ある朝 地図をあまり見ないで歩きだしたらどこにいるのか分からなくなってしまった。
遠くをみると何かモニュメントが・・・
近くに行ったらカラカラ浴場でした。とりあえずここまできたら入場口を探す。
すると、どこからともなくカップルが私達へ接近、英語でチケット買いませんか
と聞いてきた。たしか、入場料は６ユ－ロくらい。でも７日間有効なので
まだ買ったばかりでまるまる残っているので買ってくれないかって事。
観光できたからもう一度見たからもう来ないから再販売したい様子。
入場券２枚で６ユ－ロで交渉してきた
確かに２枚正規料金で買えば１２ユ－ロ、
（相手は片方がガイドの資格を持っているとかで半額だったので合計９ユ－ロ程度購入したらしい）
どうする？と二人で話していたら
向こうがあっら～スペイン人なの？っスペイン語で話してきた。
スペイン人だった・・・（それが災い）
話は流暢にすすんで、というよりも外国で出会う同郷は妙に親しく感じてしまうのが
なんか買うような気分になってしまった。結局２枚で５ユ-ロで交渉成立
（ふと、その券２つ買っても私達はガイドの資格など持っていないので、
ガイド用の入場券で入って証明書を掲示しろと言われ
たら・・・どうする？とかすかに脳裏を横切った）
入場口で入ろうとしたら窓口でチケットを掲示を要求してきた。
すかさず、私の財布から先ほどの入場券を渡す
入場券についているバ－コ－ドに光を当てた瞬間
窓口の人の顔が変わる
『いつどこでこれをかったの？』
『え-、、っとここ。さっき。。。』
窓口の人同僚と話し出す、不振な顔はまだ消えず・・・
『入って！』
良かった～、ほっとした。
さっきのカップルはでてすぐ再販売したと思うから１時間もしないはずに
また再入場なんてありえない。私達も彼等が退場してすぐ私達が
入場するのはどうかと思ったけどここまできてまた他の日というのも
面倒だし・・・
そして、よくみたら私がたまたま差し出した入場券は一般用でした。
それも幸い、もしガイド用で証明書だせと言われたらそれこそ
OUTでした。彼がもうひとつの（ガイド用）を出す寸前で
入ってといわれたので間一髪。
もう、こんな事はよそうねと誓ったのでした。
カラカラ浴場の感想ですが・・・
これが今でも機能していたらすごい豪華です。
古代ロ－マ人は本当に贅沢