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すまいのレシピ【すまレピ】 パリ便り

【フランス】パリの最新インテリア、インテリアアイテム、家具、インテリアコーディネートからパリの日常まで、現地特派員が様々な情報をお届けします♪

行きつけの血液検査ラボに見慣れないギフトカードが並んでいました
「健康チェック/50歳以下の男性用/34ユーロ」。



フランスは病院に行けばさっくりと各種検査が受けられるわけではなく、まずかかりつけ医の診察を受け、お薬と同様に処方箋をもらい、各種機関に予約をし、自分の足でレントゲンや各種検査に行くことになります(緊急時を除く)。日本の医療システムを知っている身としては、少し面倒に感じます。


これらのカードはかかりつけ医の診察と処方箋をもらう手間を取らず、直接医療検査機関で血液検査や尿検査などの診断を受けられるギフトカードだそう。健康チェック一般、HIV、更年期、甲状腺…明るい話題にするには難しいことも、できるだけポップにポジティブに!

 

閉店した商店にゲリラ的に貼られているポスター、

「私はウイルスじゃない」

「ウイルスが差別しているのではない

 人間だ」。

 

もちろんコロナウイルスのことですが、幸いにも私自身は差別をまだ感じていません。

「不当に差別されていないか?もし、あなたが所属している団体でコロナを理由に差別されているなら、医者として対策をとることができるから、何でも相談しなさい」と言ってくれたかかりつけ医、「特定の人種に対して『危険だ』って論じる段階ではないよね、ナンセンス」と言ってくれた友人、私を見て、反射的にサッとマフラーで口元を隠し眉をひそめた女性に、大きな咳払いをして不快感を訴えてくれた同じカフェに通う常連客のおじさん…。差別するのも理解するのも、人間です。

 

 

そんなカフェに置いてある日刊紙も、今日は4面ぶち抜きでコロナウイルスの話題。主に世界経済の影響についてですが、一方で同じ日の社会面には「パンツ毎日はきかえてますか?」という特集がされていました。

グラフは上から「毎日履き替えている」「一週間に2回」「一週間に1回」「15日に1回」、そして男性の1%が回答した「何も履いていない」。

 

手洗い・うがい以外に徹底しなければいけない何かがあるのでは…?

 

銀行に行ったらドアがボッコボコだ!

強盗…ではなくて、これはデモ隊が通ったあと。2019年12月5日からはじまった年金制度改革に反対する大規模な無制限ストライキは交通の面ではほぼ収束していますが、それに伴うデモは今なおたびたび行われています。

 

 

デモ行進は警察の発表と警備のもとに挙行されますが、商店の窓ガラスを割ったり、通りにスプレーで下品な言葉の落書きをしたり、しばしばその騒ぎに便乗する人がいることに目を向けない訳にはいきません。その後に残るのは、無残な姿です。

 

緊急隊員のストライキは法律で禁止されているフランスで、この火曜日に行われたのが消防隊員のデモ。人員不足などによる劣悪な労働環境が改善される目処が立たない中、ストライキに参加することのできない彼らの行列は、いつまでもいつまでも続いていたのでした。

 

食べる前に手をゴシゴシ。風邪が流行る季節になると、よく見る光景です。

外出先でご飯を食べる前のアルコール消毒。薬局のレジ横、スーパー、大抵どこにでも1ユーロ程度で、こんな感じの携帯用が置いてあります。

 

マスクをしない、胃がすぐれない時には気の抜けたコーラを飲む、うがいよりも生理食塩水での鼻うがいスプレー、喉の痛みにはイナラシオン(お湯にアロマオイルをたらして、鼻から蒸気を吸入する)、予防として意外とプロポリスを飲んでいる人がいる、体力が落ちたと感じたときにはマグネシウムのサプリ、その割には皆さん気温0℃でも足首を出したお洒落をされていますね…など、風邪対策もいろいろのフランスです。

 

どのバッグにも消毒ジェルが入っているほど、私ももうすっかり習慣化してしまったジェルでの消毒ですが、外食の前には「あー、濡れたおしぼりで手をキュキュッと拭きたい」と思わないでもなく。そしてウエットティッシュを持っている人を見ると、「日本人だ!」と思うことも、しばしば。

 

ネズミ捕り=Radar(ラダ)。英語の「レーダー」をそのままフランス語風に読んで「ラダ」です。

 

空港に行く道すがら、ハイヤー会社の社長兼ベテランの運転手さんに問うてみました。

「フランスのネズミ捕りってどこにあるか全然わからないんだけれど、ムッシューほどプロになると、どこにあるか分かるもの?」と。

ムッシュー、当たり前だろという顔をして「パリを出てオルリー空港までの間にどこにネズミ捕りがあるかなんて全部知ってる」。

 

お話によれば、800mごとにあるというレーダー。

「空港に向かう車なんてみんな急いでいるんだから、俺達はみんな警察のインパラだ」なんてかっこいいことをいいながら、レーダーがあるポイントごとに教えてくれるベテラン。曰く、トンネルの中には無いがトンネルの出口には必ずあるので、特に慎重にアクセルを踏むらしい。

サルコジ政権時に下げられた制限速度のせいで商売上がったり、従業員のスピード違反罰金が一ヶ月で100万円近くになった、エトセトラ、エトセトラ。

昨年の12月5日以来続いているストライキの件もあり、車社会の皆さんも何かとストレスが多そうです。