魔女王七人組?

緋色と夜空…………それにしても夜空はかなりの人見知りみたいだ

「その七人組が一体何の用かしら」

緋色は後ろを向くと夜空と何か話して

「ここに人間の子がいるよね」

「………いないわよ……人間の子なんて」

いるなんて言ったら駄目な気がした

「いないんだ…じゃ少し屋敷を調べてもいいよね」

「………………それは…………」

「………やっぱりいるんだ」

「……………で………どうする気」

「魔女王様がね、連れて来いって、大人しく渡してよ」

「…………………何故?」

「知らない。魔女王様が教えてくれないのよ、ゼロと紫にも頼んでいたみたいだけど多分忘れているみたいね、まあ連れて帰るのが私達の仕事、だから渡してよ」

「ことわ………」

「断ったら…………みんな殺して連れて行くだけ、血祭………私達との実力差が分からないとは思わないけど……どうする」

そこに夢枕が

「貴方達に旦那を渡す気はありません」

「まさかと思うが、夢枕……血祭と協力すれば何とかなると思っていないだろうね、それでも実力差がかなりある」

血祭は気が付いていた

二人でかかっても勝てない

どうする

雷か美月がいてくれたらなんとかなりそうだが

「……………は〜いタイムオーバーです、実力行使といきますか、これでいいよねお姉ちゃん」

「夢枕やるしかない」

とそこに

「そこにいるのは誰」茜が
「敵なのか」ナナツが
「塵……早くきなさい」アデルがそして

「血祭、夢枕そいつら誰なんだ」

瑛太が最悪のタイミングで現れた


「血祭………どこまで行くの」

「もうこの辺りでいいかしら」

屋敷から少し離れた所で立ち止まった

「で、何のようかしら」

「夢枕………わかっているだろう」

二人は既に抜刀をしている

「…………瑛太の事ね」

「単刀直入に言うね、別れなさい、瑛太は私の方がいいに決まっている」

「………断る…………と言えば」

「…………斬る」

「…………私も言いたいことあるの。血祭……瑛太と別れなさい、私の方がいいに決まっている」

「……………話し合いはここまでみたいだな」

お互いに駆け出しながら

「まだ間に合う。夢枕手を退け」
「まだ間に合う。血祭手を退け」

真ん中で刀を合わせ再び離れて距離を取る

力は互角

お互いに次で決着がつくと思い出した時だった

空から何かが落ちてきて着地した

女性が二人

一人は魔法使いが好んで使っている黒い三角頭の帽子をして、背中に黒いマントを靡かしていた

もう一人は見た目は小学生、腰には長い剣を刺していて、鋭い眼光で睨んでいた

魔法使いらしき女性は慌ててもう一人の背後に隠れるように逃げると

「………お姉ちゃん………あたしの背後に隠れるのはよしてよ、えっ………知らない人がいるから……怖いの………(はぁ〜〜〜疲れるわ)それより魔女王からの仕事をしないと」

そんな二人を見ていた夢枕が

「血祭………新しい気配を感じるんだけど」

仕方がないから夢枕に説明した

「…………敵………かなり強い気配を感じる」

「夢枕は少し離れていて」

血祭は構えながら

「貴様らは誰だ!」

「お姉ちゃん………自己紹介して!えっ………恥ずかしいから代わりにしてだって?………わかったわよ、最初にあたしからしていいいいよね」

小学生みたいな女性はこちらを見ると

「貴様は血祭、その背後にいるのが夢枕で間違いないな」

「間違いない………で」

「魔女王は知っているな」

「聞いたことはある」

「じゃ魔女王の七人組は」

知っている

確かゼロと紫がそうだと言っていた

「ゼロと紫に会っているんだ。じゃ話は早い、あたしは魔女王七人組の第六位、緋色、背後に隠れているのが、魔女王七人組の第二位、魔法使いの夜空………[そこで少し振り返ると]で良いんだよねお姉ちゃん」






ドアの前に立ち、一息入れてノックをすると

はーいと小さな声が帰ってきてゆっくりと開いてゆき

「………やあ、リノ…………」

「…………瑛太…………お兄ちゃん………」

疲れ切ったリノが現れた

「………怪我はもう………大丈夫なのか」

「まあ……………」

「………………レノは……………………」

「………………………………」

無言で見つめる先に黒い塊が見えていた

「近づいても……………」

「………………無理よ…………私も…………駄目」

初めて会った時より酷くなっているみたいだ

「………ゾーサラスにも無理みたい……………瑛太お兄ちゃん……なんとかして……お願い」

ゾーサラスに無理なら、俺にできることは……………でも…………でも………このままにはしておけない

涙目で見つめるリノを見て

「ああ任しておけ、瑛太お兄ちゃんは凄いと思わしてやる」

と思わず言ってしまった

「…………約そくしたよ。嘘なら燃やすからね」

えっ!俺とんでもない事約束した?

いつの間にか窓際に移動していたリノが

「ねぇあそこにいるの血祭お姉ちゃんと夢枕お姉ちゃんじゃないの」

慌てて駆け寄るとたしかに二人だ

まさか…………そんな事はないはず…………だが

とその直後リノが頭を抱えとその場に蹲った

「どうしたリノ………まだ怪我は」

リノはゆっくりと立ち上がりながら

「怪我は………それより禍々しい気配が近づいてきている………それも2つ………このままだと血祭お姉ちゃんと夢枕お姉ちゃんが危ない……瑛太お兄ちゃん……早くみんなを集めて………みんなでかかれば………何とかなるかも………早くして!」

リノに急かされて駆け出していた

禍々しい気配………次は何なんだ