onion paradise  フィリピンの風 -1544ページ目

マニュアル化出来ない国

フィリピン人の大胆ともいえるおおざっぱさには、驚かされることが多い。

特に時間感覚のおおざっぱさは想像を絶するものがある。

たとえば、人と約束をする場合も、どちらかの家で待ち合わせの場合

「朝」、「昼」、「晩」の時間指定しかしない。

日本人のように分刻みで時間を約束する人はまずいない。

もちろん、おおざっぱであるがために問題もおこるが、ほとんどの場合は周りの人が

承知していれば、何の支障もない。

こちらが彼らのおおざっぱさを受け入れられなければ、とんでもないストレスがたまってしまうが、一度受けいれてしまえば、これはどストレスのない社会もめずらしい。

フィリピン人のおおざっぱさの根底にあるものは「自然体」ではないでしょうか

フィリピン人は、日本人と比べて所属などにあまりとらわれず、

自分自身を大事にして生きている。

そして、見えない将来の夢よりは、常に現在の現実にどう対処するかを優先する。

将来のためにと、家庭生活を犠牲にしてまで働く日本人とは対照的だ。

また、日本人ならあらゆる否定的な可能性を想定して、物を作るときも作業するときも

緻密な構想をたてて行動するが、フィリピン人は、とりあえず現在の実生活に支障が

生じなければ、余分な考えや、心配はしない。

問題が生じたら、そのときに問題解決に取り組めばよいことで、起こってもない問題をあらかじめ心配するようなことはまずない。

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フィリピンのことわざ

● 将来を考えない人は、おわりには、ひとりぼっちに残される。


● 用心深さは、器用や勤勉に勝る。


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ココナッツタイム(フィリピン・タイム)

フィリピンでは、ココナッツ・タイムという言葉がある。

「ココナッツの実はいつかは落ちてくる。それまで木陰で涼んで待とう」という気持ちのことである。

フィリピンでは、30分くらい遅れるのはあたりまえで別にだれも怒らない。

バスやジプニーの停留所に時刻表は存在しない。

バスは来たときに乗ればよいので、時計を見てイライラすることはない。

遅れないように走って転ぶくらいなら、遅れてもいいから走るなという人も多い。

とても暑い国なので、日中歩くときは、日傘をさしてゆっくりゆっくり 目的場所まで歩いていく、町中では、チョットした距離でもトライシクルという乗り物を利用し、できるかぎり、歩こうとしない。


 都市部マニラなどへ行くと交通渋滞も深刻で1、2時間の時間の余裕が必要となる。

職場の絶対数が不足しているフィリピンでは、仕事がない若者も、目くじらたてて就職活動に走りまわらなくても「スタンバイ(準備中)」といえば、だれも変に思わない。

親戚に誰か金持ちがいたら、とりあえずみんなで頼ってしまう。

こうした生き方は、底抜けの楽天性と助け合いの精神や優しさに支えられている。

暑い中、朝から晩まで仕事、仕事と休む暇なく働いていると身体をこわしてしまう。

自然のリズムにあわせて、ゆっくり、のんびり生きていくライフスタイルは、常夏の国

フィリピンで健康に生きるための、生活の知恵といえるだろう。

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フィリピンとのはじめての出会いは

私がはじめてフィリピン・フィリピン人とかかわりを 持つようになつたのは もう20年も前の話になりますが、私が勤めていたホテルのラウンジに 彼女たちが ダンサーとして5~6人のグループで やってきた時から始まる。

当時 ホテルのレストランのホール主任をやっていた私が ラウンジも見るようになり

当然彼女達のめんどうもまかされた。

しかし、フィリピンという国がどこにあり どんなところかもまったくしらないで 彼女達の話でしか知ることがなかった。ちなみに彼女達グループのリーダーは 何回か日本に来ており日本語が堪能であったので 何かにつけ助けられることが多かった。

そのリーダーも いまは日本人と結婚して日本で生活している。

仕事でまたプライベートで 彼女達と接するうち 言葉はわからなかったが

だんだんフィリピンという国を 知りたくて 当時本屋に並ぶフィリピン関係の本を

かたっぱしから 読みあさったものだ。

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フィリピンを理解するキーワード


バハラ・ナ(Bahala na)

バハラ・ナとは、「どうにかなるさ」の意味で、フィリピンの言語のタガログ語で 神 「Bathala」が語源といわれている。

現在では神というニュアンスが消え、パーティなどの準備が足りなかったり、仕事が間に合わなかったりするときなどに「しかたない、なんとかなるだろう。」という意味で使われることが多い。

しかし、最後の結果は神にまかせて、前向きに大胆な挑戦をするのも、「バハラ・ナ」

である、見知らぬ国への出稼ぎ、危険がいっぱいで怖いものである、彼・彼女たちは

こんなとき「バハラ・ナ」と自分に言い聞かせ、見知らぬ国へと旅立つのである。

日常の小事も、一生の大事も、最後は「バハラ・ナ」が解決の決め手となる。

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“ピンボケ”とは、出稼ぎフィリピーナに身も心も奪われた男たちの蔑称である。が、フィリピンパブ通いから恋愛・結婚生活に進んだにしろ、修羅場の果てに別れたにしろ、我がピンボケたちは一様に胸を張って語るのである。不法滞在、収監、家族への送金トラブル。並外れた嫉妬・猜疑心、愛情表現。すぐにばれる嘘、料理音痴にトンチンカンな経済観念―幾多の困難をともなう愛憎劇を経て知った彼女たちの抱腹絶倒、奇想天外な素顔と魅力を。現地突撃体験レポートを新たに掲載。

目次:
第1章 フィリピーナとつきあう恋愛術(フィリピンパブ編
日本で働くフィリピーナたち
デート編)
第2章 フィリピーナと結婚する方法(フィリピーナの故郷を訪ねる
プロポーズ編
結婚編)
第3章 フィリピーナと暮らす(日常生活編
国際結婚の将来)