バレエの美しい「足」マスター戦略 -2ページ目

バレエの美しい「足」マスター戦略

バレエ解剖学からバレリーナの美しい足の使い方をマスターするための講座内容を公開します。オンライン講座では3か月でパリ・オペラ座流のバレエ基礎をマスターする戦略コースがあります。https://www.xn--ick2dvds33lkj3e.net/

この画像みてください↓

 

 

フォンデュのフリーレッグ(右足)のつま先。

 

見事に足裏がみえます。

 

180度アンディオールしてるんだな~ってほれぼれ動画教材のための撮影を行った編集をしている最中に見とれてしまいました。

 

バレエでO脚でも基本ポジションをマスターするとアンディオールするための可動域が手に入る

 

でもSちゃんに聞いたところ、本人が言うにはそれほどアンディオールに開いていないって・・。

しかもO脚だから、アンディオールにすると足が曲がっているし、よくみると足のラインがばれりーなのようにきれいなまっすぐ足になっていないのだと・・。。

 

 

6番ポジションにしてくれるまで、うっそ~~~???っていう感じだったんですけど。

確かに6番ポジションにすると、ふくらはぎが外側に曲がっていて、両ひざがつかなくてたしかにO客・・・。

 

その骨格だと、アンディオールにするときにけっこうねじれが生じてしまって、いろいろ足のラインの注意をしながらレッスンをしていかないとならないんだけど・・

 

 

レッスンの撮影でとった動画を編集しながらじっくりじっくり観察。

 

そして、フランスのバレエ学校時代のテキストを紐解き・・。

やっとわかったんです。

 

 

バレエ解剖学:O脚も改善!アンディオール筋と柔らかい伸縮性の筋肉を手に入れるレッスン方法

O脚の人手も、アンディオールしにくい人でも、自分の骨格にあったアンディオール域=可動域を広げながら自然なアンディオールするための柔らかい伸び縮みする筋肉のつけ方!!

 

↑これをSちゃんは訓練していたことが判明!!

 

サロン会員コース限定のオリジナル動画の中では、こういったことも公開してるのです。

もっと自然にぐっとためた力を使わずに柔らかい伸縮性のあるアンディオール筋を使える人が増えるといいな~って思います。

 

 

バレエでピルエットって難しいですよね?ただ回ればいいっていうレベルを目標にしているわけではなく、プロのバレリーナで回転が得意な人のように何でもなく自然にシュっと美しいフォームで回れる・・

 

そんな姿をイメージできるような自分になりたいとずっと子どものころ思っていました。

 

同じようにプロのバレリーナなのように美しいフォームで回転をしたいと思いませんか?

 

 

ピルエットではいろいろ注意する一般的なポイントもあります。

バレエの先生にはそういう「一般的な」だれにでも共通するポイントだけを注意するお教室が多い。

 

そういう一般的な注意だけで自分ピルエットがなかなかうまくできない。

途中で軸がずれてしまったり、勢いに任せて何とか回り切ったり・・

 

 

なんとか克服したいと思いました・・。

 

フランスでバレエをやり直し、体の使い方が違うことに気づき、本格的にバレエ学校やバレエ教師の学校で学んでいる際のちょっとした気づきから、ピルエットの回転中に特に足の〇〇に注目すると、落ち着いてピルエットが安定してできることを体験しました。体が感じたというべきか?・・

 

 

今回はそのピルエットの足に注目して安定したバランスでピルエットを回るコツについて情報公開していきます。

 

 

フランス流ピルエット:成功するための最後の小技

 

ピルエットって最後まで気が引けない。最後の着地直前にバランスが崩れてしまうこともあります。

 

そしてバレエで回転系がちょっと苦手だな~と思う人は、「回転」の回数を回ろうと意識しないことがポイントです。

 

 

よ~くプロのバレリーナのピルエットの動作を観察してみましょう。

 


↓2回転目のピルエットで3/5~3/4回転の瞬間

(オペラ座バレエエトワール、アリス・ルナヴァンさんがオペラ座バレエ学校卒業試験)

 

 


どうでしょう?

何か気づくことはありませんか?

 

つまり、いかにピルエットでは着地を確実に安定して降りるか?

