新年度になってから、我が家は


①外遊び用の靴を忘れる。
夫が迎えの日に持ち帰り、夫の車に入れっぱなし。(白目)
私は持ち帰ったことすら知らなかった。

②お昼寝用パジャマを忘れる。
これも夫が送りの時に持ち忘れました。

③連絡帳を持ち帰り忘れる
これも夫が以下略


という、まだ進級間もない中でハイペース忘れ物をかましています。

書くほどでもない小さなうっかりはもっと連発してるかも。





家事・育児にはかなり協力的な夫。

一方で、普段から忘れ物や失くし物は多い。

開けっぱなし・付けっぱなし・置きっぱなしなんかも日常茶飯事。
むしろちゃんと片付けていたら珍しすぎてビビるレベル。





家庭でだけ手を抜いているわけではないらしい。

人との約束も時間に遅れることは珍しくないです。

仕事でも理由なく遅刻することがあります。


職場の大事な書類とかも失くして始末書書かされています。(しかも1回ではない)

最早ADHDを疑うレベル

本人は
「起きちゃったことはしょうがないよね」
無駄に前向きで懲りていない。

ただ、自分以外のミスにも大らかで優しいです。
そこは良い所かも。








保育園送迎の役割分担はあまりキッチリ決めてはいません。

その時に行ける方が行っている感じ。



なので、

夫:登園の送迎
忘れ物
私:降園の送迎
担任に忘れ物を指摘される
私:帰宅後に夫にキレる

ということが度々あります。笑






そもそも、そんな夫だと分かっているのに送迎させているのは私。



私だけが送迎すれば大分忘れ物は減らせます。

(私も人間なのでゼロではないと思います。でも流石に夫みたいに常軌を逸した頻度にはならない自信はある。)





ただ、


・フルタイム共働き何だったら私の方が給料が良い

・私に何かあった時のため、夫にも一通り育児ができるようになっておいてほしい。

・私がワンオペすることでキャパオーバーになりたくない

何だったら夫側が、私がブチギレることに対して過度にビクビクしている

私より給料が低いのに私より家事育児をしないのは何となくムカつく


などなどの理由から、夫も保育園業務を分担している現状です。








担任の先生は持ち上がりではなく、新しい先生です。
(昨年度は以上児クラス担任だったらしい。)



新しい先生の目から見たら、我が家はさぞ忘れ物が多い家庭に写っていることでしょう。(白目)







ある日、夫が朝の登園の送迎をしました。

その日は月曜日で、普段の荷物に比べて持ち物が多い日でした。
(お昼寝用布団、ブランケット、パジャマ、お昼寝セット用袋などが追加になります。)


持ち物を厳重にチェック。

確かに全部あるのを確認し、夫に託しました。







次の日の朝の登園は、私が送迎しました。



登園後の荷物整理を行なっていると、担任の先生に話し掛けられました。

「お昼寝用のブランケットが入っていなかったので、持ってきてもらえますか?」
と。





たったその一言が、私の心をざわつかせました。





『お昼寝布団セット丸ごと忘れたならありえるが、ブランケットだけ無いなんてありえない。』


『確かに何度も確認して、ブランケットも入れた記憶がある。』


『あと、昨日のお昼寝の時点で分かってたなら連絡帳に書いてほしい。そうしたら今日の朝持っていけたのに。』


『と言うか、「お昼寝用のブランケットが入っていなかったので」ってよく言えるな。』

似たような業種(支援学校教員)の私だったら、
「探したんですけど見当たらなくて、すみませんがお家でも探してみてもらえますか?」
的な言い方すると思う。今後の関係を考えて。


『我が家がしょっちゅう忘れ物してるから?「こっちのせいに決まってる」って決めつけてるのでは?』


『でも忘れ物を連発しているのは事実だし、そう思われても仕方ない。』


『いやいや、忘れ物が多いからってはなから決めつけられる筋合いはないだろ。』


『でもこれで反論して「やっぱり我が家が忘れてました」とかだったら情けなさすぎる』


『じゃあこっちが忘れたことにして引き下がる?…次回からも同じようなことがあったら、その度に身に覚えのない「すみません」を繰り返すの?』


『実は保育園にあった場合、こちらが今引き下がったら、これ以上探してもらえないのでは?』


『ブランケット単体はそんなに高価なものじゃないけれど…毎回こうやって物が失くなっていってしまうのでは?』







色々ぐるぐる考えた結果、勇気を出して率直に思ったことを伝えました。


「確かに入れたと思うんですけど。」

「今、布団棚の中を見せてもらって探してもいいですか?」
(保護者が自分で入れるシステムなので、割と自由に見れる風潮です)

「それでも無ければ家から予備のものを持ってきますので。」
(洗い替え用に数枚あります)




…自分でも相当面倒臭い親だな、と思いました。





私の発言を受け、先生を巻き込んで朝っぱらから布団棚を大捜索。

それでも、ブランケットは見つかりませんでした。





見つからなかった以上、引き下がるしかない。



恥ずかしい気持ち
納得いかない気持ち
折り合いがつけられずモヤモヤしましたが、

「わざわざ探してもらったのにすみません。家から持ってきます。」

先生にはそう伝えました。



その後、夫に連絡して予備ブランケットを保育園に届けてもらいました。
(夫の方が仕事の始業時間が遅いので、私が送迎した後も夫は家に残ってることが多いです。)







その日の夕方のお迎え。



担任の先生が私を見て

「お母さんすみませーん!ブランケットありましたー!」

「昨日はどんなに探しても無くってぇ。今日はポロッと出てきたんですー。」

と言ってきました。





あったなら良かったね、で終わらせられれば良かったのですが。





黒い気持ちがむくむくと湧き上がってきました。



『ほらね。やっぱりあったじゃん。』

『よく「入っていなかったので」って言えたよね。』

『こっちを疑っておいて、軽いなぁ。』

『本当に昨日よく探したの?靴下とかじゃあるまいし、ブランケットなんて大きい物どうやったら見逃すの?』

『私が食い下がったから探してみただけじゃないの?』





…こんなこと言うと意地悪かもしれませんが。

この時は、「いいですよ、気にしないで下さい」と笑顔で言いたくなかった。



かと言って糾弾しようと思ったわけでもないんですけど。





先生と目を合わせられなかったし、乾いた苦笑いが自然と出てきてしまいました。







私の様子にヤバいと思ったのか、園での息子の様子の怒涛のベタ褒めが始まりました。

どうにか私の機嫌を復活させようとする先生。





…そういうことじゃないんだけどな。





忘れ物やうっかりは誰にでもあるし、我が家だってこれからも忘れ物をするでしょう。

その後の対応が大事なんだと思うんです。





でもこの先生には、誠実さというか、実直さというか、そういうものが感じられない。





続きます。