Bonjour スパ・コンサルタントの和泉 美由起です。
前回のつづきです。
8日間のプログラムのひとつとして、毎日の適度な運動があります。
特に運動の指導はないのですが、温泉療養施設に簡易ジムが
あります。こちらで、ストレッチとマシンでひと汗流すことにしました。
両側にベランダがあり、光がふんだんに入る明るい
ジムです。マシーンの種類は、よくスポーツクラブで
見かけものがほとんどですが、ひとつだけ初体験のもの
がありました。
こちら!ボート漕ぎのエクササイズ???
まず、足を固定して黒いシート部分に
腰掛けます。ハンドルに負荷をかけて
ボートを漕ぐ要領で腕と腰を鍛えます。
負荷をかける部分が水のタンクになっており
まさにボートを漕ぐ感じです。心地よい水の音
が、運動の辛さを緩和させてくれるマシーンです。
さて、ひと汗流した後は昼食です。田舎での滞在は
なんといっても食事が楽しみです。
①前菜 鱸とマンゴーのセビチェ
”セビチェ”とは、ペルーやメキシコの名物料理の
ひとつで、魚介のマリネのことです。名のとおり
鱸にマンゴーの甘味・そしてマリネの酸味のハー
ハーモニーが楽しめるのですが。。。
写真の、赤い粒が見えますか?
これ、ざくろなんです。お料理にざくろなんて
以外でした。このアクセントなかなか素人には
思いつかない技ですね。とてもおいしかったです。
②主菜 子牛のすね肉(7時間蒸し煮)
時間をかけて料理した子牛のすね肉がとても
やわらかいです。付け合せには何種類もの野菜が
豊富に。火加減もばっちり。特にアーティチョークを香ば
しくグリルするなど、それぞれの野菜への細かい気遣い
が伺えます。
”スムール”とは、モロッコ料理のクスクスで
使う、細かい粒子のことです。原料はパスタと
同じ小麦粉です。このスムールには粒子の
荒いものから細かい物までさまざまあります。
フランスではお菓子づくりに粒子の細かいスム
ーを使います。粒子は細かいですが、ライスプ
ディング感覚のデザートです。
スムールを入れる割合によっても仕上がりが
変わりますが、こちらのデザートは軽い生クリーム
のムースに10%ほどのスムールが入っていました。
これは、生クリームをセーブするいいアイデアだと
思いました。腹持ちもいいですしね。
さて、気になるカロリーは・・・
540キロカロリー
そして、夜。
フランスでは山羊のチーズを使った前菜はとても
ポュラーです。山羊のチーズを温めたサラダなどは
どこのビストロでも見かけるメニューのひとつです。
山羊のチーズは日本人には癖があるって食べにくい
という声も聞きますが、フレッシュなチーズは食べ
やすいです。牛乳で作ったチーズより、山羊の乳
の方が、消化にいいそうです。
蒸した真鱈にサフランのソースの香りが広がります。
ソースのバターは軽めでさっぱりした味です。
生絞りのオレンジジュースに、オレンジ・グレープ
フルーツの果肉を浮かべて、オレンジシャーべット&
ミントが添えてあります。
夕食のカロリーは・・・ 530キロカロリー