にかかってきます。

 

(他のポイントもいっぱいありますが、今回は安定してピルエットを最後まで成功させるための足だけに着目してます。)

 

 

そう、完全に回転数を回りきらないところにピルエットの成功のヒントが隠されているわけです。

 

ピルエットで回転させる前にちょっとイメトレしてみてください。

 

1回転でなく、半回転で上半身を引き上げながら、形を崩さないまま降りてくる用意をする。

 

2回転なら1回転半で上体を引き上げながらパッセの足をゆっくりと軸にまきつけておろしてくる。

 

↑これをできるようになると美しいピルエットのフォームを壊さず、回転数もすごく回る!って構えなくて、優雅に降りてくることができるようになります。

 

 

バレエのピルエットで使う駒の法則=角運動量保存の法則?

 

なんでピルエットを成功させる方法の一つとして「最後の着地直前の足を下すタイミング」にこだわるかというと、物理的に正しく証明されているからです。

 

 

フランスンバレエ教師の学校では「角運動量保存の法則」をピルエットで成功させるためのイメトレとして学びました。

 

 

カンタンに話すと、コマがずっと回っているイメージをすればいいってことです。

 

駒が回転するところ上からみているところを想像してみましょう。

 

駒が安定して回転し続けている理由は3つ

 

  1. 回転軸が床からまっすぐ
  2. 回転軸をまっすぐに保つために重力の方向が床に対して垂直(=鉛直といいます)
  3. 回転軸をまっすぐに保つために床から受ける力(垂直抗力といいます)、つまり重力が働く力と真逆の力が同じ軸に重なり合っている

 

図をみると分かりやすいですか?

 

 

ピルエットを回っている状況ってこういう床への軸の重力の方向と、床から発生する重力にテイクする力が一緒に重なり合うことでピルエット回転が続くようになってます。

 

その回転を<終わらせる>=安定してピルエットを成功させるように見せるには、この回転が回っている間にゆっくりと回転にブレーキをかけていくことが必要です。

 

そのためには、回転を全部回らずに最後の3/4またはちょっと後ろ向き加減の3/5回転の時にパッセを「ゆっくりとおろしてくる」ことで、コマの回転軸の角度がほとんど変えずに優雅におりてくることができます。

 

 

 

フランス流バレエのネット講座「フランス流バレエ上達サロン」で行われたプライベートレッスンの報告です。

 

対象:バレエ初級

 

受講者の年齢:30代~大人女性

 

ワークショップの目的:

骨格にあったアンディオールの可動域を広げて今よりも美しく魅せる

 

ワークショップのメニュー

バーレッスンとセンター(アダージオとタンジュ)

 

 

個々のアンディオール可動域は違うんで、バーレッスンの基本ポジションでの軸の位置(立ち姿)、特に足裏で安定して軸が取れる位置を個々に伝えながら、アンディオール可動域を使えるための○○の筋肉を使ってシンプルなバーのメニューをトライしました。

 

 

受講者の悩み

 

  • 1番、5番ポジションが縦に近い、アンディオールに開かない
  • X脚なのでふくらはぎがぱんぱんに張ってしまう
  • 足があげにくい、90度も上がらない
  • アームスがひらひらした動きになる
  • 肩があがってしまう
  • センターで軸が不安定

 

フランス流バレエ上達サロンの特別プライベートレッスンの目的2つ

 

いろいろ悩みがあった方でしたが、特に床を押しながら安定した軸を手に入れるための足裏の重心の正しい位置と、付け根~太もも周辺の筋肉のどこを意識してアンディオールをすると可動域が開きやすく、体が楽にアンディオールしやすくなるか?

 

 

という2点に絞りプライベートレッスンを行いました。

 

結果:アンディオール筋がどこなのか?足裏の重心の位置を知ると、体がアンディオールしやすく自由自在に動きやすくなることを実感してもらえました。

 

 

またセンターでは腰が引けていることに気が付いていただけたので、今後のバレエのレッスンで効率的にもっとレベルアップして上手く踊れるようになる!ことを意識できました。

 

 

(30代女性)

 

この「フランス流バレエ上達法」では、今後もただバレエのレッスンをうけるのではなく、自分の骨格にあったフランス流のバレエ解剖学から考案されたバレエ講座で、今よりもっと上手く美しく踊れるようになるための新たなレッスン方法をワークショップやプライベートレッスンで広げていきたいと思います。