるのって、あれはツルの残りだったんだね。






子ヅルにはもう実が着かないから、子ヅル全部を根本から切って、そのツルを左右で切るからTになってたんだね。





いい歳して色々な発見があったよ。





自分で育てたものは僕は嫌いで食べないんだけど、見た目がよかったから家族で試食しました。






妻の一言「ちゃんとメロンの味がするよ!」

(かなりバカにしてたみたい)






なんだか小学校の夏休みの自由研究みたいな記事になっちゃったよ(笑)

2021に放送された濱田岳と山下美月の「じゃないほうの彼女」の不倫コメディドラマを見て思ったこと。






学校の先生と生徒の禁断の恋に、不倫が絡むシチュエーションってスリリング‥‥小西真奈美は適役すぎ(笑)






「ギックリ腰と不倫は突然やってくる」っていうYOUのセリフはリアルだなあ(笑)






どこまでがセーフで、どこからがアウトなのかは、人それぞれだと思う。






不倫の状況って個々に違うだろうけど、実際になってみると、頭の理性と心が一致しなくなっちゃうからね。






英語だと、頭を「mind」、心を「heart」って区別してるから、英語だと不倫の恋愛感情は説明しやすいけど、説明したところでねえ(笑)。






ちなみに、既婚者が相手を好きになれば「浮気」だろうし、一線を超えてしまったら「不倫」になると、僕なりにだけど理解しています。






既婚者の不倫には、幸せな未来はないと感じているけれど、そこから人として学ぶ事もあったりするから、否定も肯定もしないけど‥






でもさ、異性を好きになるのって本能的な事でもあるからさ。





生きていくなかで、好きなるような人と、いつどこで出会うかなんか正直わからない。





だから、家族が大事だと思っている幸せな今は、恋愛感情は、魅力的な女性の推し活で満たせたらいいと理解して納得しています。





僕は、既婚者になってからは不倫とか浮気には縁がないけど、それでよかったと思ってる。





イケメンじゃなし、魅力的な男性でも先生でもないけど、そのくらいがちょうどいい。






紳士的に疑似恋愛を楽しもうっと(笑)




김 다현  (트와이스) 



어떤 사람들은 그것을 떡이라고 부릅니다.


그래도 나는 그녀를 사랑한다.


꿈속에서, 바람을 피우고 싶다.

サイゼリヤの正垣会長の経営方針って他の経営者とは違う独特な観点があります。






その中の1つに、サイゼリヤが広告とか宣伝をしない理由があって、「美味しいものを安く提供して喜んでくれたら宣伝をする必要はない」と。











僕は出版の仕事はしていますが、TVとかメディアの出演NGを開院時から貫いています。SNSの発信もしません。広告もしないし、HPリンク掲載依頼も全て断っています。






メディアに出るのは宣伝や広告をするのと結局は同じです。メディアやSNSを介せば患者さんは増えるのかもしれないけれど、1人で診るというスタンスが崩れてしまいます。





メディア目線でスーパードクターみたいにハードルを上げてしまうと、治らない病気を治せるみたいな誤解も生まれます。





患者さんを増やす事が目標ではなくて、1人で診れる範囲で自分の専門分野を診察し続ける事が目標。





20年以上広告をしなくても、かかった患者さんが勧めてくれる。そして、勧められた患者さんがさらに勧めてくれるから、巷での評価が自然に広がっていきます。





だから、一人一人をしっかりと診る長い積み重ねが広告や宣伝だと思ってます。短期間の小手先の宣伝とは一線を画します。





サイゼリヤの会長が、「宣伝すると一時的には売れるけど、すぐ来なくなっちゃう。宣伝って、売れないから宣伝するんだって気がついた」っていう意見は奥深いです。





飲食店も動物病院も経営は同じ。お客さんか患者さんかの違い。





稼ごうとする前に人を喜ばせるというのが先にくるサイゼリヤの経営理念は、医療にも通じること。





だから僕はサイゼリヤ寄りの動物医療です(笑)。






そろそろミラノ風ドリアを食べに行こうかな。





2つね!(笑)



