マニュアル化出来ない国
フィリピン人の大胆ともいえるおおざっぱさには、驚かされることが多い。
特に時間感覚のおおざっぱさは想像を絶するものがある。
たとえば、人と約束をする場合も、どちらかの家で待ち合わせの場合
「朝」、「昼」、「晩」の時間指定しかしない。
日本人のように分刻みで時間を約束する人はまずいない。
もちろん、おおざっぱであるがために問題もおこるが、ほとんどの場合は周りの人が
承知していれば、何の支障もない。
こちらが彼らのおおざっぱさを受け入れられなければ、とんでもないストレスがたまってしまうが、一度受けいれてしまえば、これはどストレスのない社会もめずらしい。
フィリピン人のおおざっぱさの根底にあるものは「自然体」ではないでしょうか
フィリピン人は、日本人と比べて所属などにあまりとらわれず、
自分自身を大事にして生きている。
そして、見えない将来の夢よりは、常に現在の現実にどう対処するかを優先する。
将来のためにと、家庭生活を犠牲にしてまで働く日本人とは対照的だ。
また、日本人ならあらゆる否定的な可能性を想定して、物を作るときも作業するときも
緻密な構想をたてて行動するが、フィリピン人は、とりあえず現在の実生活に支障が
生じなければ、余分な考えや、心配はしない。
問題が生じたら、そのときに問題解決に取り組めばよいことで、起こってもない問題をあらかじめ心配するようなことはまずない。
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フィリピンを理解するキーワード 2
ココナッツタイム(フィリピン・タイム)
フィリピンでは、ココナッツ・タイムという言葉がある。
「ココナッツの実はいつかは落ちてくる。それまで木陰で涼んで待とう」という気持ちのことである。
フィリピンでは、30分くらい遅れるのはあたりまえで別にだれも怒らない。
バスやジプニーの停留所に時刻表は存在しない。
バスは来たときに乗ればよいので、時計を見てイライラすることはない。
遅れないように走って転ぶくらいなら、遅れてもいいから走るなという人も多い。
とても暑い国なので、日中歩くときは、日傘をさしてゆっくりゆっくり 目的場所まで歩いていく、町中では、チョットした距離でもトライシクルという乗り物を利用し、できるかぎり、歩こうとしない。
都市部マニラなどへ行くと交通渋滞も深刻で1、2時間の時間の余裕が必要となる。
職場の絶対数が不足しているフィリピンでは、仕事がない若者も、目くじらたてて就職活動に走りまわらなくても「スタンバイ(準備中)」といえば、だれも変に思わない。
親戚に誰か金持ちがいたら、とりあえずみんなで頼ってしまう。
こうした生き方は、底抜けの楽天性と助け合いの精神や優しさに支えられている。
暑い中、朝から晩まで仕事、仕事と休む暇なく働いていると身体をこわしてしまう。
自然のリズムにあわせて、ゆっくり、のんびり生きていくライフスタイルは、常夏の国
フィリピンで健康に生きるための、生活の知恵といえるだろう。
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フィリピンとのはじめての出会いは
私がはじめてフィリピン・フィリピン人とかかわりを 持つようになつたのは もう20年も前の話になりますが、私が勤めていたホテルのラウンジに 彼女たちが ダンサーとして5~6人のグループで やってきた時から始まる。
当時 ホテルのレストランのホール主任をやっていた私が ラウンジも見るようになり
当然彼女達のめんどうもまかされた。
しかし、フィリピンという国がどこにあり どんなところかもまったくしらないで 彼女達の話でしか知ることがなかった。ちなみに彼女達グループのリーダーは 何回か日本に来ており日本語が堪能であったので 何かにつけ助けられることが多かった。
そのリーダーも いまは日本人と結婚して日本で生活している。
仕事でまたプライベートで 彼女達と接するうち 言葉はわからなかったが
だんだんフィリピンという国を 知りたくて 当時本屋に並ぶフィリピン関係の本を
かたっぱしから 読みあさったものだ。
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フィリピンを理解するキーワード
バハラ・ナ(Bahala na)
バハラ・ナとは、「どうにかなるさ」の意味で、フィリピンの言語のタガログ語で 神 「Bathala」が語源といわれている。
現在では神というニュアンスが消え、パーティなどの準備が足りなかったり、仕事が間に合わなかったりするときなどに「しかたない、なんとかなるだろう。」という意味で使われることが多い。
しかし、最後の結果は神にまかせて、前向きに大胆な挑戦をするのも、「バハラ・ナ」
である、見知らぬ国への出稼ぎ、危険がいっぱいで怖いものである、彼・彼女たちは
こんなとき「バハラ・ナ」と自分に言い聞かせ、見知らぬ国へと旅立つのである。
日常の小事も、一生の大事も、最後は「バハラ・ナ」が解決の決め手となる。
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目次:
第1章 フィリピーナとつきあう恋愛術(フィリピンパブ編
日本で働くフィリピーナたち
デート編)
第2章 フィリピーナと結婚する方法(フィリピーナの故郷を訪ねる
プロポーズ編
結婚編)
第3章 フィリピーナと暮らす(日常生活編
国際結婚の将来)
