繋温泉、民宿山新③夕食は分厚いアレ | パサ君の温泉行脚と、野の花

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山登りで出会う高山植物は、心の癒しです。

 自主的なウェルカムドリンクでほろ酔いの後、1回目の極上だった

かけ流しの湯を味わい、やがて、予約した6時の夕食時間となった。

 

2階から階段を降り、食事場所へと行ってみると、とても民宿とは思えない

ほどの素敵な食事処だったので びっくり!

 

 

畳敷きに、黒いシックな椅子とテーブルだ。

入り口で居合わせた宿泊客は、スリッパを脱いだ方がいいのか、それとも

そのまま踏み込むのかと、しばし困惑したほどです爆  笑

 

結局、オーナーさんに聞いてみて、スリッパを脱いで上がることに。

 

同席したのは、他県からいらした2組のご夫婦と、一人旅の私だけで

もう一人、飛び込みで来た一人旅のお客があったらしいけれど

急で、食材が間に合わないという事で、素泊まりとなったらしい。

 

さて、口コミで評判だった夕食とは、どんなかな??と、ワクワク音譜

 

そして、並べられた料理は

 

 

岩手黒毛和牛の分厚いステーキと、ちょっと焦げ気味(笑)の焼き魚、

かまぼこ風の食材の揚げ物、海老とキュウリとホヤの酢の物に

具沢山の茶碗蒸しだけで終わらず、

 

 

 

ロールキャベツとウィンナーの煮物と漬物も。

 

刺身の量の多さも、半端ない!

 

 

ざっと眺めただけでも3人前はありそうだ びっくり

上から、ボタン海老、マグロ、サーモン、カツオのたたき、ホタテと

まるで居酒屋の数人分の刺身の盛り合わせのよう。

 

凄い量の刺身を目にし、たまらず、冷酒を注文♬

 

 

盛岡の地酒「桜顔」の特別本醸造の300mlを。

普通の宿なら1200円位はするはずだけど、ここでは650円と安いね。

やや甘口ながら、よく冷えていて、刺身と共に、すいすいと進む爆笑日本酒

 

かなりの量の新鮮な刺身を、旨いなぁと腹に収めた後は、いよいよ、

メインの食材に取り掛かる。

 

 

岩手黒毛和牛のステーキの厚さは約1.5cmと、かなり分厚い。

1枚が60gらしく、それが2枚もあり、計120gだびっくり

 

オーナーさんは 「普通の旅館で出る薄い数枚の焼肉では満足できないで

しょうからとの思いで、こんな厚さにしています」と 爆笑

 

ご主人の採算を度返ししたような食事の満足度へのこだわりが、

この辺にもうかがえますね。

低料金の民宿なのに、頭が下がる思いです。

 

しかし、凄いなぁ。小食の私に、果たして食べきれるかな??

との心配は杞憂に終わり、

 

柔らかいし、くどい脂身はなく、ぱくぱくと、気付いたら完食していたキラキラ

これが2枚ですからね。

1人旅1泊9500円の夕食とはとても思えないほどの、満足度100%超えの

評判通りの食事だったニコニコ

 

隣に居合わせたご夫婦は、三重県から東北周遊の旅にいらしたらしく

明日は奥入瀬渓谷へ向かうとか。

私も且つて、伊勢神宮や志摩スペイン村、賢島などを巡っていたので、その話にも

大いに盛り上がり、時折顔を出しては話に加わるオーナーさんの気さくさもあり

楽しいひと時を過ごせましたウインク

 

楽しかった夕食後は、またまた涼しい外に出て一服を。

 

 

相変わらず、向かいの森からは、1羽のホトトギスが、かん高く

「ホウチョ、タテタカ」「ホウチョ、タテタカケチョ」と、時々字余りの

鳴く声が聞こえていた💦

 

今夜の湯巡りは(一つしかないけれど)、まだ続きます。