緩和ケアやマインドフルネスについてS大学の髙宮有介先生の講演を実際に聞く機会があって思ったんだけど。






人間の緩和ケアのペインコントロール以外の、本人のメンタル的な苦悩にどうやって向き合っていくか。マインドフルネスを用いてのストレスマネジメント。





これは、人が死と向き合う時に、医学的な観点から、ありのままの人生を生きなが、今という瞬間をどう捉えていくのかというもの。





余命宣告されてしまうと周りの家族や主治医も死に向き合わないといけない。








動物は言葉が話せないから痛いとか言わないけど、痛い時の苦痛のサインって鳴いたりうなったりと、飼い主さんに伝わる事もあります。





ペインコントロールができなくなると、飼い主さんの気持ちが耐えられずに、動物は安楽死になる事がほとんど。





動物医療が人と異なるところは、向き合うのは飼い主さんの感情である事や、安楽死の選択肢がある事。





動物の家族が死と向き合うが故にペットロスも起こってきます。





僕は、動物の余命宣告をする事が頻繁にあります。それゆえに動物が亡くなった後に飼い主さんとお話をする事も多いです。





命が亡くなった後のグリーフケアも必要なんだけど、余命宣告から死を迎えるまでの期間に、獣医師としてどういう風に話をして、飼い主さんの気持ちを汲み取って接していけるのかを自問自答する時が正直あります。





獣医師が考える事でも悩む事でもないのかもしれないけど、僕は感情移入してしまう人間でもあるし、人の涙を前にして気持ちがいっぱいいっぱいにもなります。







マインドフルネスの瞑想って初めて体験したんだけど‥





あまりに心地よい音で眠くなっちゃって、自分の呼吸に全く意識ができなかった(悲)。






瞑想よりも、まずは睡眠が必要かも。





恋愛をもっとしたかったなあと思う時があります。






妻の事は、もちろん大好き。








恋愛をしたいというよりも、色々な女性とお話しをして、考え方とか生き方を知ってみたかったと思う気持ち。






人生でお付き合いする女性って限られてるから、生き方や考え方を知って、こんな女性もいるんだと素直に内面の魅力を感じてみたかった。






まあ、そこから恋愛に発展するかどうかは別にしてね(笑)。






リアルな話になるけど、僕はあんまりモテる男性ではなかったけど、女性にモテたいっていう気持ちはあります。






でも、ちょいモテくらいでいい。






専門学校の生徒さんは成人してるんで、教師との恋愛はあるあるだから、既婚者バリアがあると楽だったりもする。





先生にパフェを奢ってもらおうかなと誘いたくなるちょいモテ紳士になるのが今の目標。





って、そこ?





そう、そこ(笑)





김 다현  (TWICE) 


나는 너를 응원하고 있다!





大学生時代の彼女が関西人だった事は、恋愛経験だけでなく、会話術の経験として、歳をとった今でも活かされています。






関西人の彼女を楽しませようとすると、会話が苦手な僕からしたら、いかに会話を楽しくできるかを考えて、ネタや話題を思いついたらメモをしてました。当時ね。





実は、笑いってネタや話題よりも半分以上は話術とアドリブなんだよねって、今にして思う所はあるけど。






東京生まれの僕からしたら、生まれも育ちも関西の男性の会話術にはやっぱり勝てない。そう感じてもいました。






面白い話をしないと彼女との恋愛が保てないと勝手に思っちゃって、恋愛のために楽しい会話を一生懸命に考えてた。






関西人を笑わせるハードルって意外に高い。ちょっとした言い回しや、会話の順番とかで、笑いが違うんだよね。






同じ内容を東京人と関西人が話すのでは、笑いがぜんぜん違うから、話術ってすごく大事だって、いつも思い知らされる。






歳をとった今は、会話をしながらオチを考えたり、聞き間違えたり言い間違えたりした生徒の返答にもアドリブで楽しく笑いに変えてあげたり。






スタッフを笑わせるトークを毎日どこかでするようにして、病院内では緊張を和ませたりもしてます。






会話の中で、笑いが出るようするためには、頭を少し回転させないといけないんだけど、それは先生として院長として大切な事と思ってるからさ。






ということで、一度は関西人女性と付き合ってみると人生経験が豊かになるのは確か。







でも、一度でいいと思う(笑)。



김 다현



한국 여성?



그녀와 데이트하고 싶어요.


アウェイな獣医師の僕が獣医師を選ぶ基準は‥








・自分ができない治療や手術は、それができる2次診療施設を的確に紹介できること


・治療の選択肢を隠さずに全て話した上で、飼い主さんに選んでもらうこと


・ビジネスのための動物医療ではなく動物のための動物医療と考えていること


・無駄な治療や検査、無駄な入院や処置をして治療費を意図的に高くしないこと


・嘘をついて病気を作ったり、大病に洗脳させて必要のない検査や治療をしないこと


・医療機器のペイの為に、無理にその医療機器の検査を正当化しないこと


・基本治療もせずに専門治療を無理強いして動物の病気を悪化させないこと


・予算がある飼い主さんには、予算内で処置や治療を組み立ててあげること


・飼い主の同意もなくホテル中に高額な治療をしたり、高額な検査をしないこと


・他の獣医師の治療を批判することで、患者さんを意図的に取りこまないこと


・利益重視で、稼げる(支払ってくれる)患者さんだけを選んで治療をしないこと


・24時間対応とうたうなら休診日に具合が悪くて連絡がつかないとか、飼い主さんを不安にさせないこと


・救急レベルの動物なのに予約が一杯だからと、診療を断らないこと


・経営や利益重視で、動物病院への捨て猫を安楽死したりしないこと


‥etc





思うところを挙げていくとキリがない(笑)






飼い主さんは、医療設備とか技術や人柄でしか獣医師を判断するしかないから、こういう胸の内とか心の闇はなかなか見えないよね。





けど、これが守れていたり、自然にできている獣医師なら安心してかかれると思う。






僕が言うんだから間違いない(笑)






僕の思う、自分の心に正直な治療をする獣医師が増える事を願っています。


そして、自分の心に正直な治療をする獣医師に、多くの飼い主さんがかかれる事を願っています。







雲の上の存在だった僕の尊敬する方の訃報。





日本の医療に大きく貢献された偉大な方。医師である前に人間として医療を正しく普及させようとしたパイオニア的存在。





地域医療の中でも離島やへき地に医療体制をという強い理念を持って活躍されてました。





医師になりたいと思う理由は人それぞれ。医師の先にあるものを常に追い求める姿は、僕が学生の時に感銘を受けた一人でもありました。





人々に平等に医療を、24時間来るものを拒まずがモットーの理念はいつの時代も尊い。





お医者さんに診てもらえなくて弟さんを亡くされたという小さい時の想いが根底にあるから、医師になった先にも、色々な事を変えようと突き進んでいた姿に尊敬しかない。





政治的な事も巻き込みながらも、地道な医療で一人一人を診てきたからこそ、ニュースコメントを読むと感謝している人がほとんど。





そして、お金が無い人にも医療を提供している。ビックリしたけど、医療費を後日払いって今では考えられない。しかも1年後とかすごいし、返済しなくていいよとかありえない。





お金がない医学生には研修医として勤務する事で奨学金免除とか、医師からも信頼を得ているから、この会の理念への信頼は揺るがない。





この会の掲げている理念は、何のためにという医師の高い志が見えてきます。





ここからは別の角度からの話。





今、動物医療従事者として僕が思うところはいっぱいあります。





コツコツ自分が正しいと思う事を長く続けていくと、それに感謝してくれる人は一人ずつ増えていきます。この信頼は数年単位では得れないもの。






医療の中でこれを長年実践し続ける事って、やっぱりすごいって思い知らされた。






僕は医師ではないから足元にも及ばないけど、自分も同じ様な事を目標にしているから、気持ちが救われる思い。






この会の息がかかっている人はたくさんいます。僕は動物医療に携わる人間だから全く関係ないんだけど‥






って、全くでもないんだよね(笑)






今は立場上話せないけど、この息のかかっている人達を増やす術(すべ)や、先生の想いを盤石なものにさせるための家訓レベルのエピソードを知る機会があるので、いつかここで話せたらいいなあ。




ご冥福をお祈りするとともに、違う方向から時を経て貢献できる未来にいられたら光栄の賜物。